ホンダ GB250 クラブマン

 TOPページで紹介している理由で、クラブマンと決め、1型〜5型のどれをチョイスするか? 迷いました。 年相応かもしれませんが、レトロチックなメッキフェインダーが第一条件で、エンジンの調子を考えると最新型、シートのプラ製リアカウルはあまり好みでなく、5型にしました。  初めて乗った第一印象は、3,000〜4,000rpmの振動の凄さで、ハンドルとシートがマッサージ機ではないか?と思うくらいです。 これはエライマシンをチョイスしてしまったと、その時は思いましたが、ショップの人に聴くと、「店頭で売っている10万円(ノーマル・保証・整備費込み・車検半年残)のSR400の振動なんか、その倍以上だよ」という事で安心しました。 その後、約50km走ってみて、慣れたせいか振動をアクセルワークでコントロールできるようになり、面白さと心地良さが解ってきました。 ハンドルの振動が大きい原因は、後日インナーチューブ固定用のソケットボルトが欠品していたと解りました。 1台に100本以上有るネジの欠品を、短時間で見付ける事は、100%素人の私には難しく、これから購入する方は、時間を充分使ってのチェックをお勧めします。 走りの方は、比較的低速トルクが有るので、6速でも40km/hから加速でき扱い易く、マフラー排気音は、4ST単気筒独特の音色で心地良く、特定回転ではカブに似た音がしたり、面白く、段々はまって行きます。 購入に当たって、Webのショップ情報で、5箇所の見積りを取り、価格対策で自賠責加入、ナンバー登録が自分で出来、コストパフォーマンスの良いマシンをGETできるショップを探し歩きました。  

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旅立ち

 平成20年10月4日友引&快晴は、キャブレターのメンテなど漸く弄くり熟れたところで、NEWマシン乗り換えで、新しい里親への引渡しラストツーとなりました。 写真は、筑波へ向う途中の守谷SAです。 里親は、これからの日本を支える若きライダーで、別れ際に「大切に乗らせて戴きます。」と丁寧に云って戴け安心しました。 今日も絶好調マシンで、バイクでは、初走行の外環道、常磐道と3桁超え速度でも安定して走れました。 いつまでも元気で走っていて欲しいと願いながら、筑波エクスプレスの始発から終着まで乗って帰宅し、NEWマシンを引き取りに行き、走り初めで、いつもの高幡不動まで行きました。

購入ガイド

 千葉、埼玉、神奈川も含めWeb情報で5型を探し、登録や自賠責加入を自分ででき、マシンの程度も良く、他店よりも3〜5万円安く済むショップを見つけ、写真の都内のMCガレージでGETしました。 走行は、2万km弱(中古なので不明ですが、実走の感じです)で、整備費込みで20万円。 この店は、クラブマンに強く、他にもカスタム含め5台有りました。 写真のご主人は、バイクを良く説明してくれ、買う前に約1km一緒にテスト走行をしてくれ、ハンドルのブレや、加速など確認納得してから、購入できました。 ただローンも自分でやらなくてはならないのが、少し面倒でしたが・・。 高級饅頭のお土産、ナンバープレートの化粧ネジ、クリーナーをプレゼントしてくれ、携帯にTELすると「今オークション会場にいるんだけど・・」 とか、「登録や自賠責加入で儲けようなんて思ってないから」など、素直な方でした。 「いのっちのHP見たよ!と云えば、サービスするから」と云ってました。 パソコンが苦手で、インターネットをやってない店なので、メール連絡はできません。 店は、ガレージの奥にあり、少し解りずらいです。  

メンテ情報

 購入1ヶ月前に写真左のマニュアルをGETして、下調べをしました。 クラッチやリアブレーキなどメンテした方が良さそうな症状があり、後日の楽しみに残してあります。 KH125と違って、かなりメンテが必要そうで、これからが楽しみです。

メンテ記録  エンジン  吸気系  足回り

     電装系   その他   部品情報

ナンバー登録

  東京西多摩郡在住の場合、ナンバーセンター八王子で登録します。 250ccバイクの場合は、16:30受付終了です(4輪は16時まで)。 登録は、大げさで云えば中学生でも出来ます。 下位の書類を持って、No.1の代書屋に書類を出せば、約3分で申請書類作成が終わりました。 自分で書類を買って書くと、ここの場合かなり書く所が有り、1100円で代書を頼むのをお勧めします。
   軽自動車販売証明書・譲渡証明書(バイクショップより入手)
   軽自動車届出済証返納済確認書(バイクショップより入手)
   住民票
   自賠責保険証書(ナンバーセンターでも加入できます。 フレームナンバーで加入できます。)
 次に、NO.2の指定された窓口へ行き、1文字1文字念入りなオバサンのチェックがあり(そういう意味でも代書がお勧め)、印鑑を数箇所捺され、3分位で終了します。 次にNo.3の指定窓口へ行き、書類を出すと、2分位で終わりです。 最後にNo.1に戻り、ナンバープレートを520円で購入して完了です。 全工程10分程度でした。 バイクショップに登録を頼むと、1〜3万円弱かかるので、自分での登録をお勧めします。

 セッティングデータ  平成20年8月10日時点

前回オイル交換時のメーター指示

14,500km (平成20年1月13日メーター交換後換算値、2000km毎交換、冬G3、夏S9?)

プラグ DPR9EA−9  

 標準の8では、少し白焼け傾向なので、高速走行に備え熱価をUPして9番に変え、約80km走行後、写真左の状態。

燃費  33 km/g (峠、高速道含む)
コンプレッション  10 kg/cm規格14±2kg/cm
キャブレター  MJ : 130 (STD)
   PJ : 40 (STD)
タイヤ F:90/90-18 51S ダンロップ ロードマスター TT100  R:110/90-18 61s K300

各部の紹介

 SR400のリアのメッキフェインダー廻りに憧れ、それに近いクラブマン一番のお気に入りポイントが、レトロチックな写真左です。 次に、タンク下にぎっしり詰まっているDOHCエンジン。 何時か、1型のデュアルマフラーに交換して、レトロ感をUPしたいと思ってます。

 お気に入りのメッキ、Wメーター。 ヤマハのルネッサも候補だったのですが、あの1メーターが今一つでした。 タコメータのレッドゾーンは、DOHCの凄さを表現して、これもお気に入りです(ホーネットやバリウスの高回転型は、例外)。 実際に2ST並みの吹き上がりで、REDゾーンまで素早く廻ります。 パンドルは、新品のようにピッカピカ。

 ディスクブレーキは大型で、PADは残量から見ると、新品のようでした。 フロントタイヤには、少しヒビがあった為、ライコでダンロップのハイグリップタイヤ ロードマスター TT100に替えました。 フォークのブーツは新品のようです。 メッキのフェインダーが輝いてGOOD。
 メットホルダーとシートロックが兼用で、シートが簡単に外せます。 後ろにミニ収納があり、自賠責書類、予備の電球、プラグ、ブレーキとクラッチレバーなど収納に便利です。
  写真は、アイドリング調整ノブです。 始動時は調整するのが日常な為、指で簡単に調整できるようになっています。 ミニトレのVM20は、アイドリング専用の通路がキャブ内にあり、一度調整すればあまり弄る事はありません。  クラブマンは、アクセルのスタート位置のオフセット量を決めているだけのシンプルな構造です。
  両写真は、左右のサイドカバーを外したところです。 メンテナンスフリーのバッテリーが高そうで、何時か新品を買う時は、大変です。 キースタート位置で、ライト&ウインカーが点灯する設計で直ぐに上るので、後日この対策を紹介予定です。 写真右下に工具入れが有り、キーロック付きです。 工具を調べると、プラグレンチが無く、市販のロングタイプが使えず、かなり苦労したので、購入時は必ず純正品があるか要確認です。
 タンクの下には、直径約65mmの太いフレームがあり、心強いです。
 写真左は、エアクリーナーとFUSE BOXのカバーを外したところです。 写真右の赤印部は、ここからエアフィルターを通らない外気が直にキャブに入ります。 これは、エアクリーナーBOXが変形して、蓋との間に隙間ができる有名な話しのようで、吸気効率がUPして、薄めの設定になり、抱き付きの心配があります。 この恒久対策を吸気系のメンテページで紹介しています。 

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