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エンジン メンテナンス

※本内容は、素人によるメンテです。 チャレンジする場合は、自己責任にてお願いします。

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プラグレンチ   コンプレッション測定   ギヤチェンジアームメンテパート2
エンジン&マフラー磨き

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クラッチ交換(平成19年12月16日)

 始動後20分くらい経った以降は、ギヤがニュートラルに入らない症状がありました。 エンジンを切れば正常に入り、クラッチレバーのミートポイントを調整しても、100歳までライダーのヒデさんのアドバイスでエンジンオイルを再交換してもだめでした。 残った原因は、サービスマニュアル記載の、クラッチプレートの歪みなどで、クラッチが完全に切れないのが原因と予想され、交換にチャレンジしました。 分解していく中でロックナットを外そうとしたところ、悲劇が待っていました^^;。 結局、超高額な大型インパクトレンチが無いと外れないという事が解りました。 いつも部品購入でお世話になっている、ホンダショップに聞いたら「クラッチ交換だけなら工賃8,000円でいいよ」と快く引き受けてくれ、土曜日の昼に頼んだ直後に、約1km離れた自宅まで、無料で引き取りに着てくれ、今日の昼には完了でした。 ホールディングTOOLの半額位で済み、さらに、気がつかなかったフォークのネジ欠品など点検、指摘してもらえ、ラッキーでした。 その後、約30kmテスト走行したところ、ニュートラル問題がクリアしただけでなく、通常のギヤチェンジが凄く軽くなり、ガタツキも無くなりました。 これでロングツーも安心して行けそうです。 今回は、いいショップが近くに見つかったという事が、一番の収穫でした。 

 交換しようとした部品一式です。 この他には、クランクケースのガスケットが必要です。バネなど一部の部品は、3〜5型用なので要注意です。(部品情報参照)
 クランクケースカバーを外してロックナットを見ると、一部が折り曲げてあり、回り止めになっていました。 ドライバーで写真左のように曲げを直し、ロックを外し、レンチで外そうと力を入れた直後、何と!写真右のようにプッシャープレートのボスが、根元から折れてしまい、呆然となりました。 この後ホンダショップに直行しました。 

オイル交換(平成19年12月23日、平成20年6月7日)

 先日のクラッチ交換の前に、オイル交換をしたので紹介します。 交換後ギヤがニュートラルに入らないのは変わりませんが、良くなった点は、アイドリングが1,300rpm程度の時で、ゆっくり加速した際、一時的にエンストしそうになるのが直りました。 購入時に販売店でG1にSTPオイル添加剤を入れましたが、相性が今一だったようです。 オイルは、ホンダが過酷なテストの上、最良な状態で、チューニングしているので、純正がベストと思います。 4STオイルは、ギヤだけでなく燃焼まで影響するので、添加剤は相性の問題があり、入れない方がベターと思います。 添加剤を入れないと調子が良くないという場合は、原因が他(プラグの汚れ、エアクリーナーの汚れ、BOXの穴など)にあるので、真の原因を直す方がベストです。

 約5分くらいアイドリングするか、走行してエンジンを暖気し、サイドスタンドで止めます。 写真左の所にあるドレインボルトを緩めて外した直後、暖まったオイルが、噴出しますので、広口の受け皿を準備した方が良いです。 あまり暖気すると、熱くなるので、火傷に要注意です。 出ている最中にオイルゲージを外すと、さらに良く出ます。 出る量が減ったら、キルSWをON(エンジンがかからない状態)にして、セルを1〜2秒ONします。 最後に車体全体を左右に振り、出る量が数滴程度になるまで待ちます。 廃油は、廃油保管用のポリタンクに貯めています。
 ドレインボルトのアルミワッシャーが、傷や磨り減りがあったら交換し、無ければクリーニング後、エンジンに手でネジ込みます。 始めからレンチを使い、万一斜めに入れてしまうと、アルミネジが変形して入ってしまう場合があり、手で締めた方が安全です。 アルミネジなので、サービスマニュアル(SM)指定の締め付けトルク2〜3kg-mで、トルクレンチで締めます。 トルクレンチを使わず、締めると、殆ど規定以上で締めてしまうので、危険です。 万一ネジ込んだ後に折れると、最悪クランクケースを開ける事となり、5万円以上の出費になる可能性があります。 アルミなので、手で強めに締めて数回繰り返した後、疲労破壊で折れるのが怖いです。 
 オイルを入れたり、残量の点検する時は、センタースタンドを使います(SM記載)。 オイルはWeb情報でS9を入れる人が多いようですが、シリンダーヘッド付近より異音が増えたという例が数件あったので、SLグレード半合成油のG3(10W−40)にしました。 近くのホンダショップの方からも、「いいオイル入れているね」とお墨付きです。 ジョイフルホンダで、バーゲンでもないのに半額近い1,150円でGETできました。 1.5リットル入れるので、2缶買いました。 注入後2〜3分走行し、残量確認をしますが、写真右のゲージを挿した状態でネジ込まずに、UP/LOW目盛りの中にあるか確認します。  
 平成20年6月7日
 前回オイル交換後からの走行距離は、約1,500kmですが、半年経ち汚れていたので、サービスマニュアルを参考に夏用グレード10W−40に変えました。 GBでの夏は初体験で、Web情報で構造上夏の熱さに弱いエンジンというコメントがあるので、夏用グレードは必須のようです。 前回交換後からオイルが変り、G3は、10W-30になったので、今回S9の10W−40にしました。 ジョイフルホンダで半額近い1250円/缶で2缶GET。 交換後、自宅→相模湖→津久井湖往復で約100km走行したところ、全体的にトルクUPした感じで、一番良くなった点は、中間加速のモタツキが改善され、スムーズになりました。 ただ、上記噂通り?、帰りの高尾付近で信号待ちをしていると、カチカチシリンダーヘッド付近から異音が出て、多摩川を渡る頃には無くなり、タペット調整ずれの起き始めか?、S9によるものか不明ですが、初めて聴いた音です。 GBに乗り半年経ち、今日の峠越えや街中走行で、やっとミニトレを操る感じに一歩近づいた感じで、GBが一回り小さく感じました。

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ギヤチェンジアームメンテ(平成20年1月26日)

 クラブマンの大事なウイークポイントに、チェンジアームのガタによるスピンドルギヤシャフトの山削りの問題があります。 このシャフトの山が削れて無くなると、ギヤチェンジが出来なくなり、クランクケースを割って交換する必要が有り、7〜8万円の出費になるという情報があります。 チェーンの直ぐ下にチャンジアームが有り、チェーンのゴミが溜り、動きが悪くなります。 今日エンジンのコンプレッションを測っていた最中、たまたま見たらガタが有り、フランジボルトをいくら締めてもガタが取れず、外してクリーングし、組み直しました。 テスト走行すると、今までシフトの時にフニャフニャという感じでシフトしていたのが、ギヤのシフトが確実に足に伝わり、大改善でした。

 写真左矢印のアームの割の所に小石などのゴミが入り、ネジをいくら増し締めしても、ガタは直りません。 アームを外して、パーツクリーナーでゴミを取り、グリスアップして、取り付けます。 外した時に、シャフトの山を点検すると、写真右のようにOKでした。 ここは、頻繁に点検した方が良さそうです。 最悪削れてしまった場合は、溶接するという、荒業もあります。

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ギヤチェンジアームメンテパート2(平成20年6月29日)

 本日雨の中、親父の七七日の法要を無事営む事ができ、一区切りといった感じで、これから伸び伸びしたツーリングが再開できそうです。 そのツーリングに備え、先日行ったメンテの一部を紹介します。 
 バイク購入時から、チェンジアームのダストカバーが付いて無く、気になっていたので付けました。 ついでにチェンジペダルカバーも変えました。 これで当面安心です。

 左が、ダストカバー、右がチェンジカバーです。 (部品情報参照)ダストカバーは、最後の1個をGETしたので、在庫無しということで、正規品番の物は、当分入手できないようです。 先日ツーリングに行った際、CB400?などのダストカバーと形状が似ていたので、代替で使用できるかもしれません。 
写真のように左は、カバー無しでした。
   左の写真は、パーツクリーナーでのクリーニング前後です。 内部が汚れて動きが少しガタついていました。 クリーング後、モリブデングリスを良く塗り、スムーズになりました。 写真右のチェンジアームもクリーニング後、グリスUPしました。
 カバーを取り付ける時は、チェンジアームを外し、シャフトのロックナットを緩め、左回転させ、チェンジアーム側のシャフトを外し、両カバー共に頭の体操をして挿入して付けます。 付けた後、チェンジペダルの位置が丁度いいか確認してから、シャフトのロックナッタを締めます。

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プラグレンチ(平成20年1月30日)

  コンプレッションを測るため、プラグを外そうとしたところ、車載工具にプラグレンチが無く、ショップを3軒探しまくり、半日も潰し、やっと外せるようになりました。

 キタコのロングタイプをDSでGETし、M12のロングナット(50mm)を差込、ガタはガムテープで取ったところ、上手く使え、工具入れにも入りました。19mmのレンチで回ります。

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コンプレッション測定(平成20年2月3日修正)

  プラグがやっと外れ、コンプレッションを測ったところ、意外なデータに、また悩みが増えました。 今まで圧縮低下の症状は、感じた事が無く、始動は常時3秒程度以内で掛かり、加速不足も感じず、高速では向かい風でも120km/h以上出ます。 測定法を確認して、再測定しました。

 コンプレッションを測ろうとした所、プラグがφ12mmなので、アストロプロダクトで、写真右のアダプタ(1,150円)を買い測定しました。 コンプレッション測定前に外したプラグを見ると、比較的白焼けだったので、2月11日熱価を1ランクUPしました。 
 SM通り、暖機運転後排気口付近で80℃の時、セル4秒で測ったところ、最高10kg/cmでした。写真赤線が規格14±2kg/cmの許容範囲です。 2回測っても同じです。 SMによると原因は、タペット調整ずれ(バルブ位置)、バルブの不良、ガスケット漏れ、ピストンリング不良、過去の抱き付きと段々酷い内容になります。 後日、ホンダショップで相談しようと思います。 

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マフラー&エンジン磨き(平成20年7月20日)

 ロングツーリング前に、マシン購入時より汚れていたマフラーの転倒跡と、シリンダーのフィン、セルモーターなどを磨きました。 今回使用の磨き材は、ボンスター、ピカール、ピカピカンなど持っていますが、ライコ店お勧めのメタルコンパウンドを使いました。 シリンダーは満足できる仕上がりで、この後、奥多摩周遊道路で、OUT−IN−OUTのライン取りや、セルフステアの曲がりなどを楽しめ、好天の中綺麗なマシンで峠を走るのはいい感じでした。 さあ次は、今日の走りを活かして、日本一標高の高い国道を目指して、ロングツーです。

 クランクケースカバーも磨こうと、写真のサイザルなどのセットを、ジョイフルホンダで1,980円でGETしましたが、汚れはギリギリ我慢できそうだったので、今回は待機としました。
 写真左のマフラーの転倒跡の黒い跡を、メタルコンパウンドで磨いたところ、浅い黒染みは落ちましたが、深い部分は、写真右のように残りました。
 写真左が磨き前で、右が磨き後です。 割り箸にウエスを巻いて、炎天下でゴシゴシ磨きました。 遠くから見るとかなり綺麗になった感じで、こちらは満足です。 

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