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ケッチ KH125

 125ccではパワー、デザインなど大変気に入っているケッチですが、軽2輪に乗り替える為、泣く泣く手放す事にしました。 
  写真は、平成19年11月11日(大安)、次の里親へ送り届ける日の朝、最後の姿です。 今年も庭のミカンが良くでき、ピッカピッカなケッチと一緒に撮りました。 次の里親は、リバーサイドの近くで、大変親切・丁寧な方でしたので、安心して見送れました。 その後、平成20年4月に、愛車の元気な様子のツーリング写真を送って戴け、超嬉しいです^^。
 

 

KH125整備 &  ツーリング記録 

 KH125は、Web情報が少なく、これから苦戦しながら兆戦していこうと思います。 また、ミニトレ同様にツーリング情報も更新していきます。 写真は、メンテに必要な、部品リストと旧KH125のサービスマニュアルです。 タイカワのサービスマニュアルは、当面入手できないので、構造が一番近い旧KH125のマニュアルを入手して、メンテに必要な各部締め付けトルクなどの参考にします。

  エンジン関係  足回り  

   電装系  その他  部品情報

     


KH125の紹介

※旧は国産KH125のサービスマニュアル値を参考に追記しました。

 ★ エンジン : 2ST 単気筒 123cc ロータリーディスクバルブ、プラグ B8ES/BR8ES  ( 旧:124cc )
 ★ 馬力 :16.5ps / 8,500 rpm  ( 旧:13.5ps / 7,000 rpm )
 ★ レッドゾーン :  9,500 rpm  5速  ( 旧:6速 )
 ★ 燃料タンク容量 : 13 リットル (旧:11.5 リットル )
 ★ 実測燃費 : 31 km/リットル(峠道走行含む) → 満タン走行可能距離:403km (燃費は、随時更新予定)
 ★ 前後輪ドラムブレーキ : 実用上、現在のところ急制動に関して不満無し。  ( 旧:前輪ディスク )
 ★ 標準タイヤ(チューブ仕様) : 前輪 2.5-18 40L  後輪 2.75-18 42P
                     ( 旧:前 2.75-18 4PR AIR 1.75 kg/cm  後 3.0-18 4PR AIR 2.25 kg/cm )
 ★ バッテリー : FB4L-B,12V 4AH、 ヒューズ ガラス管30mm 15A 1本   ( 旧:6V系 )
 ★ バルブ : (電圧は全てDC12V) ヘッド 35/35W、ウインカー 10W、テール 18/5W、メーター 3.4/1.7 W ( 旧:6V系 )
 

 写真左は、キャブレターカバーを外した状態です。キャブレターは、VM型で気になるメインジェットは、店員談と部品リストから、丸大仕様のようです。 アイドリング調整ツマミは写真のように上側に有り、左回しで回転が上がります。このような構造なので、パワーフィルターを付けるのは、不可でしょう。 この構造の欠点は、エアースクリュー調整ネジが写真説明の所にあるため、エアクリーナー無し状態で調整するので、カバーを付けた実装状態とアイドリングが変化すると予想されます。 シリンダーはサンドブラスト処理済みで、新品のようです。 ピストン、ピストンリング、ガスケット類も新品です。 写真右は約250km走行後のプラグの状態で、さすがプロの調整で、最適な焼け状態です。

 写真のスピードメータは、誤差が多いという噂ですが、現在未確認です。 燃料計は、少しずつ変動する現象が噂通り出ますが、ミニトレと比較してあるだけましという事で、目安程度にしています。 リザーブ以降は、ミニトレ同様に時々キャップを外してチェックしています。 夜は写真のように透過式照明なので、なかなか綺麗です。

 写真左は、エアクリカバーとサイドカバーを外した状態です。 工具は、サイドカバーを外して取り出します。 構造的に気になるところは、エアクリカバーの吸気口の面積が小さく、吸気効率を小さくした設計という点です。 写真右は、工具の内容で、標準仕様より2点多くなっていました。
 写真は、お気に入りのリアの様子です。△マークの格好悪いリアフェインダー部は、ネジ4本で外れ、シート側には泥除け部分があるので、楽々ドレスUPできます。 特に、チェーンカバーは、現行モデルの格好悪いママチャリと同じように全部覆ったタイプでは無く、写真のように、旧国産ケッチのような物が付いて、今回購入を決めた要因の1つです。 タンクやリアシートカバーは、購入店のリバーサイド(リンク参照)オリジナルプロ仕上げ塗装で、センスが良く、これも購入を決めた要因の1つです。 特に太陽光の当り具合で赤の部分がオレンジに変化する塗装は、お気に入りです。 フレームグリップ、タイヤ、スポーク、リム、ウインカー、チェーンは新品です。 シートは、現行の2色では無く、黒1色でこれもお気に入りポイントです。 リアサスは、高さ調整可能なタイプで、3段目にセッティングしています。
 一番お気に入りの新品のメッキカバーが付いた、メーターです。 ミニトレの1.5倍近くある大型ヘッドライトのリムも新品です。 LRの各レバーは、贅沢にもアルミ削りだし仕様の新品が付いていました。 もちろんインナーチューブのサビやオイル漏れはありません。 これだけ新品パーツが付いて、オリジナルプロ仕上げ塗装、ドキュメント、整備費も含めて総額18万円でGETできたのは、ラッキーだったかもしれません。
 テールランプが、リアのシートカバーにきっちり収まり、GOODです。
 エンジン(キャブ、サスも)など主要部分は、MADE IN JAPANと書いてあり、安心です。
 エンジンオイルは、サイドカバーを外し、タンク上側を外に出し、給油します。 容量約1リットルのオイルタンクにはメーターがあり、サイドカバーを外さなくても見えます。 但し、スピードメーター内に警告灯が無いので、このメータを時々見る必要があります。 噂通り消費量が多く、約250km走行でご覧の残量です。 カワサキの純正エンジンオイルは、ホームセンターには置いて無く、ライコでやっとGETしました。 オイルの色は、ヤマハ同様緑です。
  写真左は、シートを外したところで、ネジ2本を外すだけです。タンクを外す時は、燃料計用コネクタを外し、ドレイン用のホース2本を垂らしておき、燃料コックのホースを外します。写真右は、シート側から見たタンクの底で、黄色の矢印の凸部が、黄色丸印のゴム孔に挿入してあるので、オレンジ矢印の方向に引き上げます。 次にシート側へタンクを引けば、外れます。
  写真左は、シートとタンクが外れたところで、この状態でコンプレッションを測ったところ、10.4kg/mもありました。 エンジンが冷えた状態なので、正規測定法の暖気後なら、もう少し上がると考えられます。( 旧:7.7<STD11 kg/m

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