カワサキ ケッチ KH−125のメンテページ

電装系

※本内容は、素人によるメンテです。 チャレンジする場合は、自己責任にてお願いします。

アーシング

アーシング(平成19年 1月13日)

  バッテリーは新品に近い状態ですが、ホーンの音がミニトレより小さく、ウインカーの点滅もたよりない感じだったので、電源強化対策でアーシングをしました。 アースワイヤーは、2SQの12Vで200W許容の太い黒ワイヤーを使用しました。

 写真左のようにノーマルのシリンダーヘッド固定用のネジは、M8フランジ付き六角ナットです。
 アーシングで最も効果があるのが、プラグのスパーク改善で、ノーマルでは、プラグのGNDは、スタッドボルトを通して、クランクケース→フレーム→IGコイルのルートで繋がり、抵抗が大きくなります。 そこで、写真上のナットを、M8×30の長ナットに変え、M8×20のネジにアースワイヤを共締めして、IGコイルのアースと接続しました。 テスターで測定したところ、0.4Ω→0.2Ω程度の改善ですが、理論上スパークが増え、始動性が改善されるはずです。 始動は従来からキック1〜2発始動だったので、今回は直接効果が解りませんでした。
 写真左の黄色が、今回追加した4本のアース線です。 購入時から気になっていたのが、バッテリーからのアース線(写真青線)が、緑で示したネジでフレームに単独で繋がっているだげで、 ワイヤーハーネスのGNDと直接繋がっていない点でした。 ハーネスのGNDは、バッテリー奥のCDIと思われるパーツの取り付けネジに共締めで繋がっているだけでしたので、この間を直接繋ぎました。ホーンやライト類のGNDは、ミニトレのようにフレームアースでは無く、ワイヤーで全て繋がる仕様だったので、アーシングの意味がないので止めました。

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