|
|
 |
今や子供に大人気なのがハムスター。夜中の車輪回しだけはどうにかして欲しいと思わない訳にいきませんが、愛くるしさは魅力です。
そんな愛くるしいハムスターですが、南米ボリビアでは”狂犬病”の感染源として恐れられるようになってしまいました。飼い主を噛んでしまったハムスターが、狂犬病に感染していた事実が発覚、飼い主を噛んだ数日後にそのハムスターは死んでしまったそうです。ボリビアでペットとして飼われていたハムスターはいずれも輸入されたもので、その輸入元は主にヨーロッパ。日本にもヨーロッパからすでに１００万匹以上が輸入されてきています。
厚生労働省の発表では、日本国内のハムスターに狂犬病の感染は見られないとのことですが、緊張させる話。
実は「狂犬病」ってどんなものだか私はあんまり知らなかったのです・・・でもこれが、調べてみるとコワイ病気。まず治らない。有効な治療法が未だ確立されていないため、いわゆる”不治の病”とも言え発症すると100％の死亡率だそうです。日本ではここ数十年発症していないそうですが、日本、イギリス、スカンジナビア半島の国々等以外の地域では、現在も発症例があるとのこと。海外などで犬、猫、コウモリやあらいぐまに噛まれて感染することがあるようで、何と１年以上の潜伏期間を経て発症することも。発症すると発熱や食欲不振などの症状をおこし、数日以内にほぼ100％が死亡するというすさまじさ。エボラ出血熱も顔負けです。最近では新たに狂犬病ワクチンの再接種を受ける人も増えているとか。
ラスカルは角砂糖洗ってるし、ハム太郎はふりかけやソーセージになってますけども、そんなすんごい隠し味があったとは。しかし恥ずかしながら「狂犬病」って犬だけだと思っていました！犬を飼うと獣医さんのところで「犬が」予防接種を受けますよね？そんなところから私は独りよがりに話をまとめ、きっとフェラリアなんかと並んで犬にとっての重病なんだなぁ〜と・・・。かかると物忘れが激しくなるとか、ご飯食べたの忘れちゃうとか、自分の名前を思い出せないとか、やたら寝るとか、犬がなるのかと思ってました（恥）。
幸いなことに狂犬病ウィルスというのは熱や乾燥に弱く、石鹸などで洗うと毒性はたちまち消滅してしまうそうです。おやつの前には手を洗いましょう。
|
|
|
