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イスラムの国では「離婚」は基本的に夫からの申し出によって見とめられる事が多いそうです。彼らは結婚する時に、日本でいう”結納金”を納めると同時に”離婚金”という離婚時に支払う金額も決めます。この離婚金が払えないのは男子の恥、という事になるそうでお金無くて離婚したくても出来ない、という場合も多々あるとか・・・。 と、いう事はこんな事とはあまり関係ないのかも？
「こんな事」というのはこの程、英科学誌ネイチャー最新号で発表された説「離婚と核家族化が動植物を破壊する」というお話です。考えてみるともっともで、離婚をしたら当然一緒には暮らしません。親元に戻らない場合もある、という事はここで１つの独立した世帯が増えます。独立した世帯ならば住居が必要です。これまで一家４人が一軒の家に暮らしていたのが、二軒の家に２人。これは世界中で１つや２つではありません・・・。という訳で、かつては動物の暮らしていた土地までどんどん人々が暮らし始めてきていることに。
限られた土地ですから、その内ぎゅうぎゅう詰めになる日がくると思われます。地球全体が満員電車という感じですね。ギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペインといった、人口は減ってきている国でも世帯数は増えているそうで、その内”相席”ならぬ”相家”なんていうのも生まれそうな・・・。家を作るということは木材やその他の建築資材も必要で、そうなると木もバンバン切られます。もう割り箸も使えなくなるかも。離婚って思った以上に影響が大きそうですね。森林だとかヒグマにまで影響出ちゃうなんて・・・。女優のエリザベス・テイラーは７回も結婚・離婚を繰り返しているという話ですが（そのうち２回は同じ人）、もうこれからはそういう人は「象を１年養う事」とか「もよりの動物園にユーカリ、または笹の差し入れ５年」とか「ひのき１００本育てたら離婚してよし」とかしないと大変そうです。
何だか人間VS動物の国盗りゲームみたいになってきましたけども・・・本当は、末永く仲良しなのが一番なんですけどネ。
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