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お正月休みも早ニ日。ピリッと冷えた空気に布団から出る勇気が出ません。この新しい年に生を受ける人もいれば、この世を去っていく人もおられる事でしょう。今まで故人を偲ぶ方法といえば、お墓を建てたりとか仏壇に位牌をそなえる、といった方法が当たり前でしたが最近ではもっと違う方法もあるようです。 カナダ・エドモントンにある葬儀会社が打ち出したサービスはなんと大切な人の遺灰から、ダイアモンドを作るというもの。遺灰に含まれた炭素から人工ダイヤを生成するという技術で、このサービスで昨年初めてこのダイヤが遺族に引き渡されました。家族の遺灰を物質に加工するという事に抵抗感もあるせいか、現在の生前予約は3件ほどという話ですが、人体1体まるまる使うわけではなく、一部を残すということも可能。たくさんの遺灰を使えばそれだけ大きなダイアモンドになる訳ですが、それだけ費用もかかるという仕組みです。今回はカナダの80歳で亡くなった女性の遺灰を約0.25カラットのダイアモンドに加工したというもので、このダイアモンドは彼女の娘さんと孫にたくされ、指輪にはめこまれる予定だそうです。かかった費用は約25万円、日数は2週間ほどで通常の葬儀費用よりも安価との話も・・・。 まさしく”ダイアモンドは永遠の輝き”という感じです。愛する人をいつも身近に・・・この発想、なかなか良いと思う私は鬼畜でしょうか?お墓は年々高くなって手が出ないし、もし買ったところでお参りにそうそう何度も行くでしょうか?お墓がすでにあれば、半分をお墓に収めて半分をダイアモンドにする事も可能です。あまりに故人への思いを残しすぎるという事も起きるかもしれませんが、私は結構本気で検討しそう・・・。国外からの注文も受け付けられるようにする予定、との事です。
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