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整形以上・・・顔を取りかえる事について。 |
12/2/2002 |
映画「フェイス・オフ」を覚えていますか?犯罪者と捜査官の顔を入れ替えるという内容でしたが、あと半年ほどでそれが実現しそうだという事です。英国の研究チームが発表したデータによると、頭皮の部分から顔全体をそっくり入れ替える技術があと半年ほどで実現するという話。顔の造りというのは、その人の内臓器の造りと類似点があるということで、似た顔であれば比較的拒否反応が起こりにくいという見解が出ているそうです。しかしながら「顔」の提供者は亡くなった人に限られる訳で、その遺族の心境を考えると、中々実現しがたいというのが実際のところのようです。顔に深刻なダメージのある人にとっては朗報とも言える研究結果ですが、それこそ「フェイス・オフ」のように犯罪に繋がる恐れもあるという事で、議論の真っ最中・・・。
顔や体のダメージというのは、他人には計り知れない苦労があると思いますし、それをリカバーする技術を研究してらっしゃるお医者さまにも頭が下がる思いがします。犯罪に繋がる恐れと、身体にまつわる困難を克服できる希望と、一体どちらの比率が高いのかな?と考えてしまいます。比率が高い方に決めればいいや、と短絡的に結論を下すことはありえないと思いますけども・・・。犯罪や商売のための整形とは違う次元での医療として、確立される事を願っています。
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