1月度前半分




十六日金曜日/塩沢区の空に(山梨県)
本日は、本日が金曜日だということに午後になってから気付いたりしました。まさに、仕事を終えようとしているあたりに気付いた感じ。
色々うかつ。
でも、不意に休みを貰ったような気持ちになって幸福。

やっすい幸福です。しかしそれゆえ幸多き人生。

つってさてさて。
最近webの巷を騒がせている「青少年有害社会環境対策基本法案」の話。

実際この問題については、なんていうんだろう、ヒステリックな論調や、フォントいじって「ふざけんな」などと書き散らかしているところが多くて辟易していたのですが、やっぱり、落ち着いた論調のまとめサイトくらいは紹介しておいた方がいいかなあ、などと思ったりしました。
こういうのって、知らない人は知らないままで終わってしまうので、ぜひ知っておいた方がいいと思うのです。

どう考えるも自由ですが、知るというのは大事なことだと思うのでひとつ。

と。
堅い話ばかりだとバランスを欠いてしまうので、眩暈がするほどのステキサイトを御紹介。

>「仲間外れはどーれだ、クイズ!
どれもこれも激ムズ。ていうか中にはクイズですらないものや、答えの説明のないもの、さらには選択肢が一つしかない(!)なんてものまであって、なんていうか、脳がみょわーんとしてしまうこと請け合い。
これ、五問連続で正解できる人には報奨金とかあってもいいような気がします。
僕は何度か、思わず声上げて笑っちゃいました。
画面にリアル突っ込みいれて「そりゃなしだろォ」とか。しぼりだすように「ちがう…っ」とか。

そして本日も無論、ナウシカを見てました。
人生において大事なことは魔女宅にすべてつまっていると信じて疑わない原理主義者のわたくしですが、ナウシカも三番目くらいには好きです。

しかし、アレだな。ナウシカは名台詞多いなー。
「シリウスに向かって飛べ!」とか実際一度でいいから実生活で使ってみたい。

十七日土曜日/風の谷の宍戸錠(…頬に少し入った…!)
今日は食べる日!
食べる日ったら食べる日!

ということで鼻息荒くして、昼からホットケーキ焼きまくりました。
焼きまくったといっても四枚なんですが、父に一枚あげたのを除いて、残り全部食べました。

食べた、という言い方は正しくないかもしれません。
むしろ、「征服した!」といったほうが正しいかもしれない。
で、味はといえば、まあ端的に申し上げますと。

「う、う、ウマー!」

「アメリカ人の発明したものの中で最も優れたものだ!でも三枚目は流石に飽きた!」

「どうかーん!」

しかし、幸福というものを凝縮して、フライパンで焼いたら多分同じような匂いがするんじゃなかろうかと思わせるに充分です。
そしてその幸福の結晶は征服した。しばらくホットケーキはいいや。

最近、過去にレビューした映画とか漫画とか本とかそういう諸々について、日記から発掘してアンカー打ってまとめようかと思っているのだけれど、そういう視点で過去ログなどを読み返していると、予想外に量が多くて辟易。

考えてみると、まあ、たった三年くらいではありますが、量にすれば1000を超える日を僕は書いてすごしたわけで、一日当りだいたい原稿用紙二枚くらいと考えても、こう、2000枚。
…。考えただけで気が遠くなったので、まとめるのやめます。
でも、過去の日記を読み返してみると、もうウンザリするようなことを書いている頃などもあって、消したいのだけれどなんか消せない花一匁。ふくざつです。爪の怪我とか、いやなんだけど何回も見ちゃう感じに似ています。

うでおぼ特集ページを検索で探してきてくれる人が時折いらっしゃいまして、その関係でなんとなく調べてみたらばこれがまた、えーと。

D・V・D!D・V・D!

うでおぼのDVDが発売されてます。買わなくちゃ。
青江様を見に行かなくちゃ。でもきょうの問題は金がないいー(井上陽水風に)。

夜は夜とて、弟の成人式のお祝いで、フグなど食べてきました。
やはり今日は、食べる日。

今回初めてヒレ酒など飲みましたが、なんちゅーかこりゃ、うまーい!

「こうふくー!」

今日はごはんさんの大活躍の日です。

doodleさんで紹介されていた「サイエンスチャンネル」ですが、確かにこれ凄い!
僕ホントにADSLにしてよかった!ていうかこりゃもうダメ!逃げられない!見ちゃうヨ!

っちゅわけで明日は久方ぶりに若竹の会などに出てきまあす。

十八日日曜日/3イニング(ジャックニコルソンが怪演!)
本日は、ほんっとに久しぶりに若竹の会にお邪魔してきました。

かれこれ数ヶ月ぶり。すっかり浦島だ。
つうて、わたくしは「カタンの開拓者」をやっている人々が物珍しくて、見物ばかりしておりました。あと名前がわからないけれど、巨大なマップを使った戦争シュミレーションも。
なんか立体物とか地図とかを使うゲームって、みごたえありますね。なんていうか、ちっちゃい作戦室みたいだったです。

しかしおかげでTRPGの開始が遅れまくる片棒を担いでしまったモヨン。ごめんします。

しかしありゃ、なんちゅーかスンゲー面白そうですね。カタン。
実を言うとちょっと遊んでみたかったです。また今度こんど。

そして夜は夜とて焼肉と寿司の食い放題を食べたりしました。
焼肉と寿司を、同じ食い放題の土俵に乗せるとか考えたひとはすごい

信じるもの。
信じたいものと信じられるもの、信じるべきもの、信じるべきではないものについて。

あんまりこういうのは長々と書くべきではないので、自戒的に書き残す程度にしようと思います。
ゆえにゆるやかに読み飛ばし推奨。

僕の信じるものは信じたいものとは別で、それはいわゆる人間という生物のうしろぐらい傾向、悪意の湧く淵と呼ばれるものの存在なのだと思います。

世界は目に見えない、あるいはいまだ形にならない悪意に満ち満ちていて、その悪意に飲み込まれてしまわないためには、常に、己の中にある悪意と向き合っていないとならないと思うのです。
本当の悪意は、無自覚の中からやってきて、気がつく前に人を飲み込んでしまうので、僕は悪意の湧く淵が自分の中に、全ての人の中にあることを、信じることにしています。
これは信じたくない考え方です。しかし、信じられる考え方です。
だから、人は簡単に悪意に飲み込まれてしまうから、あまり人を追い詰めていはいけない、と思っています。

人の善意というものは、おそらく、無自覚には湧かないものだと考えます。人にやさしくしようと考えることのよって、初めて生まれ出でるものだと考えます。生まれきた人のこころにあらかじめ存在するのは、まっさらな平地と悪意の湧く淵だけだと考えます。これは信じるべきではない考え方です。しかし、信じられる考え方です。
だから、僕は人にやさしくされたことを、当然のものではないと考えます。在り難い、とはつまりそのことだと考えています。

僕はいまだ信じるべき考え方を持ちません。
世界が望まれるべき姿になるというさまを想像できません。
信じるべき考え方がないから、信じられる考え方だけを頼って、決断するのではなく判断しています。

まだ僕は決断するに至るほど、物事を知らないようです。
決断するというのは、判断するよりも強い心がいることなので、もうそれは信じられる信じられないという次元ではないのだと思います。信じるべきか信じるべきでないかという世界と、信じられるか信じられないかという世界は両立しないものなのかも。
勿論、どちらがよいとかわるいとかではないのだけれど。

難しいこと言っちゃったので息抜き

十九日月曜日/大前駅
さすがに駄洒落が続きません。
「オー!マイキー」が元だなんて、きっと誰も気付きません。
大前駅ってどこよ。群馬県吾妻郡ってどうよ。
とかなんとか。
そういう意味では、このあいだの「塩沢区の空に」もキツかった。一応「ショーシャンクの空に」から引っ張ってきてるんだけど、塩沢区ってどうよ。どこよ。

駄洒落で地名を使うときは、音の響きだけじゃなくて知名度もかなり重要だと思った夜でした。

でも、「男は釣りゃあいいよ」と「慈恵医大のエレベータ」は我ながらちょっと白眉だと思います。
他にも、昨日の息抜き画像などもそうなのですが、実生活で披露することがありえないような捨てギャグを気軽に公開できるというのは、webの一つ大きなメリットのように思います。
また、そういった「ナンセンスなもの」や「意味のないもの」の存在を許容する(あるいは好む)というweb全体の空気も、かなり僕は好きな感じ。

もともと創作の楽しさというのはそういうあたりにあるんじゃないかしら、ねえ、ロビーナ?
なーんつって。

明々後日、要するに22日からは狂ったように、もう呆れるようにファントムブレイブ漬けの生活をする予定でいる僕ですので、その頃の日記をどうするか考えています。
勢いしかないファントムブレイブ日記になるか、お茶濁しの落書きでもアップしておしまい、みたいな感じかも。

ちょっと、どうということもない絵とか、描き溜めしておこうかなあ。

あと今週から僕もジャンプを買うことにしました。つって目的は「スティール・ボール・ラン」と「NARUTO」だけなんですが、他の連載もぽつぽつ読んでみる予定。
とりあえずミスフル(よく知らないのに略してみる)とアイシールドは面白そうに感じました。
特にミスフルは、こないだの「ピッチャーが塁に出る秘策」に萌えた感じ。あの真顔ボケを、ボケとして扱わないで押し切る話のノリは、かなり正統派のスポーツ漫画だと思いました。
あとちょっと前のパソコンが爆発する外野手もよかった。

つって「スティール・ボール・ラン」はやはりパラレルワールドの話らしいです。
バイオレンスジャック的なリミックスが見られるかもしれないと思うともう、わくわく。萌えます。

あとそうそう。
このジャンプの一番最後のヒゲの広告、写ってるのは両方女性だと思うんですけどどうか。

二十日火曜日/明後日に手を伸ばせ
あさってだ、あさってになれば。

うー。楽しみ。

巷で話題沸騰中のスティールボールランですがこの先の展開について。

アブドゥルと、なりゆきで組んでレースを一緒に走ることになる変な髪形のフランス人の登場をキボン!
でもって、件のフランス人はレース用の馬が見つからなくて凄く困って探し回って、出走直前にようやく見つけた野良馬が超性格悪い(正確に言うとコーヒー味のチューインガムが大好物で、気に食わない人の髪の毛を「食べる」上、人の目の前で屁をこくのが趣味、というような馬)、という展開キボン!
でもって、それなのにその馬を見た瞬間えも言われぬ感情が湧き上がってくるフランス人キボン!

「決めた!オメーの名前は今からイギーだ!直感がそう名付けろって言ってるぜッ!(ホントはムカつく馬だが、レースに出るためには仕方ねーぜッ)」
「ウギ」
「(髪の毛食われてる)」
「随分楽しそうだな」
「テ、テメー!助けろッアブドゥル!」
「わたしを呼び捨てにするな」
「アギ」

なんつってゴチャゴチャやりながら同行する二人と一匹を想像してるだけでなんだか幸福になった。
妄想ですけどな。

あとは、どこかでブチャラティとプロシュート兄貴がブチブチ言いながら連合を組んでる様子なども想像して幸福になってました。あの二人は、出会う場所さえ違えばきっと仲良くしたと思う。

…。
まさか、これが二次創作の衝動なのか…っ!?

yu2ことメイドパラノイアグレートなコンテンツを再構築。

もともと面白かったものをまた洒落た感じでまとめてやがります。嫉妬。
まだ見てない人は観に行くしか!
ミラマリ過去ログも再公開されてます。こちらは、萌えロワという死語を聞いてピンと来る人でないとちょっと意味が判らないかもしれませんが、当サイトの上野桜カモメ女史と熾烈な争いを繰り広げた方です。

ちなみに、先日の僕の、「自サイトの再編集したい!熱」はこちらのそれを見ての結果でした。
再び沸いてくるような気もします。

何かが。

ZAL2占いの一覧ページを作成。
話題が風化しないうちに、というか皆が飽きてしまわないうちに結果一覧くらいは作っておこうと思いました。
遅いとか言うな。

思い出して追加更新。

このニュース。インコって長生きするんだなあっていうかちょっとすごい話だと思いました。
聞くところによると、インコとかオウムって、種類によっては150年とか生きるらしいです。
飼い主よりも長生きするっていうのは、どういう気持ちなんだろう。

しかしそれにしても、いい語彙をお持ちですな。

二十一日水曜日/なにをそんなにたのしみにしてるのかしらなんておもってみたりもするけれど
思い立って、髪切ってみました。もう二ヶ月くらいのばし放題でしたゆえ、ディモールトベネ。
すっきりした。
部屋も掃除したことだし、明日ゲエムを迎える準備はばっちりだ!

しまった!明日からのために更新素材をためようと思ってたのにあんまり貯まってない!

「ここはしかたないから代打日記頼んでみたり絵を要求してみたり要するに人頼みで更新を…」

「 お い 」

「ひっ…ご、ごめんなさい」

「いや、いい考えかもね!」

「アハハ、私たちもそろそろヲベロンの日記に飽きてきたのこと!」

「問題は誰に頼むかだが、どうするかね」

「ここはひとつ公募しましょう、公募」

「あ、あの、あの」

お便りこちらー!」

「気軽にお便りちょうだいよね!」

「あの、ねえ、ちょっと」

「今週と来週頭あたりまで、いつもなんどでも募集中だ!」

「…ええと…あの…ホントによござんすか?向こうでヲベロンさんが涙目で見てますよ」

「どんとこい代理日記!代理更新!」

二十二日木曜日/おとななんです
か、神降臨ー!

事前の打ち合わせゼロで、奈奈ねえさんがZAL2ファンシー化計画をしてくださいました!
具体的に云うと素材とかくれた!
しかも昨日の今日!うわー!スゲー!

>>>
テメエ、自分とこ更新してないのに
人の代理とか言ってんじゃねぇ、
とかそういう突っ込みは無し。

今職業訓練所に通ってるので、
そこでやりたい放題やって作ってみました。
フリーソフトとMSオフィスの付いてるソフトで作ったので
かゆいとこに手が届かないかんじ。

ざるつーは壁紙使ったことなかったよねぇ?
ポリシー?

現実逃避として楽しく作っとはいえ、
使ってたソフトがベクターで見当たらなかったので・・・。
まあ、タイトル画像は気に入ってるんだけど。

あ、ファンシーはわざとです。
その気があれば適当にいじってざるつーファンシー化してください。
>>>


ためしにファンシーにしてみたら案外面白い感じだったのでしばらくコレで行きます。
あと、壁紙使ったことがないのは、センスがなくて壁紙作れないからです。ノーポリシー。

ちなみにいつもの感じはこちら

代打日記はまだまだ募集中ー!

今日一番はずかしかったこと。

楽しみにするあまり、気持ちを盛り上げようと勢い込んでファントムブレイブを予約までしたわたくしですが、当日お店に行って目にしたものは、レジの後に山のように積んであるソフト。あと予約特典らしきCD。

一瞬目の前が真っ暗になりました。

こ、これじゃまるで、マック行って「土曜日の午後、席の予約できますか」とか尋ねた人みたいじゃないかー!そんなことしなくたって空いてるっちゅーの!ダイジョブだっつーの!ていうか予約してまで大量生産のハンバーガー食べたいのかおまえはーっ!ぼけーっ!あほーっ!

…なんていう声が耳の中でわんわん鳴ってまして、予約票を握りつぶして素っ気なく普通に買おうかとも考えたんですが、あとから「予約したもの、買わないんですか」とか自宅に電話がかかってきたらそれこそ自殺モノなので、すごくコソコソと予約の紙出して、これ、あの、ください、なんつって麻薬の取引より小声でもって告げて、うつむいたまま買ってきました。

予約特典だというCDを一緒に袋に入れる時に、店員がちょっと笑ったような気がするので店ごと火とかつけようかと思ったのですが(被害妄想)、はずかしいので逃げるようにしてレジを後にしました。

あ、ああ恥ずかしかった。

ていうかゲームを買うこと自体は別にはずかしくもなんともないんだけど、その、予約特典とか初回特典とかを何がなんでも手に入れたい、という感じはなんていうか、よくないオタみたいな気がして本当にちょっと腰が引けちゃうんですね。

前情報だけでグッズを買うというのは、よくない方のオタの特性っぽい気がするのです。
実際ゲームで遊んでみて、面白かったらCDでも設定資料集でも買えばいいと思うんだけど、まだ遊んでもないゲームのキャラとかに夢中になれちゃうのは、なんていうか、不健全っぽい。

でもって、事前情報だけで、後々欲しくなるだろうから今のうちに特典グッズを手に入れておいて、ゲームやってみて面白くなかったら放出すればいいだけ、という考え方はオタというより投資家みたいでこれまた何かズレちゃった感じ。

つつましく、粛々と理不尽さとか強敵とかアイテム探索などに立ち向かい、征服し、そのついでにたしなみ程度にキャラ萌えするのが正しいゲエム道であると信じます。

つまり何が言いたいかというと、今数時間遊んでみてすでに敵が強くてアイテムはなかなか集まらなくて、すごい楽しくてついでにまだ第二話だけどマローネたんハァハァ。

ていうか冗談はともかく今回、ストーリーが普通にちゃんとしてるっていうかいちいちツボなので小憎らしいです。マローネがまったくもってけなげでかわいい。応援したい。

二十三日金曜日/ヒッチコックの「堀」(皇居を取り囲む水がおお暴れ!)
マ、マローネたんハァハァ。

ていうかまだファントムブレイブ序盤で、昨日はすごい勢いで徹夜して遊ぼうと思ったんだけど、二時くらいに眠くなっちゃって寝ちゃったりしました。うひー。もう若くない。今日だけは仕事を徹夜明けで乗り切るつもりでいたのに、こりゃこりゃ。

つってそうじゃなくてそうじゃなくて。
マローネがけなげで可愛いんです。こんなちっちゃい女の子に、そんなつらく当るなよー!いちいち鬼かあんたたちはー!という展開は、まったく応援せずにはいられません。

「ヲベロンヲベロン、こっちおいでー」

「あい?」

「マローネちゃん、かわいいわよねー」

「ねー。あのドット絵がなんともかんとも」

「ふーん、そう…。閣下ー、閣下ー?」

「 こ の ロ リ コ ン が ! 」

「えっ?やっ、ちょっ、あの、ご、誤か…」

「 石 に な れ ! (ビビビビ)」

「わがっ(ゴピーン)」

「ああ、ヲベロンが石に!これでは明日の更新もままならない!」

「…先生、ちょっとわざとらしいよ」

「ワタクシもそう申し上げたんですが」

「黙れ!いいのだ!世の中にはナリフリ構わず生きてるやつもいるのだ!(ファントムブレイブネタ)」

「まあ、そんなわけで、折角の機会ですから代理日記など、お待ちしております」

「これを機会にサイト交流!なんつって!とにもかくにも待ってまーす」

二十四日土曜日/ペトリファイ(ペドフィリアとかけてあります)

本日の日記は、作者のヲベロンが石になっているためお休みです。

二十五日日曜日/マローネとアッシュの、渡る世間は概ね大体鬼ばかり
シリーズ。テレビモニターとスクリーンと映画。

つーわけで昨日今日と、ビデオで「マグノリア」を見てました。
いやあ、前から形容しがたい映画だと聞いていたのでいつか見てみたいと思ってたんですが、こりゃこりゃ。
確かに形容しがたい映画でありました。あらすじを説明するのが不可能な感じ。と言っても難解なわけではなくて、こう、非常にシーンの切り替わりが非論理的であり、なおかつそれぞれのシーンの組み立ては論理的であり、ええと、その、なんて言えばいいんだろう。
形容しがたい映画でありました。
黒田硫黄が『映画に毛が三本』の中で、「なら/見てもらうしか/ないなあ!!」と高笑いしつつ結論して煙になってましたが、まさにそんな感じ。

見てて、やたら登場人物がファッキンファッキン言うんです。で、それだけなら結構凡百のチープな映画でも繰り返されてるんですが、この映画の凄いところは、それと同じくらいだけの「LOVE YOU」が繰り返されるってことなんです。

これは、すごいことです。
消費されるファッキンと、同列に語られるラヴユー。
それは、なかなか恋愛映画には描かれないタイプの愛だと思いました。
そして僕はそっちの愛がいい。石化も解けるってもんです。アンチ・ストーンド。

あと、とても音楽が良かったです。明日あたりサントラでも買ってこよう。
ヘヴィーローテで聞いているunderworldもそろそろ休ませてあげないと。

シリーズ。ファントム・ブレイブ。

そろそろ「ファントムブレイブ」とタイプするのが面倒になってきたので、略称を考えねばならないと、そういう風に考え始めました。
しかし題名を縮めて呼ぶのはなんというか音韻的に格好がつかないぽいのでここでひとつ提唱をさせていただきたい。

「マローネの、渡る世間は鬼とかつらいことばかり」略して「マロわた」ってのはひとつ、どうでしょう。

「汝、今一度反省すべし」

「 出 直 し て 来 い ! (シビビビ)」

「わぶっ(ゴピーン)」

「と、いうわけなので、水曜まではヲベロンさん、石の刑です」

「28日の夜あたりになったら金の針でも使ってやるか」

「金の針ってさー、目の黒目のところに刺しても石化、直るわけー?」

「試す甲斐がありそうのこと!」

「ちゅーわけで、ニセ更新停止、はっじまーるよーっ!」

注:ニセ更新停止とは、ネットにもチャットにも繋いでいるし、それなりに暇もあるのに深夜アニメ鑑賞、フリーセルの連勝記録を伸ばす、プレステする、なんとなくボケーっとするなどに精を出し、人からいじられない限り自分のサイトを放置するという、サイト管理人七つの大罪のうちのひとつに数えられる行為である!

とかなんとか言っちゃうと誰かをあてこすっているように聞こえるけれども、ただ単にこれから数日のヲベロンの予定を書いてみただけなので、ネトゲに夢中とかsage進行で話をするのに夢中とか記念ヒットになったらするからとか言ってニセ更新停止中の人は心を痛めたりしないことー!

二十六日月曜日/よくない。
「ファントムブレイブを和訳して、幽霊勇気。さらに縮めて<幽勇白書>ってのはどうだ」

「ありがち。二点」

「残念です」

二十七日火曜日/ぼくを大事にして、ねえ、ぼくを大事にしてよ。 ―マグノリアより
更新しない、ということを自分に課して、僕がどうしてサイトを続けているのかがよりクリアに理解できた気がしました。
僕の中には言いたいことがあるんだ、と、たぶん、そういうことなんです。

聴いてほしいことがあるから、こうやって書いているんだろうなあと思いました。

 ・ねえ、大事にして、してよ。

岸和田の子供の虐待事件について、ずうっと考えています。考えているというのは少し違うかもしれなくて、なにか結論を出そうとしているわけではなくて、ただ、ずうっと頭の中にひっかかっているのです。
誰かに話したいのだけれど、人に話すほど整理できてなくて、それでもいいから話そうとしても、何の話から始めていいのか判らなくなって止まっています。

時折、愛について考えます。
うまくいえないのだけれど、それは濃い霧のようなものじゃないかと思います。僕らは朝の森に立つ木であり、お互いに手を伸ばす存在であり、夏には葉をしげらせ、やがて実をつけ、時間を過ごしていく生き物なのじゃないかと思います。
僕らは呼吸し、光合成をして、朝と夜にはどこから滲んだのかわからない霧に包まれ、その霧の、由来が、自分たちの呼気であることを、音を立てずに祈るのじゃないかと思います。

つらい話を聞くと、いつも人を愛そうと思います。きちんと人を、愛そうと思うのです。愛さずにはいられないのです。

二十八日水曜日/イマニモ
本日は、こっそりと、ほぼ身内だけでおこなわれた映画「イマニモ」の先行上映を見てきました。

そういうわけで色々書くべきことがあるだろうなあと思っての「28日更新再開予告だったわけですが、やはり色々思うところがありました。
僕が、映画のクランクイン前にもらった脚本とはかなり変わっていて、それが、なんというか、割とよかったのです。これには軽い嫉妬を覚えました。嫉妬といってもかなり陽性の嫉妬なんですが、なんというか、うん。
要するに、インスパイアされた感じ。

長くものを書いていると(もしくは長いものを書いていると)色々おざなりになって、僕などは比較的面倒くさがりなので平易な言い回しばかり使ってしまうのですが、気合入れて音の響きを考えるというのも時には必要なのかも。
それは別に「韻とか踏んでますよー!」という頑張りを見せるということではなく、なんというか、その、丁寧に書かれた文章が声にのることについてなのですが、それに軽い感動など覚えたりしておりました。

まだ公開されていない映画について、こまごまとしたことを言うのもアレなので省きますが、想像以上によかったです。
うん。
勿論、台詞回しとかセリフの聞こえ方とかなんとか、ケチをつけようと思えばつける点はいくつかは見つかりますが、印象としてはそういうのを気にしないような、心地よい感じでした。声が聞き取りにくかったんだけども、僕としてはそれが音楽的な感じになって逆によいというか。なんだろ。主役の子の声がよかったんでしょうか。音としてここちよいというか。
ただやっぱり、僕などは脚本の流れを知っているので、話を追わずに、言ってみれば「話の筋を知っている映画」を見るみたいな感じで見ていたのでそれでよかったのですが、やはり初見の人からしてみればセリフが聞こえない部分があるというのは、ちょっとつらかった模様。
こういうのは難しいですね。

字幕とかあると多分完璧だと思う(消極的な解決法)。

がんばる。

二十九日金曜日/とっぱらったとってちってた
本日は、群馬県だかで働くことになってはや幾星霜、というあかブーくんが東京にちょっとだけ帰ってきているというので、囲む会です。
ちなみに、仮出所、と表現するとあかブーくんが普通に嫌がります。

メンバーは僕と短大生の人、あとカイタルくん、それにSくんなどが合流するという手はずでありました。
が。
午後八時集合というのに合わせて、先に到着していた短大生の人と二人、軽くラーメンなど食べてから井の頭公園の入り口のとこのいせやに出かけてみると、入店した直後にカイタルくんが遅れるという連絡があって、一時間くらい呑んでることになって、ただでさえラーメン食べたあとなのに焼き鳥とか、も、なんちゅーか、も、おなか一杯超えて喉いっぱい、みたいな。

結局その後ラストオーダーの時間までカイタルくんもSくんもあまつさえ主賓のあかブーくんまでもが現れないという始末。仕方ないので二人してヘソ曲げて、「全員揃うまで漫画喫茶にて待機!後から来ておなか空いてる?うるせえだまれ!」みたいなノリで漫画喫茶などに入っておりました。

順順に現われた人々を、いちいち漫画喫茶に呼びつけて、結局五人揃ったのは十時半。

でもって。
あかブーくんのおうちにお邪魔してみると、ドア閉めた瞬間に職場からあかブーくんあての電話などかかってきて、仕方なかったので彼をほうっぽって残りの人間で麻雀を一度やってカイタルくんが帰りました。

そしてカイタルくんが帰る頃にはあかブーくんも電話が終わったので、カイタルくんのかわりに彼をいれて麻雀一回やって、今度は僕が帰りました(翌日に会社の内定者顔合せ会みたいのがあったので)。

…グダグダじゃないかおまえらとか言うな。
泣きますよ。

三十日土曜日/とおいとおおいとおおおおい
ちゅーわけで昨晩、友の帰還をも振り切って帰宅して準備して出かけた会社の内定者顔合せ会。
行ってまいりましたハイ。

埼玉まで行きました。
勤務地は現在住んでいる場所のそばなのですが、埼玉の方にも工場とかがあるということで行ってまいりました。埼玉というか、ほぼ栃木っていうか茨城。

…。

遠かったです。

そうそう。
いつもいつも書こうと思って書きそびれていた(つまり割とどうでもいいこと)があるんですけど。

携帯メールの着信音についてなのです。
よく電車の中などで、メール着信が「音楽」になっている人などを見るにつけ、こやつは頭が悪いのかしらん、などと思っていたんですが、推理しているうちに真理のようなものにたどり着いた気がしたのでメモ。

携帯メールの着信音を音楽にしている人は、メールの返信をリアルタイムで返さねばならないと考えている人ではないかと、そう結論づいたのです。
僕などは、火急の用事なら電話だろうと思うタイプなので、携帯メールへの返信をそれほど急がない人間なのです。だもので、音はちっちゃくてもいいし、気付かなかったらそれはそれでいいかな、というようなものなのです。
ゆえに、最近メールの返事が返って来ませんね君から、と責められることがとても多いんですが、えーと、そう、僕のことではなくて、メールの着信音が、「操作して止めるまで鳴り続く人」のことなんです。

なぜそうするのか、という推察の先には、その人が「本当にその音楽を繰り返し聞かないと気がすまない人」であるという可能性がひとつありますが、そういうのじゃなくて、もっと必要があってそうしてるんじゃないかなあと考えてみると、メールが来たことに気付かないと困る、つまり、彼らにとって、メールの着信は電話の着信と同じ感覚で、つまり、リアルタイムで応対しなければ意味のないもの、というカテゴリなんじゃないのかなあ、と思ったわけです。
メールと電話が、用途や伝達内容によって使い分ける通信手段ではなくて、単に料金の違いなんかでもって使い分ける通信手段になってるみたいな。

もしかしたら、こういう些細なあたりからコミュニケーション不全というのは始まるんじゃないかなあと思ったので、これからはメールの着信音にJ−POP(しかもサビからでなくイントロから)を登録している人を見ても、生温かい目で見守ろうと思います。

でも多分携帯メールの返事は遅れます。

PCのメールの返事も遅れてます。許いてください。

三十一日土曜日/一月も終わりのセレナーデ
いまさらですが京極のアニメが面白いです。

面白い、というか、うーん、色遣いとか絵のユガミ具合とかが逆にアメコミっぽいというか。
ともかく毎度毎度ツラがヤバイ人がいます。このクリーチャーっぷりはカッコいいですよ。

TVKでは毎週土曜日の深夜に放映しているようなので、関東近県の方は見ると吉ー。

ところでA女史は論文を提出できましたでしょうか。
心配ですがおそろしくて電話できません。

見ておりまして、無事でしたら連絡とか下さい。みなで御飯でも食べましょう。

つってなんというか今、陣痛(何かの)が来てますので本日はこのあたりで。

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