君の世界は回っているか?



登場人物設定>

美月良一>30代後半/男性/私設の捜し物屋MMSを営む/マコトの養父/現在独身/髭だらけで背が高い/

美月マコト>10代後半/女性/美月の養女/本編の主人公/アーケードから出たことがない/短髪/

水本修二>21歳/男性/アーケード外から来た若者/恭平と同居している/少し癖っ毛/秘密が多い/

井筒恭平>20歳/男性/マコトの幼馴染/一時アーケード外に暮らしていた/修二と同居/職業ボクサー/

箕刀根翔子>20歳/女性/マコトの幼馴染/恭平とは直接の面識がない/職業は主に水商売/

宗谷辰人>24歳/男性/探偵/社会生活破綻者/異能力者/顔が綺麗

前山理恵子>30歳/女性/喫茶店「ノオト」経営/未亡人/

新堂栄一>30代後半/男性/情報収集屋/蛙に似ている/通称蛙

寺田康>20代後半/男性/けして表舞台に出ない男/紙のようにしわがれた声をしている


舞台設定>

束名市>物語の直接の舞台。市全体がアーケードに覆われた<元>モデル都市。主に十六区画からなる。
現在は半分観光地化しているが、あまり治安は良くない。日本のクーロンと異名をとることもある。読み方は「たばな」


用語説明>

アーケード>束名市の通称。他の都市と区別して使うときに使用される。

オート三輪>道路の狭いアーケードにおいてかなり便利な乗り物。急ぐ時の足としても機能。影の主役。

換気扇>屋根に取り付けられた巨大な換気扇。気温の管理などで冬場は割と活躍。

消火栓>過去のアーケード大火災の教訓を生かして鬱陶しいくらい増えた。よく壊されるが修理費は意外と高額。

ロッサカンディーダ>有名な若者向けブランド店。価格が手頃なので意外と人気。略称ロッカン。

カエサル>地下のライブハウス。アーケードの中から巣立つミュージシャンは大体ここから。一階はたこ焼屋。

二番街>中心部に近い地区。主に居住区。ここにある噴水公園はアーケードでも有名。

回向ビル>読み方はエコービル。吉祥寺にあったヤバ系廃ビルとは関連ナシ。宗谷辰人の住むビル。

岸電器>知らない人は知らないけれどその筋では有名な電器屋。マコトはここでアルバイトしたこともある。

噴水公園>ここの噴水に五百円を投げ入れると恋が叶うとのジンクスがある。けれど実際にする人は稀有。

ビッキー>マニアックな映画館。サブカル少年から時代劇マニアまで。近々二号店が出るらしい。

チョコフライ>アーケード発でいまや日本中で大人気のお菓子。そのTVCMはあまりにも有名。

六番街>主に生鮮食料品など安価なものを売っているお店が多いエリア。通称六足思い出通り商店街。

ネミッサ>オープンカフェ風の喫茶店。定食がかなり人気。穴場的スポット。店員の制服が特徴的。

弁天街>主に食事の屋台が立ち並ぶ通り。土日休日になると、六足と同じくらいの賑わいを見せる。

大火災>火災自体は何度か起こっているが、その中でも七年前の大火災は規模、死傷者数ともに特別視されている。

一番街>厳密には行政区のことではないが、今ではそう呼ばれている。基本的な都市機能のすべてが備わっている地区。

東弧田駅>アーケードに乗り入れている地下鉄の駅。駅近辺は文化系のお店が多い。読み方は「とこた」

束菜第一シネマ>創業は古いが、現在はあまり流行っていない。ちなみに第二シネマはどこにも存在しない。

カバリ>アーケードで今いちばん有名な人物。性別年齢本名不詳。職業怪盗。





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