メイド日記12月分
「おっとぉー!二万ヒット!地味だけど嬉しいわね!」
「オレサマモ ウレシイ!」
「つうわけで、あの遊び、やろっか!こげぱん!」
「ヒサシブリ!オレサマ ウレシイ!」
「ん?ん?角砂糖、幾つ欲しいんだ?」
「アオッ、ア、アオーン!」
「一個か?二個か?それとも三個欲しいのか?」
「アオッ、ア、オアッ、アオーッ」
「そーうかそうかそうかそうかそうか、三個欲しいのか、このいやしんぼめーっ」
「オアッ、アオーン!」
「ほらっ、行くわよーっ、とっておいでーっ!」
「シャコッ、シャコッ、シャコッ」
「よおーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし、上手になったわね!こげぱん!」
「オレサマ タノシイ!コノウエナク タノシイ!」
「チョコラータとセッコごっこ、久々にやると結構燃えるわね」
「マタ イツカ ヤリタイ!」
「そうねー。…で、他の皆はどこ?」
「あー」
「あー」
「あー」
「あー」
「めろん閣下、怒ってるだろうなあ。置いてけぼりにしてわしらだけで熱海に行ってたこと」
「あー」
「あー」
「あー」
「あー」
「バレたら殺されるに相違にゃかりけり」
「………」
「と、鳥!鳥が逃げるアル!」
「ま、待てーっ!」
「♪きいてアロエリーナ♪ちょっといいにくーいんだっけどー♪」
「いかが致しましたか、藪から棒に」
「♪あたしを置いて熱海で豪遊したやつ(複数)がいーるらっしいっ、のー♪」
「…」
「♪聞いてくれてありがとーう、アロエリーナー♪」
「鳥が告げ口したのことアルか」
「ワタクシはお止め申し上げましたが、先生が」
「ば、ばかもの、わしのせいにする気か、貴様」
「でも、まあ、許す」
「?」
「あたし、ちっと忙しいのー。復讐は、また、今度ー。じゃーねーっ」
「…それは許したうちに入らない気がするのことアル」
「ともかく、じゃーっ、ねーっ!」
「アオーン!アオオオーン!」