12月度前半分



一日月曜日 一言 「バカの缶詰」

唐突ですが反ペドフィリアまんが
(単発)。
せっかく作ったので、日記頁変わりに宣伝。

世間一般で暴君ハバネロがじわじわ人気を博して来たようです。
で、辛いものも好きだしなにより流行の尻を追いかけるのが大好きな僕としては、こりゃ挑戦しなきゃなあなどと考えて、間違えたもの買いました。

で、間違えたまま、しかもナメきって深夜に水も無しで試食。

「…ッ!…!!…あっ!」

「なにしてんのよー」

「か、辛ッ!これ、辛ッ!」

「辛いもの好きとか言ってるくせにだらしねーの!…ちょっとあたしも味見ー!」

「なにしてんのー?」

「やばいよ…。間違えたよ…。こりゃパンドラだ…」

「なにこれ?舶来の辛いポテチ?ボクそーゆーのスキスキーっ」

「や、やめたほうが」

「わっ、なにこれ!辛ッ!」

「やっぱあたし、アメ公とか、根本的に合わないわ…」

「これ作った奴、バカか!バカかこれ!」

「ひー!ひー!」

という次第でものすげえ辛かったです。むしろ残した。残してタッパに入れて、弟に食わせようとか画策中。
しかし「Death Rain」つー名前は伊達ではありませんでした。輸入食品のお店や、ヴィレッジバンガードなどでも売ってるのを確認したので、自信のある猛者は挑戦するのもいいかもしれません。
普通にすげえ辛いよ。辛さというのは、突き抜けると味覚じゃなくて痛覚なんだなあって感じ。

アメ公おそるべし。

あと、一番問題なのは原材料名の中に「微粒シリカゲル」って書いてあることなんだけど。
平気なのかこれ。

ヤッター。
スニフ・ゲッツ!
二個目にして早くも目標物ゲッツですので嬉しいったらありゃしないぜコレ!
次のターゲットはやはり赤毛のアンです。
こちらは、「待ち焦がれたピクニック」が出るか、もしくは「グリーンゲイブルズの家」がダブるまで買う所存。むしろケツイ。

で、夜は夜とてCLCの嘘忘年会でみますやにお出かけ。

なんか、一人でパッスカお酒呑んじゃった気がします。四合くらい飲んだのかなあ。
きょーびの娘もA女史も置いてけ堀でゴメン。でも最近あんまり酔っ払わないのです。や、酔っ払うけれど正気を保っていられる範囲。
酔っ払ったなあと自覚することが「新しいことを記憶できなくなってる」という一点のみ。

週末に麻雀する約束をした記憶があるんですが、一晩明けたらやっぱり覚えてません。電車の中で五回くらい聞きなおした筈なのに、やっぱりうろ覚え。
結局どういう約束だったっけ?
高田馬場でA女史と僕だけ先に合流するって話でファイナルアンサー?
あわわ。違ってたらどうしよう。
というよりむしろ「そんな約束してないヨ!」とか言われたらどうしよう。

あと、帰り道にコンビニかどこかで転んで足を捻ったらしい。
なんかズキズキ痛いんだけどどうしよう。間違いなくこれ捻挫だ。

エアマスターだ!リアルエアマスターがいる!動画ですが必見!
二日火曜日 一言 「アンきたー!」
昨日捻ったらしい足首が、痛いイタイイタイいいたい。
ジョジョ風に言うと、「イイデエーッ!」みたいなみたいな。

包帯巻いて暮らしてます。しょんぼり。間違いなく捻挫だ。腫れてる。

で、夜、なんとなく誘われて「大はし」ツアーにゴー。
これで本日定休日とか言われたら寒いなあとか思ってたらアナタ。

並 ん で や が り ま す よ  。

まだ火曜日ですよ!バカか!などと鈴虫さんと二人してぼやきつつ、仕方ないので千両に転進です。
「千両」というのもまた、北千住にあって、なかなか美味しい居酒屋さん。魚料理メインのお店です。
で、二人して景気がよかったりよくなかったりする話をしつついると、(おそらくはお店の看板っぽい)おばあちゃんが話し掛けてきてくれました。

「どう、おいしい?」
「んまいですー」
「何か食べる?ホタテ?酒蒸しにしたらおいしいよ!」
「…あ、じゃあ、ホタテ…それ…」

と、こういうふうに書き出すとまるで無理矢理頼まされたみたいに見えますが、案外そうじゃないんです。まあ、確かにほぼハメなんですが、これ不思議なところ。
ホタテを勧める切り込み方が尋常じゃないくらい唐突なんだけど、不思議といやじゃないっていうか。
むしろその理不尽さも芸?みたいなみたいな?

や、ホタテの酒蒸し、おばちゃんの言うとおり安い上にすげえおいしかったっていうのが一番すごいんですけど。

そして、そしてそして、神がわたくしに褒美をくださいましたぞ。
赤毛のアン、二つ買ったらいきなり「待ち焦がれたピクニック」とグリーンゲイブルズの家ゲッツ。
かかかかかわいいなあー!
「週刊わたしのお兄ちゃん」とか言ってるボンクラの皆様方は正座してプリンスエドワード島の方角に謝るといいです。

あとはのんびり、とろとろ買ってゆこうっと。
…とかなんとか言ってコンプリするまで買いそう。
三日水曜日 一言 「パロッティウス」
なんか今日は異様に眠い日でした。
先日買ったコートをおろしたので、はしゃいで暮らそうかとも思ったのですが、そういうわけにもいかず。
おうちにさっさと帰ってねむいねむいねむうーい。

赤毛のアンヴィネットについて。
きょーびの娘に鼻息を荒くしながら「どうよ!いいっしょ!どうよ!」と詰め寄ったのですが、まるで、賽の河原で石を積んでいる子どもを見る鬼のような冷たい目で「ていうかさ、邪魔じゃない?」などと言われてしまいました。

げ、現実的なやつめ…っ!

でも行きがけに買って当った、ダイアナがワイン飲んで酔っ払ってるヴィネットを目につくところに置きつつ仕事していたら、流石の彼女も目を留めて「あ、思ってたより凄いや」とか。とかとか。
陥落も近い。
はず。
きょーびの娘がバカのようにドカ買い始める日も近いはずだ!(無理)

夜に四国の人に電話。

クリスマスが刻々と近付いてくる話などをしてました。
クリスマスに何がほしいかという話などをしていたのですが、「なんでもいい」などとのたまうので幾つか候補を考えてみました。
・ワイパー液
・ダボ(大量)
・メガネ拭き
・風鎮(掛け軸の端っ子についてるやつ)三つ
などなど<本当にどうでもいいもの>の候補を幾つか上げてみせてやったのですが、それでも「なんでもいい」というスタンスを崩しません。なかなか強情なやつです。
せめて考えるのに幾日か猶予をよこせというので、了承しましたが、今週末辺りまでに決めない場合は、マジで始末に困るものを贈ってやろうかとか思ってます。
活きウナギをダースで、とか。
フフフ、フフフフフ…(暗い笑み)。

かんきちさんに頼んでいた小説ロゴ、早くも作っていただいちゃいました!
わあ!仕事はやい!
ありがとうございます。早速作業に入ります。木曜の夜にはできるはず。ていうかやります。
四日木曜日 一言 「ゲイブルズの槍」
本日のどす黒体験。
隣でメール打ってるっぽいオバさんの、携帯をひょいと何気なく覗き込んだら、

掲 示 板 荒 ら し て た ヨ !

なんか、何かのファンサイトだったっぽいんだけど、覗き込まれてることにすら気付かない熱心さで荒らしてたヨ!こわかった!
ていうか心の闇ってこういうののこと言うんだろうなとか、思いましたのこと。

本日は早速「グリーンゲイブルズの朝」がダブりました。
うーん。どうしようかなあ。

これからは買うの、一日おきにしよう。またダブったら二日おきにするんだ。
お店から無くなるのが先か、僕がコンプリするのが先か!
とりあえず、重いのが家だからもう間違えないゾ。ギギッ。アギアギ。

ホンモノの暴君ハバネロを試食。

Death Rainよりは辛くありません。これは味だ。大丈夫。わりとうまい。
ていうかDeath Rainと比べたらダメだ。

『ボーン・コレクター』を見ました。
いやー、面白かったー。
ていうか謎解きその他については急ぎ足過ぎっていうか、原作モノの宿命なのでアレですが、それはさておきデンゼル・ワシントンとジョリ姐!ジョリ姐やっぱりカッコいいぜ!

あと、最後の格闘シーンは、うおー、と叫んでしまうくらいの格好よさというかすごいというか、とにかくこんな格闘見たことないぜー!みたいなみたいな!
久々にナイステレビ映画でした。コーフンした。

早速、かんきちさんに作っていただいた小説のバナーなどを設置
特に、村上スズイチの夏休みバナーがすごくカッコいいです。うひひひ。
ほんにありがとうございましたー。

で、メイド絵をお返しに差し上げる所存なのですが、それはまだ塗ってる最中なのでとりあえず手付け的に、
メイド漫画をアップ。まんがゲージが上がってきてます。まんが描いてますよ僕。イヒ。

ちゅーわけで「メイドと日本刀」はもうちっと待ってて下さいねー(私信)。

taroくんの色々ハラハラする話というか、ちゃんとオチがついたので話せるようになった一連の騒動。
明日あたりにアップします。乞御期待。
五日金曜日 一言 「わたしまけましたわ」
うぇーい。

本日は、taroくんの話をアップするとか言いながら、麻雀やってました。
いつものメンバーで、十時から九時までだヨ!十一時間だヨ!
正気の沙汰とは思いにくい!楽しかった!

しかし負けました。こりゃがっつり負けた。
というよりもむしろ今回は、きょーびの娘がキチガイのような勝負強さを発揮。
いまさらになって「点数計算を覚えたいのー」とか言ってたくせに、よゆうで三コロです。
もうあらゆる局面で圧倒的なツモ率を記録。喰ったらドラ載せて、面前なら赤抱えて、挙句の果てにリーチ合戦では先手を取ろうと後手を取ろうと掻っ攫う。まったく理想的な勝ちパターンです。強かった。
ちゅーわけで、本日の感想を一言で述べますと

蹂 躙 さ れ た ヨ!

でも楽しかったー。逆境の方が僕楽しいです。
昨日のデンゼル・ワシントンのような、限界ギリギリの、意表を突いた抵抗に萌える僕こと判官贔屓。
一度だけ、ビリから32000差を倍満直撃でひっくり返して二位に上がるという壮大な一発逆転劇を演じたので満足です。32000ひっくり返したのに二位というのは愛嬌。
でもその思い出だけで一晩は至福でした。

さて。
点数を見ると、確か僕とA女史が仲良くマイナス100前後。カイタルくんがマイナス15かそこら。
うひー。
今回は色々言い訳できない感じですが、僕に関して言えば、一回だけドベ引いたのがたぶん勝負の別れ目で、そこで万が一2位を取っていられれば差し引きトントンだった計算です。
たしか今晩は、僕一度もトップ取れなかった筈なので、それを考えればマイナス100で抑えられたのは上出来ですよ(と自分を慰める)。
って考えると、半荘十回かそこらの戦いだとはいえ、一度のビケを取り戻すのって凄く大変なんだなあ、みたいな感じですね。

次はがんばるゾッ…といってもA女史の論文が終わるまでは多分集まれないので二月初頭の予感。

僕は常々、きょーびの娘に苦手なものなどないのではないかと思っていたのですが、簡単な嘘をよゆうで信じる姿、慣れぬボコ勝ちにテンパってる姿や、点数計算の時に指を折ったり伸ばしたりしてじたばたしている姿を見るにつけ、案外そうでもないのかなあ、とか思ったりしました。
こりゃもう少しやさしくせねばなるまいかなあ。

…。
いや!否!
勝負を挑まれて受けて立ってくれる漢気は、わたくしの交友関係の中でもちょっと貴重なのでこれからも仮想ライバル位置でひとつ夜露死苦。

備忘録。
次こそはコートをしまうビニール袋持参。タバコくさくなって困る。
六日土曜日 一言 「わたくしおこっております」
えーと。
久しぶりにゲーム売ってきました。

キャッスルバニア、売っちゃった。
というかなんというか、もう僕から離れ、手元になくなってしまったものについて悪口を書くのは卑怯というか、あまりフェアではないような気もするのですが、でもちょっと思うところあるので書きます。
その前に、アレだ。フォロー。
一週目、慣れるまではなかなか面白かったです。具体的に言うと、マップ達成率が30%あたり、ボスを一匹か二匹やっつけるあたり。
でもその後、もの凄いスピードで飽きた感じ。具体的に言うと第三宇宙速度(秒速16,7km)くらい。

以下、割と悪口ですので文字色反転。言いたいのはその次のトピックなのです。

割とこのゲーム、マップを行き来しつつ謎解きしたりアイテム集めたりする仕様になってると思うのだけれど、敵の出現場所、出現敵の内容が同じで、その敵の攻撃内容も同じ、落とすアイテムにコレクション性があるわけでもなし、店に新しい商品が出現するフラグはマップの達成率の上、装備品なんて五種類くらいしかない、おまけにこちらの攻撃アクションも大体同じ、っていうのはいかがなものかと思う次第なのです。
しかも、その上レベルの概念がないって、そりゃどういうこった!

せめて、敵が色々なアイテムを落としてくれる(「月下の夜想曲」のように)とか、いつのまにかレベルが上がって能力がどうにかなるというのならまだ、行ったり来たりしつつ敵と戦闘することに面白みが出るかもしれないけれど、その要素がバッサリ全てまとめて削除されてるので、敵が単なる「邪魔なオブジェクト」になってしまっているのですね。
敵に倒し甲斐がないのですよ。慣れると弱いし。「行きも帰りも同じ場所で同じ敵を同じ方法でやっつける」ことを繰り返すというのは、アクションゲームに飽きる致命的な要因のように思うのです。

「一回も詰まらずに同じ場所を二度通過しない」という条件下では充分面白いゲームだと思うんです。
でも、そういう風に楽しむべくして作られてる感じじゃないのです。
作りとして、あきらかに行ったり来たりを前提。
で。
別にこちらの攻撃力も劇的に上がるわけじゃないので、雑魚敵といえど鞭で三回叩かないとやっつけられないちゅーのはなんちゅーか、さっぱり爽快感がないのです。しかもそのうえ何も落とさないんだったらそりゃそいつを回避して部屋出るっちゅうねん。
「爽快感がない」と言い切ってしまうとちょっと語弊があるかもしれません。なんていうんだろう。達成感?要するに、行動に対するご褒美がない感じ。

僕ら資本主義の犬ですから、ご褒美がなければお手とかしませーん。みたいなみたいな。

すごい的確なレビューを見つけたので引用(どこで採取したかは忘れちゃいました)。

「PS2版『アルゴスの戦士』並み」

なんていうか、中古ゲームショップに並んでるPS2版アルゴスの戦士の値段を見てみるといいです。そういうことです。


で、ここからが本題。
僕、今日下北沢まで行ってキャッスルバニア、売ってきました。
そのお値段、5000円。発売されてからまだ間もないので、5000円で売れたわけです。
えーと、記憶定かじゃないけれど、確かビックカメラで6000円で買ったので、差し引き1000円。
1000円で僕はこれを遊んだわけです。
なんていうか。
これが、定価1000円のゲームだとしたら、文句をつけるべきところって、ないんですよ。
一回遊んで終わり、もう顧みることなし、これに特化したゲームだとしたらまた評価が別で、むしろ潔くていいと思うの。

でも逆に言えば、僕はこのゲームに1000円から2000円くらいの価値しか感じていないということで、しかも、よくないことに、中古で売れば5000円になる、という前提でもってすれば、これが例えば6000円から7000円であっても、買うと思うんです。

そういうユーザーって、実はすごく多いんじゃなかろうかとか、思うんですよ。

でもって、このスタンスで新作を買っているユーザーの数を読み違え、「この内容ならば売れる!」とか、「これだけ売れた!」と息巻いてしまうのは違うんじゃないかなあとか思うんですよねー。

というか、堂々と宣伝費使ってこういうゲームを売り出す神経っていうのは、割とそういう感じなのかもしれないとか思って暗澹たる気持ちになった土曜日の午後でした。
なんとなくゲーム業界が先細ってゆくというのを、肌で実感したような感じでした。

そんな僕が、一番信用しているメーカーは日本一ソフトウェアです。
前作、ディスガイアについて、シナリオはちょっとしょうもなかったけども、むしろシナリオなんてオマケですと言わんがばかりの雑多な求道要素が心地よかったのですね。
ファントム・ブレイブはシナリオが良くなってるといいなあ。
七日日曜日 一言 「プリ大掃除」
昨日の日記を読み返してみると、自分の身の丈を越えて偉そうなことを言ってしまっているような気がしないでもない感じ。
なんちゅーか、別れたばかりの恋人の文句をいってるみたいな感じかなあ。
不満ならば付き合ってる最中に言えばいい訳で、別れた後で(ゲームで言えば売っぱらった後で)愚痴をぶちぶち垂れるというのは何か安全圏から文句を言うみたいであまりクールともハードボイルドとも言いがたい感じ。

ので反省。もうしないようにしよう。
というよりもこれからはゲームを買うときに、「買って一度遊んですぐ売るゲーム」というカテゴリーを作ろうと思います。
すこしアンフェアな気もするけれど、それが僕にとって一番無難な着陸点になる予感がします。
ゲーム全般に対して「買って遊んだら売る」という条件付けをするのは長い目で見て自分の首を絞める行為なんだけど、そういう選択肢を(乱用しないという前提で)持っておくというのは精神衛生上、悪くない気がします。

そういうユーザーがいることに気付いていなければゲーム業界は先細るだろうけれど、業界の人もそれほどばかじゃないでしょ。たぶん。おそらく。

なんか壮大なネタ仕込みのような気がしました。

で、今日はお休みなので掃除して川べりを散歩して自分のことをつらつらと。

でもってふとクリスマスのことを思い出したので、クリスマスモンスター準備中。
ともなってトップ絵暫定変更。
多分今年も仕事なのでクリスマスなんて阻止してやります。

「やったるでー!」

「 歓 声 を 悲 鳴 に 変 え て や る ! 」

「エンゲージ アンド キル ザ サンタクロース!」

今年は心強い味方がいっぱい。
八日月曜日 一言 「齢人間」
taroくんからメエルがきました。
イマニモ映画の話はこれにてひとまず完了。
紆余曲折ありましたが、まあなんにせよ完成してよかったよかった。おめでとうー。

やっぱり何かをやりとげるというのはいいですね。
しかもそれが共同作業というのは、なんか想像するだに感動的だなあ。
体育会系感動?や、僕体育会系の感動とか経験したことないのだけれども。その点に関しては、ちょっと羨ましいです。
きみの人生、これから先たぶん大丈夫です。まだ人生を始めているとはいいがたい僕がこういう風に言うのも何か無駄に偉そうに感じるかもしれませんが、何かを達成した思い出というのは、たぶん、すごく強い引力を持っているのだと思うんです。
引力は、個を形づくるのに、たぶん必要なんだと思う。
もちろん思い出に溺れてしまっては格好もつかないけれど、大概、何かを成し遂げるというのは、自分ひとりでは何も出来ないんだなあと認識することと同じだから、たぶん、そんなことにはならないでしょう。
う○こはう○こでも、金のう○こなんだぜ!

なんつって。
カッコいいこと言っちゃった(カッコよくありません)。

で。
映画製作についてはほぼノータッチだった僕が言うのもアレですが、また機会があればなんか一緒にやりましょう。ぜひぜひ。

リアルファイトクラブ(小規模)

なんか最近眠い。

眠ることと歳をとることの関連性について時折考えているけれど、それを考える過程ですでに眠い。
眠い中、意識を振り絞って色々な人のことやもののことを考えてみるのだけれど、どれもなんだか粘度の高い黒い水面の中に、かすかな波紋だけ残して沈んでゆく感じ。眠い。
まるで猿の惑星に出てきた自由の女神像のように、観念的なことも具体的なものも、確かな多角形の実体を持って、斜めにかしいで意識の黒い水面に沈んでゆく。眠い。残る波紋。やがて消える波紋。
あれ、水平の向こうに光るあれはなんだろう。

朝?

僕は石油の海の上に浮かぶ、表面張力のような円盤の上に寝転んで、色々水面から掘り出したり、沈めたりに忙しくて、忙しさの末に眠くなってたまらない。石油ってあったかい。ここは暖かい南極か?たぶんこの黒い海は人間と同じ温度。だって人間で出来ているんだもの。
脈絡のないようであるような思考。
もしかしたら自分は水の底にいるのかもしれないとふと気付く。だって手の動きが重い。まるで水をかいている。だとすると今見ている黒い海は、ひょっとして水の底のもう一つ底で、ほんとうの水面は、遥か上のほうなのかもしれない。でも水と油と、どっちが重いんだっけ。ああ、水だ。でも、水が重いとすると、僕は上下の観念すらも忘れていたのかもしれない。ぐるっと裏返って、ほんとうの水面は黒い海の遥か底のほうなんだ。僕は逆さになっている。このままでは空に落ちる。落ちてしまう。

というところで電話が鳴って起きた。
まだ夜だった。変なの。

underworldの1992-2002を聴いてます(今更ですが)。

「born slippy nuxx」は相変わらず無駄に感動的なので、やっぱり感動するということを再認識。
でも、「cowgirl」もハネてて好きかも。
九日火曜日 一言 「C/MB」
クリスマスモンスター依然準備中。

ブッコワス。町ブッコワス。
ブッコロス。クリスマスブッコワス。

やっだらあーコラー!

相変わらず眠い日々です。
そしてその日々の中、ひとつの強い欲求がムクムクと頭をもたげてます。

「世界救いたい!少なくとも巨悪くらいは倒したいヨー!」

…といっても別におかしくなっちゃったわけじゃなくて、RPGやりたいってだけなんですけども。
壮大なやつがやりたいんです。まさに世界救うようなやつ。
なんかないですか。
壮大なやつ。
なんか「超強いやつ(頭よくない)が世界を滅ぼそうとしてるのでそいつをやっつければすくわれる世界」とかじゃなくて、もっと組織だった悪(頭いい)が支配してる世界とか、そーゆー感じのところでこう、ギリギリのところで大逆転とか、そーゆー感じの!
なんか、超強いやつを一人やっつけたら終わり、っていうのより、悪の組織をいくつもやっつける、みたいな方がカタルシスがあるような気がするんだけど。町を解放するとかそういう感じの。

質的不利より量的不利をギリギリの線で跳ね返したいんだよ!
という僕の熱い情熱を受け止めてくれるRPG知りませんか。
ヌルゲー可。シナリオ的なカタルシス重視。シュミレーションRPGだともっとみりき的。
つっていまふと思ったらスパロボとかぴったりっぽい気もしたけど、でもスパロボは原典を知らないのが多すぎるのでダメなのよねー(あとなんかソフトまたいで続きすぎる気がする)。

なんかないかなんかないか。

中原中也が今生きていたら、間違いなく食玩あつめるに違いないという説。

月夜にひろったボタンを捨てられないようなやつは、たぶんミニヴィネットとか、ちょうすきにちがいない。
十日水曜日 一言 「ハロークス」
昨晩、キャプテンハーロックのアニメとか見たんですけど。
なまめかしいなあ。
松本零士絵のおにゃのひとは、なんか線がなまめかしいなあ。うらやましい。

写実的というのと色っぽいというのはもしかしたらまったく別の話なのかも。
なんか、ちょっとした大発見の気がしてきました。かなり普遍的な発見かも知れぬ!
…などとひとり深夜に大騒ぎ(脳内で)。

でもそれにしても、この「それっぽさ」ってのは凄い。
松本零士の漫画のあの線の歪んでる感じとか光ってる感じがすごくちゃんとアニメになってるのって、ほんと凄い。

あともうひとつ。マサキくんから教えてもらいましたのですが、ええと。

なんだってーーーー!

カイタルくん、なんかびっくりしたよ僕。
以上アニメニュース二点でした。

夜は、お誘い受けて町田で肉。肉、がつがつ。

久しぶりの肉食文化、堪能しました。んめがった。
で、肉食べた後に鷹村先輩の御宅にお邪魔してゼータガンダムで遊んだりしたのですが、やはり僕はアクションとかあんまり得意じゃないことに気付いた。

なんか最近色々思うことありまして。
今さっきまでサイト閉鎖論めいたことについて長いこと色々書いてたんですが、なんか疲れちゃったのでやめやめ。ざっくり削除。全部削除。

突き詰めちゃうと、何かしら真理めいたものを見つけたように思ったら、他ならぬ見つけた僕が、一人でそこに向かうことくらいしかない話なんですよね。
僕の見つけた真理は、僕のための真理であって、他の人にとって役に立つかどうかは全くの疑問符なわけで、だったら、ま、いいかー、みたいな。

っけ。
十一日木曜日 一言 「あーらら」
ハイグレード集合住宅を指すマンション、と、豪邸を指すマンションの食い違い成り立ち寸劇。

「あー、だからよ、おめんとこの国のよ、家がよ、あるだろ、家、家だよ」

「uh…House?」

「おーそれそれそれ、ハウスハウス、で、ハウスのよ、部屋がたくさんあってよ、ほら、人が沢山住んでるアレ、アレ、なんつーんだよ」

「House…ah…I can not well understan your…」

「あークソ埒あかねえ外人だな、えーと、ハウス、メニー部屋!ピープル!メニー住んでる!リブ、リビング!ラージ!ワット ユー達 コーリング イット!コノヤロ!」

「…is your meanin … ah …Mansion?」

「マンション!マンションか!最初からそう言えボケ!」

なんというやりとりがあったんじゃないかなあなどと空想してたらまた転びました足捻ったちくしょう。



文京区湯島はオザワ洋菓子店でイチゴシャンデ、ゲッツ!
クッキーの上にイチゴ、そして生クリーム。それをチョコでコーティング。
うまーい。おいしーい。ベネですよベネ。コケシに似た形がかわいらしい(かどうかは人による)このお菓子、180円!
ウハー。

でも、僕がそういう至福の時を過ごしている間にも、この人は大はしに抜けがけですよ!
ねーどーゆーことそれ!うらやまちいムギー!

私信:なんちゅーか、もうちょっと子どもらしくしたほうがいいと思うんだよね。分別臭くなると、年取るの、はやいよ?
十二日金曜日 一言 「うっかり」
アルバイトの帰りがけに、「ではまたあしたー」なんつって出ようとしたらアラびっくり明日は土曜日。
一週間って経つの凄い早いですね。
特に冬は。
文字通りそりゃ師も走るってな具合。

・子どもと大人の違いは毛だけじゃないのよないのよダバダバ。

「子どもらしくない」も「子どもらしい」も、ともに、子どもに対してつけられる評価であるというのは見逃してはならない大事なところです。

一方、大人はそういう視点からで見られる時には「ダメ」か「ダメじゃない」という二択しか用意されていない感じなのが残念なところ(見方によっては素晴らしくいいところでもあるのだけれど)。
しかも大概において大人子供の線引きは年齢でされるので、子どもなのに大人でもあるという不安定な時期があるのがさらに残念なところ。
で。
要するに何が言いたいかというと、ダメかダメじゃないかという評価以外の目で見られてもいい年頃の時に、自分がダメかダメじゃないかということを気にしてちゃ勿体ないですよ、というおはなしなのです。
ある意味それはそれで子供らしくて微笑ましいのだけれど、何事も度を越すと痛ましいのです。
少なくとも痛ましく思えてしまうのですね僕には。

子どもの人は今のうちに悟ったようなこと言ってないで今のうちに色々しとけ。
などと、思います。たぶん、大人はそれを赦すと思うし、赦すから大人なのであって、赦さない人は子どもなのでそういう人と喧嘩になっても子ども同士の喧嘩ならそりゃ罪がねえ。

茄子嫌だゴニャのflash
まーなんちゅーか、トゥマシェリーのflashと比べるとアレなのだけれども。
黒田硫黄の『茄子』の影がいっこもないのが自然のような不自然のような。

で、ついでにずっと前にA女史に知らせるはずだった、もうだめぽの語源flash
とりあえず論文中は2ちゃんねるとか見てるとヤバいと思います。ガンバレあと一ヵ月二ヵ月。

私信がえしがえし:そういうことなので、まあ適当に。
十三日土曜日 一言 「できちゃいましたか」
本日一発目のニュース。

え、えええーっ!?

ショックを受けたので遠くに旅立ってきます。探してください。

…嘘です。田舎に引っ込んで農業してきます。ニュース関係ありません。
どこかのきょーびの娘のように、駒沢公園でイヌに服着せたオバさんを眺めながら暗い笑みをこぼすとか、そういう休日の過ごし方はやはり僕には無理です。

大根抜いたらあー!ゴン抜いたらあー!
などと言いつつも出発は明日の罠。

今回も、何より一番の目的は、広い畳の部屋で、べたあーっと畳に頬をつける幸せ。
日々疲れたり、擦り切れたりするのはこのためだったのかと思うくらい、その時間は至福です。

日本に生まれてよかった…。
ほんとうによかった…。

夜は夜とて『スパイ・ゲーム』を鑑賞。
なんだかんだ言ってもブラッドピットはキチガイ(もしくは一歩手前)の役が上手いなあ。
上手いというか、いるだけで変人っぽい。どう贔屓目に見てもまっとうな人間に見えないところが素敵すぎる。『12モンキーズ』のアレはちょっとやりすぎの気もするけれど、『オーシャンズ11』の、いっつも何か喰ってる役が今のところ私的ベストオブブラピ。あの挙動の微妙な不審さがいい。

て。
昨日の、祝州知事就任放送と言いつつも作品セレクションが悪意に満ち満ちていた(ついでに言えば作中人物も皆すがすがしいまでの悪意に満ち満ちている)『ジングルオールザウェイ』もそうだったのだけれど、やっぱり映画とか漫画だとかって、それが自分にとってどういう位置なのかを把握しながら触れると、もう格段に面白さが増す感じ。
面白がりかたが判ってる映画ほど楽しいものはないなあ、ということです。二度目の方が楽しい。
ビバ反芻文化。ビバリピーター。ヌルいとか言うな。

恋も二度目ならとはよく言ったものですが、テレビ映画こそ二度目から(それも吹き替えで)。
十四日日曜日 一言 「たたみべたあ」
昼過ぎに、本家に顔を出しに行きました。
おー、なんちゅーか、ひさしぶりの大地だなあ、みたいな感じでした。

で、ぼんやりしつつ、ディケンズの『クリスマス・カロル』を再読。
スクルージって、「搾り取る」とかそういう意味の「squeeze」にもひっかけてあるみたいですね。
いやあ色々ためになるなあ昔の児童文学全集。

ちなみに、なんだかんだ言って読んだことないアナタのために

で、夜に赤貝のヒモの刺身を食べたら、もともと具合の悪かった体調がいっぺんに悪化したモヨン。
具体的に言うと、転げる腹痛でありました。
もともとこのところの睡眠不足などで、肌も荒れていたのですが、なんちゅーかツケがいっぺんに来てしまった感じ。
さすが師走。
さすが年末大掛取り合戦。
十五日月曜日 一言 「開運卵」
朝から体調があまり芳しくありません。
具体的に言うと脂汗級の腹痛とか、食欲不振とか、関節痛とか。

オマケに開運タマゴ占いで「青、断然青」とか念じながら見てたらいわゆる「凶」引いて、ああ今日は本当にダメな日なんだなあと認識しての一日スタート。
田舎からバイト先まで直行する道すがら、二度ほど倒れそうになって、途中など一度途中下車とかして、ふらふらしながら行きました。

でもこの時点では熱が出てなかったのでまだ気楽だったのですが、問題はバイトを終えての帰り道。
悪寒とかするし、腹痛はリミッターカットされてるし、あげく歩いてて目をつぶると「まぶたが熱い」という体たらく。
こりゃー間違いなく風邪が便乗して襲ってきてますな、敵もなかなか戦術を学んだとみえる、などと気楽に考えていたのですが、家まで最後の100m、ナチュラルにまっすぐ歩けなくなってようやくことの重大さに気付きました。

そういえばきょうはおうちかえってもだれもいない。

というわけで、死ぬ気で食事をチャップリンが革靴を食べた要領で流し込み、布団被って、腹痛の薬と風邪薬とどっちを優先して飲むべきかなどと考えながら、最後の力でビギナーの最終回の録画予約をして倒れて寝ました。

で、夜のうちにもう一度めざめ、四国の人に「ねえ死んだらどうしよう」などと相談したのですが、「さっき見たドラマの話」などで切り返されて切なかったです。

ですが、あんまりやるせなくて生きる気力が湧いた。
とりあえず熱は短期間で下がることもあるし、いざとなったらオーバードーズで乗り切れるはずなので、腹痛止めを優先。正露丸バリバリ喰って再就寝。
四国の人には、親身になってくれないやつはハクビシンにSARS伝染されて死ねばいい気味なのだ、と伝えて電話を切りました。

もちろん夢なんて見ませんだって具合悪いんだもん。

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