8月度半分



一日金曜日 一言 「あらまあ」
ようやく自分本のレーベルが決まりました。

「PRIVATE ORBIS」(プライベート・オービス)です。
略称はプライビスでひとつ。いや、プリオービスかなあ。うーん。
略称から考えるのは僕の悪い癖の一つですね。
ともかく。
「ざるつーのぷらいびす」というのはなんか「ぐーりんだいのぽんぽこぴー」みたいな語感でたのしいかも。

オサレくさいとか浮かれるなとか死ねとか言うな。

で、その懸案の、ざるつーのぷらいびすですが、第一号のサブタイトルは「はつこい」です。
内容としては、いつもどおりの感じの女の子がラブレターを書こうとして苦悶する話。
オマケを追加しようかどうか考え中です。
たまにはきゃぴきゃぴした女子や野球部員の活発少年とかが溌剌と夏の海とかではしゃぎまわる話を書きたいです。

でも中身はもう書いてあるし、表紙もレイアウトなどは出来てるので後は絵を書くだけ。
あと、消しゴム版画を彫るだけだあ。

ちなみに、こないだ受けた会社おっこっちった。
ショーック。

でもげんなりしている時間がもったいないから次へ。
最近、時間がないってすごく強く思います。
余裕がないとかそういうのではなくて、人生は短い、と非常に強く思います。
勢いつけて生きて、やること全部やっておかないと悔しくて死にきれない。死にきれないよコレ。

そしてそんなこと言ってたら、アトくんのサイトが閉鎖されてて僕びっくりなんですけど。

最近連絡ないなーとか思ってたんだけど、なによー。
どしたよー。
というか最近、僕も衝動的に「もーサイト閉鎖!こんな小説更新の少ない小説サイトなんて畳んだ方が世のため人のため!」とか悶えることがしばしばあるのですが、実際閉鎖までの踏ん切りがつかないのはなぜだろう、とか、考え出すとホントに閉鎖しちゃいそうなので考えないようにしてるんですが、アト吉くんは考えちゃったのかなあ。
とか。
色々考えてます。が、色々態度保留。

でもとりあえず、更新できないから閉鎖します、というのは、例えてみれば「一年に一度しかならないからこの柿の木は切ります」というような、なんかちぐはぐな感じがします。
や、これは多分偏見なんだけど。

でも、明日は早いのでもう寝ます。
二日土曜日 一言 「龍のもん」
お仕事のララ倍。ララ倍。一人で泣くのはおよしよー。

久々に勤勉に働いております。
なんちゅーか、通勤時間二時間はえらいよ。偉いんじゃなくて、エラい(方言)。

でもって家帰ってきてメールチェックしてみたらばアト吉君から丁寧なメールが届いていてびっくり。
でもなんだか別に、サイトとかいやんなった、というわけではないようなので一安心です。

そして、えーと。
アレだ。
ちょっと疲労のせいか脳が回ってなくてゆわんゆわんしてるけど、アレだ。えーと。
そう。

メイジナイトの新しいエキスパンション一個買いました。ドラゴンズゲート。
とりあえず、可愛らしかったのは、背中から触手を生やした仮面の踊り子。Shadow servent(赤)。
新能力、「恐怖」を身に付けた上、ニンブルの魔法弾12射程です。
もしかして、強いかこいつ。

コスト67だけど。
「恐怖」が未知数だからちょっと使ってみてもいいような気が。

あとは、射程距離2の4移動バウンド、ダメージ4のピアース、アタック9という初期値の、なんかのコンボ材料にしろという電波がすっ飛んできている「orc builder(赤)」とか。
コスト34というのが魅力といえば魅力なんだけど、ガンといえばガン。
三日日曜日 一言 「えらいえらいえらい」
がんばってる。

朝六時に出かけて夜十時に帰ってくる生活なんて、本当に自分を誉めてやりたい。
偉いぞ。

こんな格言を作ってみました。
「オンリーワンになれなくてもいい。ナンバーワンであればいい」

絶対どっかでもう言われてると思ったのに、ぐーぐる先生に「パクリになりますか」と尋ねたところ「微妙」といういい返事が返ってきたので公開です。

というか、こっちの方が明快で、惚れるとしたらこっちだワン。

そんな日々、無駄にありあまる移動時間に創作意欲爆発。

「in your heart」って、「飲尿ハート」って聞こえやしまいか。
これもぐーぐる先生から「そんなこと考える馬鹿はお前一人でオンリーワン」というありがたい言葉を頂いたので、公開です。

というかこの発見を何かに使えないかと考えているのですがどうも無理っぽい。
でも一応特許とかとっておこうかしら。

下らなくてゴメン。

で、明日はお休みなので、プライベートオービスの印刷に行こうかと思います。がんばる。

ところで、したの三つの中だと、どれがいいですか表紙(というよりまだその段階で大丈夫か僕)。

とりあえず鉛筆のラフですが。候補を。
…なんか真中だけ顔が違う。

ちなみに上のは明日の午後には消します。限定。
四日月曜日 一言 「あれれ」
あ、あれ?
今日って週末じゃないの?
え、ええっ?

…僕の知らない間に時が加速して一巡しているようです。
まさかッ!これがッ!「天国の能力」ッ!

シリーズ。そういうことは猫又さんに聞け(第四回)

今回の質問:「HUB(ハブ)って、どういう意味?」

「さて、久しく出番のない身ゆえ、そろそろ人の口に登ることも稀になり、やがて記憶の奥底に沈み、このまま朽ち果てしか、あるいはそれもまた世の定めとて静かに余生を送りける身どもに質問とは、また格別の物好きなり」

「 猫 又 殿 の よ う な 大 妖 怪 が 斯 様 に 気 弱 で は 困 る 」

「嬉しいことを。貴君、異国の妖怪にしてはなかなか見どころのある」

「 ゆ く ゆ く は 小 娘 ど も な ど 追 い 出 し て 、 我 々 の 世 を こ の 電 脳 に 」

「うふふっふ、うふ。にゃあ。なんとも気の大きい」

「あの、質問…」

「 黙 ら っ し ゃ い !」

「ひっ」

「客人よ、その者はその者で職務ゆえ罪にゃかるべし、捨て置くことこそ寛容なり」

「 し か ら ば 」

「さて、HUBとは何ぞや。その語源は日本語にあり。HUBとはすなわち「ハブ」であり、マムシ亜科ハブ属に属する蛇どもに相違にゃかるべし。なにゆえこの名が集線装置の愛称として使われるようになったかというのは実は、ハブどもの生態の由縁なり。
ハブどもの習性、まことに奇妙なるべし。蛇ゆえ、日頃は群生を良しとせざる者であるが、ひとたび雨季来たらば、彼らこぞって坂下り、一つの道に集まれり。
これ転じ、沖縄においては分岐が集束する道のことを「ハブ道」と表現せりものなり。
おりしも第二次大戦終戦直後、電子計算機の開発者の一員であり、後のHUB装置考案者たるアーサー・キンレイ博士は当時、沖縄占領軍の軍曹をつとめおり。のちの博士の自伝によれば、在日中に目撃せしハブ道の光景余の心に強く刻まれり、と言いけり。
それゆえ、遊び心で己の集線装置にハブと名付けしものなり」

「猫又さん、物知りですねー」

「汝、己をあわれ、と知るべし」

本、作ってきましたがもう眠いのでその更新はまたということで。
明日は本家に土をいじりにいってきます。だから、えっと、明後日。明後日ということで。
ちなみにデザインしやすいのと多数の得票により、表紙は左のに決まりました。

で、もうさっさと消そうと思ってたのだけれど、ファイル消すと何がなんだか判らなくなってしまうので急遽残すことに変更。期間限定のことをするのにあまり向かない僕です。

>ルーカスさん
閣下、活躍しますよ!ガンガン行くよー!新ユニット、「夢壊し隊」結成だよ!新キャラに甘い作者ですまん。

>三(略)さん
僕もびっくりです。ちなみに、今回原稿を寄せさせていただいた「ぷち」という本では、こげぱんの漫画を描かせていただきました。続報お待ちください。近日。
五日火曜日 一言 「おそうじ」
ちゅーわけで殺人的な暑さの中、出かけて田舎まで。

新婚旅行に出かけている夫婦と写メールでやりとりなどしておりました。
すごく羨ましい素敵ホテルの素敵部屋の写真などを頂いて、そして僕が返したのはこちら。



脱皮に失敗したまま乾いてしまったらしい蝉の写真。これ、いや、ちょっとマジ不思議。
でも、珍しいの発見した!と思って送信してから、なんというか新婚夫婦に送るにしては風情のなさすぎる写真だったなあと反省することしきり。
それにしても羨ましいです。

いいなあー!

でもって田舎に出かけていって、部屋の掃除などをしておりました。
なんか、椅子を買い換えるということで、それにともなう準備などを、こう。

とりあえず、人の家のお掃除はどれが捨ててよくてどれが捨てちゃ駄目かわからないので大変です。

シリーズ。格言。

「もし四畳半に暮らしているとしたらそれを取っておくか否か」というのを捨てる判断基準にすべし。

僕の生きる知恵です。

夜はお刺身など食しつつ、飲酒、ぱったり眠ってみたらば夜中に水不足で死ぬ思い。
しかも熱帯夜。
死なずによかった。
六日水曜日 一言 「P・ORBIS」
最近睡眠時間が短かったせいか、なんか午前中にお昼寝とかしてました。
畳にぱたり倒れたままで、「暑くてもう寝てられない!」と「ネムイ!」のせめぎあい。
体力使う昼寝でした。ええ。

でもって夕方には帰宅。明日お仕事なのです。なんか慌しい帰宅でした。

さて、先日完成したばかりの出来たてほやほや、個人誌の話ですが。
P・オービスということで、略称はポービスに大決定。

そして特設ページを作成。及び公開。


ちなみに表紙はこんな感じになりましたよー。
アドヴァイスくれた皆様ありがとうー。

オフ会ですらおそろしくて尻込みする僕が、イベントに出かけるなんて初めてです。
作法とかわからないんですが、サイト見てるヨ!とか言ってもらうときっとよろこびます。
読者サービスします。

具体的に言うと、余白に絵ぐらい描くヨ!

「路上詩人気取りかよー」

「んだなす。そのとおりだなっす」

「……あ、じゃあ、それで」

「最近ヲベロンさん、心が強くなったというか」

「面の皮が厚くなったな」

そうそう。
今週末、というか正確に言うと八日の金曜日から一週間ばかり大阪に出かける予定ですので、その間は更新止まります。
また来てね。

大阪に持ってくモノリスト(私的)。

四国の人に頼まれたポービス一冊。
友達に頼まれたオサッシシマスを一冊。
カメラ(未現像撮影済み)。
七日木曜日 一言 「めろん出現」
本日、新婚旅行中の夫婦から送られてきた素敵画像。はい、ドン。



「うあっ、わっ、あっ、ひー!」

「あはっ、あははーっ!めろんちゃん等身さがってやんのー!かわいーっ!」

「あっ、えーと、あー。待ってよ。…あれ、あたしか?」

「 こ の 偽 キ ャ ラ が 」

「言っちゃった!」

「しらねー、っすー。聞こえねー、っすー」

「というか、新婚旅行中にはこんな中吊りを撮るよりもっと甘美なことがあるような気が…」

「こういうときに一人だけ我に帰るのは禁止ですよ、先生」

ちゅーわけで明日から一週間ほど大阪方面へ行ってきます。
大阪弁で言うとコレってどうなるんだろ。

「首洗うて待っとれや、大阪、くらあー!」

「だからちがうそれ」

そゆわけで明日からお出かけしてきます。大阪逃避行。
といいつつ台風直撃の予感。

僕は、いつも、こうだな…(とおい目)。
八日金曜日 一言 「出発ー!」
キュウリ食べるー?つって言われたのか、キウイ食べるー?つって言われたのか聞き取れなくて聞き返す言葉が「緑のやつ?」というのは相当脳の具合がやわらかいとおもう。

そういうわけで大阪、行ってきます。
14日か15日に帰宅予定。

言い残し。

ろぼろわ:内容はなかなか面白かったです。でもこんなちゃんとした外伝というか物語の外周を書いてしまったら本編を書かないと嘘です。ゆるしません。具体的に言うと期待させた分だけしばく。

竜の花嫁:続き楽しみに待ってます。完結したら感想など送ります。

帰ってきたオンラインプレイヤーズ連載決定!:おめでとうー!もー書店に急ぎます。

電マグさん復活(?):おめでとうー!ちゅーか更新始まった直後に行方くらます自分が憎い。

今回の旅行は、大阪に引っ越した弘兼ラブの人のお宅訪問。大学時代のサークル友達大集合。
ともあれ午前十時過ぎに出発。台風がガチコン迫ってきている大阪に出発であります。

「来な、台風!どっちが先に大阪へ着くか、勝負しようじゃねえか」…ってやつだぜッ!(血まみれ)

…青春18切符でトロトロ走るやつがいう台詞じゃありませんねコレ。

さてさてさて。
そんな感じで強がっていたらば、案の定豪雨のため沼津で電車がストップ。
なんというか、凄い雨でした。台風じゃないのになによそれ、みたいな感じ。太平洋を眺めつつ乗っていたのに、いつのまにか雨で海が見えません。たった数十メートル先なのに。うひえー。

そんなこんなで遅れに遅れて十時間以上かかって、21時半にS嬢の住む駅に到着。
どういう気象の都合か、雨がぱったり止んでました。傘ささなくてもいけました。
うひひひ。雨に勝った。僕、勝った。

と、そんな陰湿な笑みを浮かべるもつかのま。
皆で晩御飯を食べたのは、カレーのお店。
後に聞いたところによると、インドカレー、と銘打ってあるものの、経営しているのはパキスタン人で、商売上仕方なくインドカレーと名乗っているそうです。せめてもの抵抗として、店内でのBGMはパキスタンの音楽だとかなんとか。

まーともかく。
はぐはぐカレーなど食ってたら、巨大な黒光りする虫ちゃんが壁を這いまわる姿を目撃した次第!
僕が脳内で目の前の事実を整理している間に、A女史だのきょーびの娘だのが気付いて場内総立ち。
パキスタン人の落ち着き払って言うには、「ムシ トモダチ」
笑うしかない。
でもって次いで言うには、「ソト アメダカラ トモダチ ナカニ」
うす、いみわかんねえッス。

そういうわけで色々笑いつつ、逃げるように店を後に。
夜は夜とて、久々の再会でモロモロ話しつつ、「狂気の桜」を鑑賞。
もっと弾けたバカ映画かと思いきや、想像以上の駄作ぶりで一同見ながら血など吐いてました。
端っ子端っ子で映像に凝っている分、ストーリーの単調さとかそういうのが目立ちすぎて、ヒー。
でも、
「俺ら右翼じゃねえっすから」
「じゃあなんなんだよ」
「ナショナリストっす」
「同じじゃねえか!」
というくだりはちょっと笑いました。いいツッコミだ。さすが大阪。須藤元気も刺されるっちゅうねん。

言葉遊びをするのはいいのだけれど、言葉遊びのために物語を作ると、どっかで破綻するような気がするようなー。
しかもその言葉遊びに教養が感じられないので、もースッタカタンのようなー。

ちゅーか、なんで狂気の桜なんてチョイスでビデオ借りてくるか謎。
飽きて皆、パタリコ就寝。

あと、なんかの番組で高杢がテレビに出てて、なんていうんだろうと思ってたら開口一番弾けた口調で「ガンでえーす」つーのには仰天した。
マジで仰天したあまり声が出なかった。
九日土曜日 一言 「ひきつづき」
雨のち雨、のち凄い雨。

本日は後続組の二人となんばで合流してうどんなど食し、午後には取って返して奈良にゴー。
特に僕などは、人生初奈良です。

ちょっと時代的な風景に親しんだので、ちょっと歴史風に記述ー。

奈良に出かけ、鹿などと戯れぬ。面白きと云ふよりはおそろしき。笑ひぬ。
余の思ふに、鹿と云ふけだもののおそろしさたるや、その瞳にありし。鹿ども、せんべいを寄越す人の目を見ることなく、ただただせんべいばかりを追ひにけり。
余の恐怖することに、このけものども、いつしかせんべいに夢中になるあまり、余のことを木や何かと勘違いせしや。悪意なき角の一撃によりて余の引き倒されしは、まこと人を人とも思わぬ恐怖というより他なし。

東大寺にては、一同連名にて瓦など奉納せし。
望みごとして、「大成」と書せども余白に「なるべくはやく」と注記せり。是、余の人間力の低さをものがたるものなり。

夜には、なら燈花会、なる催しを眺め候。日暮れより、燈に次々火の入りたるはまこと幻想的なり。若き人、若くなき人の皆、一様に楽しみたる様は目にたのし。うれしからざることなかりけり。
やがて、くろぐろと日暮れぬ。
余は時折、己の視力を恨めり。燈の幻想、是すなわちうすぼんやりにありと思へり。視力の悪きことこそ光味わうには肝要としるべし。

燈花会は非常にうつくしい風景でした。
なんちゅーかホントに素敵。人が沢山来て混みあう前に引っ込んだので、楽しさもひとしおでした。
うふふ、うふふっふ。

夜は夜とて、「肉食いたい!」と「肉じゃなきゃ駄目!」の狭間で煩悶しつつ、地元民たる弘兼ラブ嬢の導きによって「てらまえ」というお好み焼き屋に入りました。

んまかったです。
そばが切れ、キムチが切れ、あまつさえすじ肉までなくなるという末期的状況にも関わらず、なんか店員の人の対応が気持ちよくて平気な感じというのは、なかなか不思議でした。やっぱり大事なのは接客なのか。そうなのかー。
すじうどん頼んだら、すじにくの代わりに豚肉で同じメニューを作ってくれるとか、同じ値段でそばをうどんに替えてくれるとか。
好感度非常に高かったです。

でもって肝要の料理もどれも美味しかったです。お店の人が焼いてくれるんです。自分でチマチマ焼くお好み焼きも楽しいですが、やはりプロの技。プロ用火力。ビッバ。
特に、トマトとチーズをのっけてマヨネーズで食べるモダン焼きに新境地を見出しました。
いつかこれ、自分でもやってみようっと。

というか、結構おなかいっぱい喰らったのに一人1200円ってどういうことだとか思った。んまかったうえに安すぎる。異常だ。なにかサービスしてもらったのかな。

で、揃って帰宅して後は、官能的な関西ローカル深夜番組「夜美女」などを眺めつついるうちに、いつのまにか就寝。
最近めっきり夜が弱くなったモヨン。
十日日曜日 一言 「回生」
さっさと寝たおかげで皆より少しばかり早く起きたので、こっそりとお風呂つかわせてもらいました。
生活のリズムを整えてくらします。

で、お昼には、近所で旨いと評判のうどん屋にでかけたんですが、なんかお盆休みとかでやってないんです。仕方ないのでその近所で見つけた「手打ちうどん」ののぼりに吸い寄せられるように吶喊。

そしたら。

なんか一杯飲み屋みたいなお店で、おばさんが一人でやっていて、そのおばさんが奥から取り出したのは、パックの冷凍うどん!
うひー!そんな!ちょっとは隠してくださいよ!僕まだ夢は夢のままがいいです!

他にもトイレに入ってる間に電子レンジの「チーン」つう音が聞こえたりしてスリリングでした。
しかし、味については普通。まあ、冷凍食品ですからそれほどひどい味というのはそもそもありえないわけで、妥当と言えば妥当ですが、これに450円払うとなると微妙だなあー。

微妙っていうかなんていうか詐欺だなあー。

で、面白くなかった我々はせめても、と、お店のテレビを勝手にチャンネル変えて、アタック25を鑑賞。
優勝した高校生が、「那覇市」と答えるべきところを「沖縄市!」と答えていて愉快でした。
十回クイズのようだったといってもいい。
自信満満に回答して直後に自分で「ぅあっ」とか言ってんのがかわいすぎる。詰めが甘すぎる。

意外と知らないアタック25のパネルのルール

でもって夜はサークルの友達と別れての大阪オフ。
遊びに行くからもてなすべし、と叫んだ僕のために集まってくれる(大事な事実誤認あり)なんて、まったく親切な人々です。
しかも、急遽ぷー姉さんまでが加わって六人。おおぜい。

飲み会で、あいかわらず僕は適当なことばっかり言ってました。ふ、ふふ、ふっふ。
幹事の白先生が一杯飲んだら速攻で寝てしまったので、酒量に関してはわりと大人しい飲み会になった模様。
際限なく飲む会も良いですが、こういう会もなかなかよいですな。

で、一次会を終えて、ゲーセンなどで遊び、帰る方々を見送って二次会。
ゲーセンでは、一般道を走るレースゲームがスンゲー面白かったです。最初、対抗車線を走る車がいるなんて思わなくて衝突し通しだったけど、アレ、面白い。
また遊びたい也。
十一日月曜日 一言 「大阪ゴモラ」
二次会というても、喫茶店です。
24時間営業の喫茶店のすみっこの柔らかい椅子で、朝までおさべり。

内容は、まあ、まあ。
ネットで公開するようなことではないことから、ぜひネットで公開してあげたいようなことなどまで。
そのうちからネットで53億人に公開してみたいことをいくつかあげると、次のように。

・手で削ったえんぴつを横から見ると、「おばさんの顔」を思い出す。
・ケーキを食べた後に味噌汁を飲む。
・次の日仕事なのに普通に徹夜してた。
・子どものお尻を拭いてあげる前にいう台詞は「かがめ」。
・誕生日を祝うという習慣がなかった。
・徹夜明けだし炎天下だけど大阪駅から大阪城まで歩こうぜッ(所要時間およそ一時間)!というキチガイ提案に乗った。

ちなみに、前三つはこの人で、後ろ三つはこの人です。

「世話になった人に対してこの仕打ち。鬼ですか」

「暴露スキーでごめんよ」

「ならばもっとすまなそうな顔などすべし」

でも楽しい会でありました。

ほっ。

で、上記にもあったように、胡椒の人と大阪城へ出かけて、石垣の上でお昼寝。
大阪城でのお昼寝は、蝉が異様に鳴いてたりありんこが肘にたかったりしてましたが、気持ちかったです。

行く道すがら、川沿いにはホームレスの人が沢山テントを張っていました。アルミ缶の回収所などの横も通りました。
そうしてしばらく行くうちに、ジュースの自販機をみつけて、喉が渇いて死にそうだったので缶を一本購入。
なんていうか。

アルミ缶の交換レートって、大体キロあたり30円から80円あたりらしいんです。空き缶を100個集めてようやくジュース一本とかそういう次元の話。
そして、僕はそうやって生きている人たちの横で、一本120円の缶を買ったわけです。
なんていうか。

こういうのって、物凄い、奇妙。
奇妙というか、変というか。心捻り。うまくいえないけれど、奇妙な光景でした。
最近、結論を出さないで保留にしておく事柄を入れる「脳内保留箱」の容量を増設したので、この日見た風景は、そちらへ。

で、スンゲーおねむのままでしたので、弘兼ラブの人の家に再びお邪魔してお昼寝。
のち、またもや美味しいと噂の焼き鳥屋にお出かけ夕食。いつも品切れの「油ぎも」が今日も品切れでした。
十二日火曜日 一言 「あいやしばし」
弘兼ラブの人とテレビなど眺めつつ過ごしつ、飯を食いに出かけてついでに近畿大学構内の「鮫」の池などを見たりしてました。

チョウザメと何かの交配種で、いわゆるジョーズとは違うのですが、確かに鮫でした。
でもやっぱり大人しい魚らしく、なんかのったりしてやんの。

で、夜になったら四国の人が大阪へ遊びに来たので、二人で連れ立って迎えに行って、ついでに三人で焼肉。大阪は鶴橋で焼肉。コリアンタウンとして有名なあたりっぽいので、店に関してはそれほど心配なし。治安については事前情報だけを手がかりにすると少々不安っぽかったですが、案外道にいる人はフレンドリーでよかったです。三人ならばこわくねい。

で、さてさて。
僕、四国の人を友達に紹介するのが初めてでしたのでドキドキしてましたが、焼肉宴会のおかげかそれほど気まずい場面もなく過ぎた模様です。
肉うまい。

で、焼肉屋のそばの席に、すげえうるさい若者のグループがいて大変でした。
つーわけで、その時の僕ら三人の会話を猫又リミックスでおつたえします。

「あれに騒ぎたるは如何な若者であろう。やかましきことこのうえなし」
「大学生ではあるまいか」
「大学生は皆死すべしという法律を作ればよい」
「女もいないのに騒ぐとは無法なり」
「あいや待たれい。よく見ればそれ、ビールにあらず」
「なんと、気がつかなんだ」
「しからばあれら、高校生に違いなかるべし」
「タン塩のこの旨さといったら」
「思うにかれら、二年生なり」
「なんと」
「さすが職業教員」
「一年生はいまだ学校に馴染まず、三年生は受験を控えて余裕なし。いずれにせよあのような乱稚気には至らず。すなわちこれ二年生の所業なりや」
「聞いてみれば、道理」
「高校三年生といっぱ船木一夫」
「それにしても若者ども、童貞の癖にやかまし。死すべし」
「あいや、しばし。端にいる眼鏡の童子や愛し」
「いずれの童子なりや」
「これはしたり」
「見ればその童子、スタンドバイミーに出ていた太った子に似たり」
「かんらかんら」
「今、彼、こいつ、と呼ばれおり。我らが見立て間違いにゃかるべし」
「ところで汝ら、タン塩を焦がすことしきり。これすなわち肉に対する冒涜なり。わきまえよ」
「あいや、しばらく」
「肉よ、申し訳ない」
「あっ、見よ、件の童子、パシられておりけり」

そんな感じで笑ってたら、彼らってば、そばに来た見知らぬおっさんに、きっちり叱られていました。
正座して謝っているあたりに地方都市の若者の純真さを見た思いがします。
まだ日本は平気さ多分。
十三日水曜日 一言 「いまいちにち」
晴れのち夜雨。

今一日いるという四国の人と連れ立って神戸など。
海を見つめてぼうとするようなことが僕にとっての幸せなのだなあと改めて実感。
二人してくちきかず眺める海のよきかな。

ああ、やっぱり海辺に生える植物になりたい。

でもっていい加減飽きたので異人館など探してみても見つからず、不思議に思ってみたら、異人館があるのは三宮だそうで。へえー。
で、三宮まで戻ってみるけれど、異人館まで行くほど気力が残っていなかったので、その辺でごはん食べるだけにしておきました。
旅も終盤にさしかかって少々疲れが出てきました模様。ええ。

晩御飯に食べたのは明石焼き。あとぼっかけ。
「ぼっかけ」というのは、明石焼きのタコの代わりにすじ肉とコンニャクを煮たものが入っているらしくて、ポン酢でさっぱりと食す料理にて候。
どちらかというと明石焼きもポン酢で食べると美味しいんじゃないかと思いましたが、まあ、それは個人のすきこのみ、というやつで。

おまけ:

神戸の港のそばの観覧車のそばで見た子供向けアトラクション。


よく見てみましょう。



なぜ やまがたなのか。
十四日木曜日 一言 「すげ雨」
目が覚めたら窓を打つ、打ちまくる雨。
げんなりしてました。

昼過ぎに帰宅の途につくまでの間、教えてもらった美味しいパン屋などを巡ろうと思ってたのですがこの雨のせいで中止。

イスズベーカリーにだけ立ち寄って帰宅ー。帰宅ー。

で、平日なのに東京行きの列車が混んでてきびちいにょ。

特に米原から大垣までの間、二両編成の列車がギチ混みでげんなり。
荷物を降ろせないくらいの混みっぷり。ぐんにょり。
おかげで、大垣駅に着いて、乗り換える段になるとうっかりホームを走りました。ゴー。ランニンゴー。
思うに、走るというのは成人した大人にとってふさわしくないものでありましょう。
それでも走るというのは、大垣から浜松までの二時間半あまりを立ちつくすことになる恐怖、それのみに起因するものでありました。

で、うまく座って考えてみるに、明日はオタの祭典の初日。
さてはきみら徹夜で並ぶとか並ばないとかのナードコアに違いないですな、とか思ってみてましたが、目星をつけた人ほど名古屋だの沼津だので下車。
僕の目は節穴でした。

で、すごいひさしぶりに家に帰ってきました。

ただいまー。
十五日金曜日 一言 「こぼん」
帰ってまいりましたが再びトンボ。

ぶるるーん。お盆の送り火焚いてきます。
なんとかぎりぎり間に合ってよかった。

つって出かけて雨のあんまりすごいのに驚いて、色々足踏みなどしてました。

晩御飯は、お土産話などしつつ、お酒などがぶがぶ飲みつつ、送り火。
ちょうど送り火をしようという段になって雨が小降りになったりしてありがたかったです。いやあ、これも日頃の人徳(僕以外の)がなせる業だなあ。
あはは。
あはははは。

で、夜には17日用のPOPやらチラシやらを作成するのにおおわらわ。
黒以外のマーカーで描く絵というのも、たまには面白いと思いました。
なんか、大学の頃、サークルで出した屋台のポスターをやっつけていた頃とかを思い出したり。

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