5月度後半分。不定型化決定。
十六日金曜日 | 一言 | 「代打日記筆者募集中」 |
原発って、原子力でお湯を沸かしてタービン回して発電してるって、知ってた!? 上野桜カモメでーす。 今日はヲベロンさんがいなくなっちったので、わたしこと上野桜が代理日記でーす。 つってもなんも書くようなことないんですけどね。 でもそれじゃ面白くないので、ちょっとヲベロンさんの机まわりなどを調べてみようと思います。 えーと。 えーと。 お、なんかメモが貼り付けてあるの発見! なになに…? 「いいなあ…?」 あ、まだある。ふむふむ? 「JAPAN…?」 「自分を信じる力があるかどうかの試金石…?」 なんか、ヲベロンさんのことがわかんなくなってきたよ…。 |
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十七日土曜日 | 一言 | 「上野でポン」 |
お昼から、長月嬢と一緒に上野の美術館ハシゴ。 丁度先日掲示板でルーカスさんが自慢してくれた「ロマノフ王朝展」を観に行ってきたんですね。 めずらしく行動のはやい僕だ。うっふっふ。 ともかく。 お昼頃から連れ立って、国立西洋美術館からチェック。 つーかここでは、現在タピスリー展が開催されていてですね。 これは「常軌を逸したほどに巨大なタペストリー」がずらずら吊るされているという、本気なのか冗談なのか判らないナイス企画なのですが、無料なのでした。 普通ならば、得した!ちょう得した!と小躍りするはずだったのですが、なにかチケット売ってたのでなんとなく買ってしまいまして。 買ってみたらばこれ、常設展のチケットでありました。 つーか前に来た時は確か、ルネッサンス展か何かで、ルネッサンス展の半券があると常設展が無料だったのであります。 …。 逆かよう。 といいつつ、折角なので常設展からガンガン歩いてゆきました。まあ、こないだ来たんだけどな。 でも犬も歩けば棒に当たるもので、今回もそれなりに収穫が。 ヘーラルト・ダウ(1634〜1675)の「シャボン玉を吹く少年と静物」という絵です。 なんちゅーか。 これ、いわゆるヴァニタス画というやつで、それについてはリンク先に説明がございますゆえ、そちらをご参照していただけるとありがたいのですが、そんなことよりこの子供の目線なのですね。 いやあ、嫌そうな顔をしているなあ、と。 そんでもってこの子の境遇などに思いを馳せてみるともう。なんちゅーか。 子供がシャボン玉で遊ぶような場所の傍に髑髏なんか置くなよ、とか。諸々。 想像してるうちに面白くなってしまって。 無論考えオチですがなんか面白かったです。はい。 * で、その後は東京都美術館にハシゴ。 ロマノフ王朝展です。ウラー・ロシア。 しかし、ロシア人はあなどれないと思い直しましたね。うん。凄い。ピョートル大帝とかやっぱ凄いよ。ヒゲとかも! イコンの本物もばっちり見てきましたが、何より面白かったのがパナギア(主教の胸かざり)でした。 真中に水晶の彫刻がはまってるんですが、これの造型がまた。良すぎ。 これ、ちっちゃい水晶に、人の全身が彫りこまれているのですね。 でも、水晶は小さいからほら、その人間の表情が上手く出来なかったようで、結局「うみにん」みたいになってまして。 もうこれだけで萌え。愉快すぎました。 でも真面目に「玉座」だけでも観に行く価値あるぜい。でかいし、威厳あるし。ウラー。 |
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十八日日曜日 | 一言 | 「若竹でポン」 |
今日は若竹。 TRPG前に、こないだの雪辱を果たすことも兼ねてメイジナイト対戦。 ゴブリンランナーでアイアンクラッドだのトライバルブルートだのを12移動させるという、Pire Spiritを殺害する為に組んだアーミーですね。 でもって、狙いどおり殺害。 やっぱりアイアンクラッドって強いなーっ!ウハーッ! というか、タフネスとベノム(ラム)が鍵ですよ。やっぱり。 * TRPGは、なんだかすごいジェットコースターでした。 ジェット…でいいのか…? なんかもっと凄いものだった気がしますが、まあ。それは、まあ。色々愉快でした。 * でもって、夜の部ではボウリング大会が開催されました。 つってやってみたらばなんだか上手にいきまして、けっこうな点数を転がしだすことに成功。 並びに柴三郎さんとのサシウマ勝負において勝利し「まぐ菜更新5回」という約束をとりつけました。 うっふっふ。うっふっふっふ。 期待大です。更新され次第、当サイトからガンガンレコメンド決めますので期待に色々膨らませて待て!伏せ!腕! |
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十九日月曜日 | 一言 | 「職安でポン」 |
寝て醒めて、思い立って、ちょっくら職でもさがすべえ、と町田のハローワークに出かけてみました。 僕は臍の緒を切って以来、就職活動というやつを本格的にしたことのない人間ですので、なんちゅーか、色々係の人に教えてもらったことが面白かったです。 六本木にある、学生とかついこのあいだまで学生だったとかそういう人向けの職安の場所とか。 なんか、新しいゲームを始めて、知らない大陸で彷徨い始めた感じです。 * つって、その後、町田をぶらぶらしたりして、その後、和尚に連絡をとってみたりして、合流できたので柿島屋で桜鍋を食べつつお酒などたしなみました。 IHARONさんとYASUさんも合流して、四人でお酒など。 最初はほんの一杯だけ飲むつもりだった僕ですが、なんか泡盛とか飲んだらどうでもよくなっちって、飲酒。 飲酒。 飲酒。 柿島屋を出て、その後は鷹村先輩とも合流して、ワイン飲み放題に出かけて、飲酒。 飲酒。 飲酒。 飲酒。 なんか久しぶりにすんごいいっぱいお酒とか飲みました。 というか、普通に終電逃して鷹村さんの御宅に泊めてもらったりして。 * 飲み会後半は、割と酔っ払ってたのでアレでしたが、就職とか求職とか諸々についてお喋りとかがたいへんためになりました。 人生設計について、もっとちょっと考えるべえ。 |
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二十日火曜日 | 一言 | 「二日酔いでポン」 |
昨日の二日酔いで少し脳がふらふらしつつ、帰宅。 YASUさんは風邪か何かを引いてしまったらしく、たいへん具合が悪そうでありました。大丈夫だったでしょうか。 ともあれ、僕は僕とて帰って、ぱったりして、眠って、でもって、起きて、むいむいしてました。 * このニュース。 ミからラまでを大想像。 ミはミイラのミー。 ファはファブリカントのファー。 ソは袖引き小僧のソー。 ラはドラキュラのラー。 個人的に、ミイラは自信あります。きっと合ってる。 * で、そういえばこのところサイト更新する暇がなかったなあなどと思い返して更新。 溜めた割に相変わらずしょうむない更新ですいません。 申し訳なくなってきたので、最近買った漫画のレビューなどを。してみようかと。 …。 明日あたりに。 * 言われたのでリンクの色を変えてみました。見やすくなりましたでしょうか。 * >三(略)さん 「こげぱんだ」という新しいキャラを考えてみました。考えただけ。えへえ。感想ありがとうございました。 >オオカミさん お。尽きますか。オノマトペには割と気を使っていたので、楽しんでいただけて幸いです。嬉しい嬉しい。 |
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二十一日水曜日 | 一言 | 「レッビュ」 |
望月花梨の漫画が急速に僕を染め上げていってます。 少ない僕の協調性がガンガン薄れていってます。ヤバい。でも染められる感じがたまりません。 影響をわしわし受けております。 * 「コナコナチョウチョウ」(望月花梨/白泉社/390円外税) どれもこれも、違うベクトルでヤバい(誉め言葉)話ばかりでした。 特に僕が大好きなのは、断然表題作の「コナコナチョウチョウ」ですが、まあ、これが、よくぞ書いてくれましたと言うべき赤裸々さなのですね。 この話では、自己中心的というか、望月作品で最も魅力を発揮するタイプのキャラクター、「自分の空気だけ吸って生きてるような人」が主人公です。 その主人公、緑子さん(中一)のモノローグで物語は進むのですが、そのモノローグがまた、凄いんですね。 「私は自分だけが助かればほっとする人間ですから」というモノローグを、書ける人というのは少ないと思うのです。 もーなんちゅうか。 うまく言えないけど大好きだッ! といいつつも、収録作「泥沼の子供たち」は好きになれない話でありました。 本当は「サクラチル」も終わり方が凄い嫌いなのだけれど、巻末漫画「ノドアメイカガ」で凄いメタな救済の方法が示されていたので、「好き」ゾーンに転化。ああいう方法もあるのかあ、と目から硬化ベークライトの板が落ちました。 でも「泥沼の子供たち」はちょっと。困る。そんな読後感。 これが初単行本らしいのですが、この作家をこの時期からチェックしてた子たちは幸福だなあ。と思いました。 最新短編集「鍵」に並ぶくらい、すごい本ですよ。 * 望月花梨好きに100の質問(提供:木瓜の箱庭様)、やってみました。 * 昨日の、ドレミの歌の話ですが。 やっぱりミイラは合ってました。うっふっふ。うっふっふふ。 * 幸福について、とてもすっぱり素敵なことが書かれていたので、紹介しておきます。 このサイト、少し前のログの「曲がるレーザー」についての考察なども面白いですよ。 |
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二十二日木曜日 | 一言 | 「セーラー服」 |
すごいニュースだなあ。 「中国では酢、韓国はキムチ、日本はわさびとヤクルト、カンボジアは緑豆が」て。 特に韓国の発想の、期待を裏切らない感じがたまりません。香ばしい。 * ガンかもしれないので病院にいってきます。 * やあ諸君!元気にしておるかね?そろそろ地球が懐かしくなってきた頃じゃないかな? 皆さんこんにちは。上野桜カモメでーす。 ようやくZAL2の25000ヒット企画、わたくしこと上野桜も大好評登場の「セーラー服日記」がトップページの下の方で絶賛更新始まりましたー! 最近は人頼み更新が流行してるみたいだから、わたしたちも尻馬に乗るわよーっ! 絵心のあるやつぁ、100×100ピクセルのアイコン送ってこーいっ! サイズさえ合ってりゃ文句はなんにも、イワン=ゴルルコビッチーっ! 締め切りないので、いつでも来いっちゅのコノヤローっ! …と。 以上、宣伝でした。 さてさてさて。気を取り直してもいっぺんこんにちは。上野桜カモメです。んふふっ。 今日はまたもやヲベロンさんが「ガンかも」とか言い残してどっか行ってしまったので、わたしが代理日記をおおせつかっております。 さあ。と、いうわけで、今日のテーマは、オンラインチェックについてでーす。 つーわけでこのチェック!ゴーゴー! >>> お主は、たいした仕事もしとらんのに気が付けばいい所に座っているタイプじゃのぉ。これには偶然ではない何かがあるような気がするぞ。 あなたの人望度は 60 %です。 >>> なんつって言われちった!てへ!前田利家タイプだってよ!てへへ! ていうかそれ、前田利家が聞いたらきっと、オコルヨッ☆ じゃあねー。マタンキー。 |
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二十三日金曜日 | 一言 | 「決戦は」 |
ガンだと思ったら腱鞘炎でした。 右手がいよいよ動きません。助けてください腱鞘炎のえらいひと。 * シリーズ。そういうことは猫又さんに聞け!(第三回) 質問:「トロくさい」の「トロ」の語源を教えてください。 「さて、北欧の民話に数多く出でるものども、ありけり。それらのものども、力つよけれど、その身のこなし素早いとは言いがたし。頭の回転素早いとは言いがたし。人々、これをトロルと言いけり。 さて、この鈍重なるものどもの申すに…」 「おっ、さては、そのニブい様子から<トロい>ってついたって訳だね!」 「否。早合点は損なリ。黙して聞くべし。…トロルどもの口を揃えるには、鈍重なる生きものと呼ばれること、耐えられぬ屈辱也。そもそも愚鈍なるは人間に違いなかるべし、と彼のものども言いけり。しからば、人どもも言い返して、さにあらず、鈍きはトロルなり、とぞ申して譲らず。 その場に一人の貴族、家来従えて来たりて、トロルこそ最も暗愚な生きものにして愚鈍なるべし、と叫びたり。目を瞑り、トロルどもを嘲ること、げにやかましき。 さて、貴族の目を開きしとき、あたりに家来の姿絶えぬ。トロルどものみになりけり。 トロルの棍棒を振り上げて言うには、汝逃げ遅れぬ、と。 しかしてトロル、この貴族を打ち殺しにけり」 「ふむふむ」 「この貴族、名を<ピエトロ>といいけり。 そののち、人々は身の程をわきまえぬ行いをピエトロくさい、と表現し、それの縮まって、トロくさいと変わりぬ」 「……ピエ…トロくさい…?」 「猫又さん、物知りだなあー」 「…おっ、ヲベロンさん、ばかじゃねーのっ!」 「にゃんともはや」 |
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二十四日土曜日 | 一言 | 「キュイジーヌ」 |
↑アザラシカレーの試食会。(しかし改めて見ると凄いインパクトのパッケージだな) 結果。 ちょっと甘い。魚くさい。 * なんつって素っ気無く書いてみてあれですが、面白い味でございました。 弟くんが僕の部屋をドカドカノックして、「食べるよ!食べるよー!」と騒ぎやがるので見物に行ったわけなのです。 見てみると、どうやら、昼食用に普通におなかが空いたので食べたい様子で準備してるんですね。 ずいぶん挑戦者だなコイツ、と思いつつさらに様子をうかがってみるとこう、いそいそとごはんにかけて、一口食って。 「…」 固唾を飲んで見守っている僕に向かって手招きして、ちょっと食ってみなよ、と言うので食べてみましたらばコレがまた。 「…ちょっと甘い…ね?」 「いや、甘いとかじゃなくて」 「…いやあ、カレーは辛くないとちょっと駄目だなあ」 「だから、味とかじゃなくて」 「あと、水っぽいカレー、アレも駄目だね。スープ風とか言ってるけど、もー全然駄目」 「話聞けよッ、くさ、くさくないっ?これっ!」 「バカッ!この、バカッ!食べ物に向かって<くさい>なんて、どの口だあっ、コレ!」 「だって、これ、ちょっと」 「いいからタマちゃんにあやまんなさい!アゴヒゲアザラシの皆様に詫びなさい!ゴマフアザラシの皆様に賠償なさいーっ!」 「うるせーっ!半分食えーっ!」 とりあえず、ちょっとにおいました。やはり主食が魚の動物だなあ。アザラシ。 が、味の方はまあ、まあ。ちょっと甘くてしつこいけれど、おなか空いてる時だったらイケる筈。割とおいしいよ。 * でも、そうやってがやがやしているときに、無言で母がマスクをつけたのにはちょっと凹みました。 アピールウィズアウタランゲージ。 そして、「オレ、このあと出かけるんだけど、大丈夫だろうなあ」とかぶつぶつ呟きながらも食べている弟くんに萌え。 実はオマエ結構ニオイとかどうでもいいだろ。 * おメールが来て嬉しかったので「新!」更新しました。 * これからなんか、僕の預かり知らぬ間に企画された飲み会にでかけてきます。きまあす。 今日開催だと思い込んでいた麻雀の約束が来週だということに昨晩気付き、暇なのです。のです。 |
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二十五日日曜日 | 一言 | 「日曜もだめよ」 |
ここ数日、色々の兼ね合いで午前中に更新していたのですが、やっぱ、午前中に日記を締めるのは駄目ですな。 幾ら、気を抜くと「昨日と同じ」と書いてしまいそうになるような日々とはいえ、なんかリズム狂います。 というわけで夜更新に戻しまっす。昨日の晩はお酒を飲んできました。 町田で。 馬肉で。 …なんかデジャヴがありますがまあ。 というか、小説作法の話をしたのが興味深かったです。主に二次創作の話だったのですね。 作法、というとちょっと大上段に振りかぶってる感じもしますが、要するに「こんな二次創作はいやだ!」の話だったと言ってもいいと思います。 で。 書き手の考える「いやだ!」と読み手の考える「いやだ!」は少々違いがあるのだなあ、と思いましたですよ。 例えば、「原典が始まる数分前だのなんだのをイメージカット的に書いて、要するにオリジナル作品に勝手にプロローグをつけたという印象しかない話」とかは、たぶん、書き手、読み手双方にとってイタいのだと思うんですが、興味深かったのは、「登場人物の説明をする」という点でした。 僕は純粋な二次創作というやつをたしなんだことがないのでアレですが、書き手からすると、原典を読んでいる人が判りきっていることをわざわざ文章に起こす、というのは相当よいしょがいるというか葛藤があるというか、端的に言うと「イタくなっちゃうから無・理!」という感じらしいのですね。 で。 その行為が想像するだにオゾゾとする行為であり、それを避けようとしすぎるあまり、「説明文」を過剰に排除する結果に繋がっているのではないかなあ、と思いました。 確かに、 「彼の名前は孫悟空。実は戦闘民族サイヤ人の最後の生き残りにして、地球最強の戦士。その隣にいるのは最近<マジュニア>から<ピッコロ>へと改名した、ナメック星の戦闘一族、龍族の天才児だ。二人はかつて、宿命のライバル同士であったが天下一武道会での命がけの決戦や、邪悪なるラディッツとの共闘などを経て、いつしかお互いを認め合うようになっていた…」 とか書かれると、確かに、ウフヒ、と喉の奥から危険な何かが漏れてくる感じはするのですが、別に「以前、二人の間には色々あったが、今は案外仲がいい」と、そのくらいは書いてもいいんじゃないかなあ、とか。そういうことを言おうとしたのでありますよ。 と、昨日のおしゃべりの覚え書きなんだか補足なんだか微妙に判らないことを言ってみたりして。 * あとこっちは多分に補足というか、一遍言ったことを再編集してるようでアレですが一応書き残しておきます。 登場人物の人となりの説明が少ない気がする、というのに対して、二次創作なんだからこれでいいんだよ、という意見は、別に悪いことでもなんでもないと思うのですよ。 それは、霊柩車にターボを付ける必要がないように、飛行機にクラクションが必要ないように、当然のことだと思うんです。 もしそれを聞いて、まだ「完成度の点で妥協しているんじゃないか」と思ってしまうのだとしたら、上でした話と同じで、「悪い例」を頭に描くあまり、硬直的に拒絶しちゃってるだけの話なんじゃないかと思うのです。 * 実は今僕が書いているのが、原稿用紙で言うと40枚くらいの短編で、同人誌である「オサッシシマス」に寄稿する予定の小説なのですが、まあ、ぶっちゃけて言うと、「キコニア・ボイキアナ」のオマケのような話なのです。 で、考えてみるとかれこれもう随分経ってからオマケを書くというのも妙な話で、僕は、おのれの作った小説のオマケを書くというのに、半ば二次創作をしているような気分になるわけでもあるのです。 だもので前々からもろもろ考えていたところがあって、だから僕にとっても昨日のおしゃべりは有意義でありましたのことですよ。 * 普段お世話になっている人に、少しでも恩返しが出来てれば幸い。 * あ。 昨日の飲み会でひとつおかしいと思ったのは、当日のそれも昼になるまで「僕が町田に行くらしい」という情報を、他でもない僕が知らなかったということですね。なんだあ、それえ! あと、僕が「さみしくて泣いて暮らしているらしい」という噂も初耳でした。 こうやって歴史は作られてゆくのだなあ。 ていうか、せ、せ、責任者でてこーいッ! * といいつつ昨日はやっぱり終電を逃して、鷹村先輩のおうちに再びご厄介になりました。 しかも、家主が寝てしまった後も、ネットで面白FLASHなどをガツガツ鑑賞して朝までコース。 色々見ましたが、個人的最優秀賞はこちらのFLASHでした。笑殺。死んだ。 どうもいつもお世話かけます。すいません。 |
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二十六日月曜日 | 一言 | 「イサオ」 |
今日も今日とて、暇を持て余す日々です。 就職活動って、いざ始めてみると暇なんだなあ。 と。原稿をカリカリ進めながら、思索にふける午後。 * シリーズ。昼ドラ。 TBS系列で「ショコラ」が始まりましたな。漫画原作ものでありますが。 評価:これはこれでアリ。 僕的には、夏八木勲が出てるだけで、すでに物凄くスンゲー萌えなんですが、オープニングがなかなか素敵でした。 ヲベロン的「大好きヴィークル」ことオート三輪が、海辺を疾走してんですよ。 オート三輪が一番似合う背景は、やはりゴミゴミした市場とか廃墟の街とかに違いないんですが、これはこれでアリ。 オート三輪さえ出てればイイや。ウ、ウハー(目をハートにして)! 萌えー! あと、極道。 極道が出てれば萌え!しかも夏八木勲の極道!ウハー(目を光らせて)!萌えー! 気の弱い金髪トサカとかマンセー!マンセー!マンセー!マンセー!(息切れ) ちゅか、そういう特殊な趣味がっつり狙い撃ちされたお陰で僕は毎日見ること決定なんですが、それを置いといてもですね。 これ、イイですよ。 割と丁寧なつくりで、演技も結構ちゃんとTPOに合ってて面白いです。昼ドラの王道。 ちゃんとした意味で面白いですよ。ええ。 いや、これ、結構化けるかもよ?マジで。 騙されたと思って見るが吉。 あと、主役の大塚ちひろがかわいいのがめっけもんでした。ほっぺたふっくらしてて萌え。 * っていうか、おわああああああああああああああ! 「腕に覚えあり」の続きが再放送してやがるーっ!見ねば!見ねば! ていうかなんで僕に教えてくれないんだ。これを。いつからなんだ。これ。 * つって夜は登戸で中国家庭料理。 わたくしの家のそばまで来てくれて、あまつさえ貧乏人のわたくしに足りない飯代をおごってくださるありがたい方々と中国家庭料理。 自慢できるくらいうめいお店が近所にあって助かりました。 * なんつって言ってるうちに、どうにか終わりました。原稿。踏切。 なんだかんだで原稿用紙換算40枚を越えてしまいましたが、まあ、まあ。 読みやすい、適度な量になったと思います。 * バカにターボかかってます。もう大すき。 * >三(略)さん とうとう10票!じわじわとおいつまってます!でも一本原稿が終わったので心だけは気楽です。行くぜ漫画! |
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二十七日火曜日 | 一言 | 「アイラブ」 |
夏八木! イサオ! (ドドドドッ!) マタハチ! 青江! (興奮最高潮!) もーなんちゅーか、辛抱たまりません。ショコラ→うでおぼ2。 で毎日がバラ色。僕の日々は約束されました。約束の日はきませり。 * ていうか、ノーマークだった大塚ちひろの破壊力がどんどん増してきます。や、こりゃカワイイですよ。 とか思ったら、徳島出身らしいことが判明。さらに、シベリア超特急3にも出てたことが判明。 …。 なんだ、なんだ、僕の趣味狙い撃ちかッ! * とか言ってたらスタジオパークに吹越満が!吹越が!ああっ!萌え! * なんだ、今日は僕が原稿を終えたお祝いの日なのかッ!?嬉しすぎるぞッ! * つって少々でかけてきます。金曜帰宅予定。 で、途切れ途切れで出発するのもアレなので、悶えるほど面白かった今日のうでおぼ2の話などを。 本日は、渡辺徹演じる細谷源太夫様と我らが青江様の友情の回でありました。 とある日。 仕事を終えて帰ってくるはずの細谷様が二日経っても帰ってこない、と細谷様の奥様から相談された青江様。 気になって口利きの相模屋を尋ねてみると、 「大店の娘の警護を引き受けた細谷様が、警護に失敗!屋敷には得体の知れない浪人者の死体がふたつと、娘についていた侍女の死体がひとつ。娘の姿はなく、細谷様も行方不明!」 というちょっと大変な事態になっていることが判明。 相模屋に乗り込んで、「信用して頼んだのにおめーんとこの用心棒は一体どうなってやがんだ(要約)!」と食って掛かる番頭に青江様が「細谷は用心棒としては上等の者」とか何とか言ってなだめて、一緒に細谷様の足取りを追ってゆく、という構成であります。 で、その頃細谷様は、と言えば単身娘を攫った悪党を各所でちょっとずつ斬り殺しながら敵の隠れ家を追い詰めてゆくのですが、無論、多勢に無勢ですから、川べりで深手を負わされてしまうのですね。右足を、ざっくり。 たいへんだ! で。 馴染みの酒屋の親父(訳あり)にこっそり傷の手当てをしてもらいながら「青江にばかり頼ってはいられんのだ!」と気を吐く細谷様。 カッコよすぎです。 青江様と細谷様は親友なんですが、割と細谷様は独立心が強いというか、いつも青江に助けてもらっているので歯がゆい、という気持ちで一杯な訳なのです。 奥方曰く「ちゃらんぽらんに見えますが、ああ見えて実は自分に厳しい人」というその通り。 「でもそんな傷負って、一人じゃ無理ですよ」つって忠告しようとする酒屋の親父を跳ね除けつつ、奥方にそっと手紙を届けてもらうんです。 内容は「心配これ、無用にて候」。要するに心配すんな!すぐ戻る!みたいな手紙です。 かっこいいなあ!死ぬかもしれないって自覚してんのにこの手紙!細谷様萌え! で。 その手紙を青江様が一緒に読むのですが、青江様ってば「うむ、そうか。無事だったか、ならば安心だ」とか言っちゃってんの。文面丸呑み。 もうバカ!カワイイ!バカ!ああもう! で、足に深手を負った細谷様はもう単身どうにかする覚悟で悪党の隠れ家のそばに潜んで襲撃の機会を待っているんですが、そこへ青江様の姿が! 実は娘を攫った連中が身代金を要求してきてて、そっちの絡みから青江様もその隠れ家へたどり着いたのですが、細谷様はそれを見て、びっくり。乗り込もうとする青江様を制止して、 「おい!青江、青江!(声を殺して叫ぶ)」 「…!誰だ!」 「俺だ、俺だ」 「細谷か、どこだ」 「ここだ」 「ここではわからん」 「ここだ(物陰から手を振る)」 「おお」 ここのマヌケなやりとりがスンゲーかわいくて素敵でした。ここではわからん。て。子供かよ。みたいな。 で、その潜んでる納屋の中で二人が会話するんですね。 「…!お主、怪我をしているのか!」 「どうということはない、かすり傷(そんなわけない)だ!」 「水臭いぞ、細谷!」 「しかし、そうそうお前ばかり頼るわけにもいかんのだ!」 「それが水臭いというのだ、細谷!」 「しかし、いつもいつも俺は」 「何を言う!もし俺が進退窮まったら、真っ先にお前をアテにするぞ!」 「青江…!」 キターーーーーーー! ハイ!今日の名言キター!これ、すごいいい台詞だ。メモっておこう。 青江様は基本的に妻帯者の癖に女にだらしなくて駄目な方なのですが、この辺のところはすごく男らしいのです。 ていうか、この二人は本当に親友なんだなあ。目頭があつくなるぜ。 で、がっちり仲直りした二人は、一緒に悪党の隠れ家に乗り込んで、悪党四人を斬り殺しましたとさ。 そんなストーリー。 * 明日の「腕におぼえあり2」は、なんか大事な書類を持って逃げてるらしい大富静馬(片岡鶴太郎)が「こんな紙切れいつでもくれてやるから俺と立ち会え青江ッ!いいじゃねえか祭りが永遠に続いてもよおッ!」つっておお暴れ。 つーわけで青江又八郎VS大富静馬の雨中の決闘です。 まだ間に合うヨ! ビデオセットして見るべし! NHK総合、昼間の二時五分からだよ! うでおぼ2を見て、僕とうでおぼ2の話しようよ!ねっ! |
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二十八日水曜日 | 一言 | 「野に」 |
昨日更新の「ねっ!」ってのは、岸部露伴の背中にとりついた「チープ・トリック」のスタンドの真似だったんですが、んなこたあどうでもいいですな。 さて。 昨日の午後から本家に出向いて、さんざお酒飲んで寝て、今日は今日とて昼頃起きて、ストローハットかぶって草ぬき、のリタイア生活を悠々おくっておりました。 もう収穫しても構わないような玉葱の畝の草ぬき。 昨日が雨で、今日は晴天。 土の具合がとてもやわらかくて、むしりやすい草でした。 たまに見上げて、鳥の飛んでゆくのをみつけたりして。 * 夜は夜とて、お酒飲んで眠って、夜中に目が覚めて、ベランダに出て町を見渡したりしてました。 この家は、高台で、しかも田舎のほうにあるので街の明かりがとても遠いのです。 地平線のように街の明かりが、地べたに、集まって。 なんか、それはまるで土星の環のようだ、なんつって思ったりして。 色々思いついて詩など書き綴ってみたりして、思いのほか感傷的になってしまったので途中で止めたりして。 薄着で寝てたので寒くなって、毛布引っ張り出して、かぶって。 でもって色々考えにふけりながら、ベッドに戻って、伸ばした自分の足の間から見える空の、白んでゆくのを見ながら、ああ、ここは僕にとって必要な場所なのだなあ、なんて考えたりしていました。 そういうのが幸福だと思いました。 |
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二十九日木曜日 | 一言 | 「コミキュー」 |
でもって、ちょっとばかり用事というかお仕事が出来てしまったので午前中に本家をオイトマして、帰宅。 トンボうって都内に出撃。 色々あったけれど、その辺の描写はもはやめんどいので上野桜さんに任せます。任せた。 * シハス!シハセバ!シワスダー!なーんちってー! 任されました上野桜カモメでーす。 ところで師走って、何月?「シハアス(四は明日)」っちゅうことで三月三十一日でファイナルアンサー! …誰だ!!三月には三十一日がないなんていうやつはっ! ぶっ殺すゾっ! さて。 まーともかくともかく。 わたしが物陰から隠れて見てた、ヲベロンさんの行動を上野桜リポート!でございますよ奥様ー。 ちなみに、今日のヲベロンさんのお仕事は、お掃除! しかも、昔にちょっと縁のあった訳ありのお店でのお仕事らしいですわよー! っちゅーわけで、では箇条書きでゴー。 ・冷蔵庫の裏を見ただけで体がかゆくなってブルー。 ・箒でつついたところ、ゴキブリちゃんが蜘蛛の子のようにさーっと出てくるのを目撃。顔を紙のように白くする。 ・恨めしそうにこちらを振り返る。(ちなみにわたし上野桜、すかさず胸の前でバッテン!拒絶のポーズ!) ・壁に向かって「もういやだ!ほんとうにいやだ!」と悪態。 ・窓の下を通る、きよらなる女学生たちをみつめつつ、「あれはセーラー服かな…違うな…セーラー服はもっと襟が、ばあーっ…ってなるもんなあ…」とカミーユの真似をして現実逃避。 大変そうだったので、流石のわたしも今ひとつツッコミ出来ませんでした。 んでもって、家に帰って、アイス食いながらヲベロンさんがわたしに言うには、 「ありゃあ、潰れて仕方ない汚さだよー」 とのこと。案外ヲベロンさんにしちゃあ暴言だなあと思いました。完。KAN。愛は喝。 * 時間的には前後するが、ゴキブリちゃんのあまりのショックに体を抜け出したヲベロンの魂は、彷徨い彷徨って新宿紀伊国屋に寄って、「COMIC CUE」の新刊を買っていたのであった! さらにまひろさんとこの日記で上野桜さんのことを取り上げられていたことを思い出し、嬉しくなってついでに平積みだった「谷仮面完全版」をも買おうとしたが、鞄に入りきらないで止したのであった! さらにさらに勢い美容室に飛び込んで、梅雨に向けて髪まで切ったのであった! でもって家に帰ってくる途中ではマックにまで寄って、現在注文する人間はほぼいないと思われる「チーズバーガー」を頼むという暴挙に出たのであった! さらにさらにさらに、家に帰ってコミキューの、「星のオペラ」読んで一人泣いたりしていたのであった! そしてやはり、よしもとよしともの「魔法の国のルル」の後編は、載ってなかったのであった! |
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三十日金曜日 | 一言 | 「ビデオ偉大」 |
昨日のショコラとうでおぼ2はビデオに撮ったので今日、楽しみに見ました。 ショコラは、一頃の「おかみさんドスコイ」レベルに安心して見てられます。回を追うごとに好評価ぐんぐん。 うでおぼ2では、奥方がさんざ悩んでいるところに、青江様が昼酒かっくらって帰宅する段は、誤魔化されそうでしたが相当駄目な図だと思いました。ええ。 * 今日のショコラ。 新キャラが出ました。ケーキの先生。き、キモいよおー!ウワアン! * 今日のうでおぼ2。 青江様、帰ってくるなり再び謀略に巻き込まれて脱藩!風雲急すぎる! 今度のミッションは、江戸の影足組壊滅を目論む五人の刺客から影足組を守り、刺客を始末したらまた戻ってきて、今度は悪の親玉をぶった切れ、とか言われてる模様です。 一方その頃、細谷様はカバチタレみたいな手口で道場をぶんどられてました。 ぶんどったのは銭屋徳兵衛という名の高利貸しです。全身これ憎しや。 そんでもって、相模屋が得意の商売知識で渡り合う回かと思いきや、相模屋からっきし駄目です。 第一の戦法が泣き落としで、しかも断わられるとショックのあまり寝込むというていたらく。次の手段なし。まったく引出しの少ないやつです。 そこへ我らが青江様が江戸に舞い戻り、話を聞いて大激怒。「そんなやつ、斬ってしまえ!」ともうすごい剣幕。 青江様ってば、自分が理不尽な状況に置かれてるという鬱屈もあって、いつになく理不尽です。 で、ぶんどった道場で銭屋がボディーガードの元相撲とりと二人で「笑いがとまんねえや!」つって酒飲んでるところに青江様がぬう、と顔を出し、「その笑い、止めてやろうか」とぞおっしゃいます。 でもって、木刀でさんざ叩きのめしながら、道場を買い戻す相談など始めるんですが、それがまた。 「十両でどうだ」 「(返事せず)」 「(一発くれて)では九両でどうだ!」 な、なんか青江様、滅茶苦茶なこと言ってるんですけど!何故殴りながら値切るのよ!ちょっと! 「(もう一発くれて)八両!…そら、どんどん値が下がるぞ!」 もはや青江様の目に映っているのは正義とかではなく、怒り、それのみのようでございました。 でもって銭屋も殴られすぎてちょっと脳がおかしくなったらしく、口答えなどしてるのですね。 「六両!」 「ろ、六両三分!(一発殴られる)」 「五両!」 「ご、ご、五両二分…!(さらに一発殴られる)」 「四両!」 …青江様の中に鬼が住んでいらっしゃいます。アワワワ。 結局、最終的にはもはや値段とかどうでもよくなったらしく、ぼっこんぼっこんに木刀で叩きのめしてました。 ありゃあ、一発で一両安くなるとしたら、マイナス20両は行ったな。 つーわけでめずらしく、カタルシスと情念の突出した回でしたね。 * 毎回毎回言いたいことが山ほどできるので、この際うでおぼ2のレビューコーナーを作ってみようかとか思いました。 作ってみようかなあ。マジで。 * 腱鞘炎が日に日にひどくなってゆきます。 * 「ヲベロン」で「ヤンキー占い」をやってみたところ、 ◆あなたの名前のヤンキーっぽい書き方は「緒辺露運」です! と言われました。 やべえ。ちょっとこカッコいい。 読み直すとすると、おのべ・ろうん。 うわー、カッコいい!改名しようかしら!マジに! |
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三十一日土曜日 | 一言 | 「首くくりの坂」 |
ままま麻雀やってきました。 そして、どうにかこうにか、周りの人々の不調もあって二位をゲット。どうにか勝たせてもらえました。わあい。 でも、場代が想像以上に高かったので、トップですら少々マイナス。うわあ。 * というか今日はルールがいつもと違ってですね、ウマ無し、飛び賞無しの質実剛健ルールだったのです。 25000点スタートですので、すなわち、一位を取れば+20のボーナスがつきますが、それ以外は例え30000点でもプラスマイナスゼロ。 一位以外にほとんどうまみのない、男らしいルールです。ええ。 そのかわり、ウマもないのでハコになっても大体マイナス30程度、 わたくし、いつだって一位より二位、目立たず植物のように(でもなるべく損せず)生きていきたい人間ですので、やはり最初は苦戦しました。 ですが、回を重ねるごとに徐々に面白みが判ってまいりました。皆が一位を狙うから、手役をつくることつくること。 練り練りする楽しみでした。 やっぱり、上手な人と麻雀を打つと楽しいですな。 * でも、夜は夜とて、カラバッジオの特集を見逃す体たらく。 カレンダーにマルまでして楽しみにしていたのに、見逃す体たらく。情けないにも程があります。弱い記憶力。 悶えるくらいにカラバッジオが好きなのに、この始末。我がことながら泣けてきます。 と、いうわけで。 これからいっちょう腹でも切ってやろうかと思います。七生報国。 |