9月度前半分。シンプルライフ。



一日土曜日 一言 「理由があるわけじゃなくて」
たぶん世の中、全部理由があるわけじゃなくて。
ただそれだけ、ただ存在しているだけなのだろうと思う。
意味を求めるのは悪いことじゃない。けれど、それは無力なくらい無意味で。言葉のパラドックスどおり。
何かを、好きだから続けられるのか、続けられるから好きなのか。
そんなことに答えは出るわけもなくて。
ただ、何かを好きだ、ということだけがあるんだなあ、と原点回帰した昨日の夜。
ただ小説が好き。
とりあえず今はそれだけなのかもしれない。

多分、仕事をしたりして余計なことを考える脳味噌を飛ばして、空っぽになるとそこにシンプルな生活が入り込んでくるのだと思う。
ぽっかりと色々なアイデアが注ぎ込まれてくる。
シンプルライフ。
今日の仕事はそれなりにハードで、僕は膝が痛くなって、家に帰ってすぐにお風呂に入り、ごはんを食べてパソコンに向かい、いつもどおりに日記を書いて、いつも通りに手紙を書いて。
素直に、眠る。
僕が去った二時間後に44人の人が死んだ新宿の町を思ったり思わなかったりしながら、眠る。
世界はとてもシンプルだ。
二日日曜日 一言 「宣伝、せんでーん」
宝くじの日ですよ今日は。
く・じ。9月2日だからくじの日。なんて安直なんでしょう。
とにかく。
今までのはずれくじから再抽選で何やかやと当たるらしいのです。知ってる人は知っている。この日。
というわけで家にあるはずれくじをだだーっとかき集めてみました。
インスタントくじばかり30枚。
何かあたんねえかなあ。なんて思いつつどうせあたんねえんだろうなあ。なんて悲観的な気分になっていたら。
買い物しちゃいましたよ!
論理的には非連続ですがね。エモーーーーショナルな意味としてはなんか、とてもダイレクトに連続してます、押忍。
カンフー服買っちまいましたよ!鞄買っちまいましたよ!服買っちまいましたよ!本買っちまいましたよ!
…。
……買いすぎ。
微妙にへこみ。ます。
でもいいの。楽しかったから!
サバゲの集まりがあったのだけれど、残念ながら不参加の日。最近さぼり気味。
次こそは、次こそはと思いながらダメなことのいかに多きことか。
三日月曜日 一言 「雨中歩考」
今日は朝から雨の日。
しとしとしとしと。もうコレは九月の雨だなあと思うことしきり。
思い立って雨の道を散歩してみたらあっという間に三時間。時間感覚の壊れている僕です。
全て雨のせいということにして。
夜はちょっと疲れたので布団の上にねっころがりながらTOP絵をチラッと書いてみたり。
相変わらずダメ。
昨日の日記を読み返しつつ新聞を引っ張り出し、くじの日専用再抽選に挑戦。
撃墜。
あたるわけないんだよっ、とはずれくじを頭上にばらまいてみたら削った銀が目に入ってイタタタ。
片付ける時にめんどくてアイタタ。
競馬とかですった時に券をばらまく人は、後片付けをしなくていいからだな、なんてぼんやりと思う。

雨のせいにしよう。そうしよう。の日。
四日火曜日 一言 「漫画日」
高校生のイトコが遊びに来た日。及び冷蔵庫がうちにきた日。
イトコが引き連れてきたのは僕への半月遅れの誕生日プレゼントと、半年遅れの弟の分の誕生日プレゼント。
それとたくさんの漫画。
やつめ。なんて彗星のような女なんだ、と、びびっちまいます。これが、行動力か。

昼過ぎに遊びに来て、最近の主婦生活を愚痴りつつ、コーヒー飲むイトコ。
新聞読みながら貰ったポンチキを組み立てる僕。
主婦愚痴トークに過剰な反応と共感を示すうちの母。
…と、ごく普通に一日が過ぎましたね。
問題は、今日が平日だと言うことですが。まあ細かいことは気にしません。
とかなんとかいいつつ、そのイトコによってフルーツバスケットの七巻が出たとの情報を入手。
ていうか借りました。

夜は相変わらずプレステ三昧。
ていうか最近受動的かも。
…とか思ったら負け。
五日水曜日 一言 「ウォッチング・ユー」
バルタンといえばシルヴィ・バルタンですよ。ね。ね。
とまあ、微妙に。

今日は今日とてどうしようもない1日。まさに、やんぬるかな(古語)という感じです。
書くことがないので今日の口喧嘩の思い出など。

題名:性根
「きみってやつは、しょうねがくさってるね」
「…しょうね?…しょうこんじゃないの?ばっかでー」
「しょうこんなんてきいたことありませんーていうかきみはあたままでくさっているわけー?」
「しょうねっていうより、しょうこんっていったほうが、かっこよいでしょうに」
「ばーかばーか」
「うんこたれー」

なんだか、本当にやんぬるかなな一日だった気がしてきました。どうしよう。
六日木曜日 一言 「ちっちゃくー前にィならえ!」
さあー。
話したいことが。
まず、ストーリーランドの悪口。(いまさら!?)

それ書くのに精力使い果たしたので寝ます。
ていうか、それ違うだろ、とか思うことが、最近ちょっと多いのよねえ。
日がな一日ぐだぐだして過ごした日。
七日金曜日 一言 「孤独にお酒飲みするぜー。するぜするぜするぜっ」
今日はアルバイト。
ぐだーっと水道橋までご出張です。
なんだか勢いお酒を飲みたい気分なのでどうしよう。とか。
とりあえずお友達を誘って飲んだくれる案は、人が集まらなくて頓挫したので一人で呑んでみようかなあ、とか。
いやいや、さみしくなって泣いちゃったら困るから、よすか。やっぱり。
そんなこんなで。
ビール一本だけ買ってきて呑みますよ。はァ。
時々不意に人に会いたくなって困るのです。
明日から、ちょっと本家に戻ってみます。週明けには帰宅予定。
面白いことかけなくてごめんなさい。眠いの。

なんて。
へへ。3時にお風呂入ったりしてました。マンセイ駄目人間生活。
結局五時まで寝れねえでやんの。因果因果ァ(他人事のように)
八日土曜日 一言 「今更音ゲーかよ!(心の声)」
今更ながらポップンです。
なにしてんだ僕。ゲーセン行き過ぎ。
とにかく。今日は本家に戻ります。
別に嫌なことがあって「キーッ、もう実家に帰らせて頂きますシュタッ!」て感じではなく。
このところ夏風邪で寝込みきっていた祖父が割と具合よくなったとか、聞いたので。
お見舞いにでも行こうかな、と。
思うついでに誕生日のお祝いを貰い損ねていたので強奪しに行くという、果てしなくヨゴレた理由でGOです。

…アタシの照れ屋さあんっ(花びら撒きすぎ)

とにかく。
昼過ぎに起きたことを絶対に悟られてはいけません。
祖父母からの説教ストームが僕を襲いやがります。
とかなんとか言いながら電話したらしっかりバレました。電話口で言われるせりふ。
「また昼まで寝てたんでしょ」
ギャア、図星。というか、祖父母の中で僕は「常に昼過ぎまで寝てるぐうたら子供」とか思われてるっぽく。
駄目人間扱いのなんて居心地のよいことか。保護される感覚がすごく好きです。
ものすげえアダルトチルドレンみたいなこと言っちゃったけど。
見放されるか構われるかのギリギリのキワキワっていうのは、妙な緊張感があってよいと思うのです。
とか言ってるとずっと駄目人間のままなんですがね。
とにかく。
ちょっとお酒飲みに行ってきまーす、というところで今日はチョン。
僕らはまだ若いから、という言い訳がいつまで通用するのかな、とか思ったり思わなかったり。
九日日曜日 一言 「じゅうろくじかん」
昨日より田舎に逗留していて。
昨日は台風前夜のひっそり暮らし、今日は祖母の弟が尋ねてきて、昔の話などして過ごす。
昨日の夜ベッドに入ったのが八時半で、今朝起きたのは十一時だった。すごい量を寝た気分になる。
というか寝ている。すごい量を。しかも昼寝とかしてるし。どうしたんだ僕。

昨日に習って早く寝ようと思い、同じような時間に布団に潜る。
雨戸を叩く雨の音がとても新鮮で、鮮やかだった。
ざああ、ざああ、という音は雨というよりむしろ南国の植物が風でゆれる音のようで。
お安く南国気分。
おかしいのは僕の耳か、それとも頭なのか。
そうこうして。
来る途中に書店で買い求めた江国香織の「泣く大人」を読みながら寝ようとしていたら、次第にじっとしていられなくなってしまった。
ごろごろと身体を所在無くさせつつ、一息に読んでしまう。
本来エッセイなどは、そう一息に読むべきものではないという哲学があったのだけれど。
なぜか。
読んでしまい。

どうやらライバル心を掻き立てられたらしく。
朝までノート相手に。
鉛筆を走らせていた。
幸せな不眠時期。
十日月曜日 一言 「遠くから僕を訪ねに」
今日は遠くから僕を訪ねに来る予定の人があったのだけれど。
台風なのでやっぱりよそうということに落ち着いて、一日の予定がすっぽりと空き、先日のいとこの家に遊びにゆくことになった。
実は、昨日が母の誕生日で、僕なんかは不義理な子供なので本家から電話一本ですませたつもりではあったのだけれど。
折角相模大野まで出るからには何か買おうと思い立ってイトコと一緒に買い物を。したり。
1日ダラダラと、最近読んだ面白い漫画の話や、つまらない映画の話だとか怖いものの話なんかをして夕暮れを、待ったり。
なんか文章が今日はまだるっこいな、と今思ったり。
昨日の江国香織に触発されてなんとなく品のある文章を書いてみたくなっているのだろうと自己分析して。
それが駄目〜という感じだということに気付いて、ぎゃふん。

とりあえず日記はこのくらいにしてお風呂に入り、それからごにょごにょと。
やるつもり。
とりあえずただいま帰りましたと報告だけ。
結局母には折りたためる椅子を買った。冷蔵庫と色を揃えたので台所には映えそうだと思った。
実際よく映えると思ったが、それはすべて、使う人の気持ち次第。
しばらく母の様子を観察しようと思う。
十一日火曜日 一言 「そういえば」
前述のイトコの家でゲームをしたですよ。
そういえばそういえば。
なにしたかって?
…ときめも2…。

…てゆーかっ!てめー女子高生の癖になんでそんなもん持ってやがるん、でぇー(ドーベルマン刑事風に)
しかもデフォルトで主人公の名前が そうま しぐれ でした。
マジカオス。そのセンスが怖すぎです。

とにかく。
僕前からいっぺんギャルゲーやってみたかったんだよねぇ、とへらへら笑いながら主人公の名前に弟の名前をつけてプレイ開始です。

つまんなかったよぅ。
死ぬほどつまんなかったんだよぅ…(ほろほろほろ
とか言うとメモラー(あるのか、そんな言葉)の人に刺されますか僕。
とにかく。
てゆーかときめかねえんだよォッ!と血を吐きながら投げ捨てて、ディスク鉄拳3に入れ替えて、ひたすらキングの十連コンボの練習し続けてました。ストイーック。俺。
イトコは真剣にコレ売りたいんだけど幾らになるかなあ、と憂い。

と、まぁ。
今日は台風さんがおいでになっていらっしゃるようですが。
無視。
しかも昨日の話で日記を更新。
どうだ台風、悔しいか、悔しかろう!キサマの活躍などワシは無視し尽くしてやるのじゃぁあ!
ギャハハハハァーッ!
十二日水曜日 一言 「さすがに無視できないなあ」
へらへらと安直な小説を書きながら一日を過ごし、さて寝るかぁ、とばかりにテレビをつけてびっくり。
ビルに飛行機突っ込んでやがりますよ。
というわけでアメリカのテロで話題を全部持っていかれました。つーわけで昨日は思考停止。
事件についてのコメントは多分どこのサイトでもやっているはずなので、ここは別のことを書こうかと思います。

こういう事件があった後というのは、神妙にしていなければならないような気分になるのです。
僕がふざけて冗談を飛ばすその瞬間にガレキの下で誰か死んでる、と思うと、冗談を言うのもためらわれるのです。
なんていえばいいんだろう。
例えば一昨年祖父が死にました。
例えば去年友達が死にました。
お葬式からどれくらい経てば僕らは日常に戻ってもよいのだろう、だとか、とても判らない気分なのです。
結局、去年も一昨年も、お酒をかぷかぷと飲んで、忘れるように日常に戻りました。

アメリカの痛ましい事故について、僕にできることがあれば、何かをするべきなのでしょう。
けれど、そんなものは何ひとつありません。
だから僕はニュース番組を見ながら、すこしだけ、かなしいなあ、と思い、死んだ人のことを思い、そして眠ります。
たくさんの人が死んだということについて、僕は意味を付加しようとは思いません。
それはただ、たくさんの人が死んでしまったということ。
単純にかなしいと思いながら、僕は小説を書き、冗談を考え、やがて疲れて眠りにつくのです。
十三日木曜日 一言 「出かける前に」
出かける前に微妙に更新。
トップ絵更新。
最近知り合いのサイトでちょこちょこ絵が更新されたりされなかったりで。
微妙に触発というか。
身近なところに影響を受けやすいヲベロンです。うふふ。
友達が書いてるのを見ると自分も書きたくなってしまうのです。

スキャナーがへぼなのでノイズが入り、だるかったのでいっそフィルターでノイズ付けてみました。
彩色は色鉛筆オンリー。色鉛筆萌えです。楽しいなあぁあ。
とか言いながら、そろそろ逃げられないなあ。逃避できるものがなくなってきてる。とか思ったり思わなかったり。
他にやることがなくらないと小説に向き合わないなんて、どうなの、とか自分でもおもったり思わなかったり。

とにかく。
今日は映画を見て、友達の家に遊びに行きます。
十四日金曜日 一言 「戻ってそして」
昨日、友達二人と連れ立って渋谷に「クリクリのいた夏」を観に行った。
なんだかとても面白い映画だったので、いずれ感想を文にしよう、とか思いつつ今日の日記。
というより昨日夜から今朝にかけての日記。

昨日映画後、さらに三人の人間を追加して友達の家で飲み会が開かれました。
朝まで。
僕はこの間、イトコと話しながら
「二十歳を越えると酒飲みながら思い出話が多くなってしまう。だから聴く音楽も、流行が追えなくなってくる」
なんてのたまったのですが。
ちょっとカッコつけすぎましたか。
とにかく、家主の子が本棚からどかどかと本を引っ張り出してきて、それをおかずにお酒飲んだ夜。
地獄のようにダラダラした後の明け方。
理数系に強いみちょくんが家主のパソコンに取り付いた24種類のコンピューターウイルスを駆逐するという一大ショーイベントでグランドフィナーレでした。
あんた、かっこよかったぜ。

つーわけで今日も今日とて飲みに行く僕です。
昨日から固形物を食べてねえのだけれど、平気か。平気なのか。
あと、「クリクリのいた夏」のお勧め一言情報なのだけれど。
ほのぼの子供映画だと思って買い控えている人は、是非見るとよいと思います。
「ほのぼの子供映画」を敬遠するような人にこそ、観て欲しい映画。
この映画の主人公、子供じゃねえのです。ていうか子供が出るシーン少ないし。クリクリ特に。
十五日土曜日 一言 「さー。徹夜2日目」
どうでもよいけれど。
2日目って、平仮名で書くと深爪に似てますね。ふつかめ。ふかづめ。
昨日は友達の友達と朝まで飲み明かしたり歌い明かしたりの晩。
それを世間的にはコンパと呼びますか。へらへらへら。楽しうございました。

今日記を書いているのは夕方六時。昨日の記憶を掘り起こして書いております。
なんつーか、このところ日記が1日ずれている感じ。だね。
つーわけで、ここでリセーット。なのです。最近のマイブームは「どうでもよいウソをつくこと」と「リセット」
昨日、今日、と固形物を夜以外に食べてませんな。ひい。
アルコールと夜に食いだめで生きている感じですよ。どうなんだ。うぇえ!?

つか、昨日はちょっと呑みすぎました。ちょっとオナカイタイ。ていうか昼に目覚めて胃液吐きました。
真黄色。苦すぎ。
そして、1日寝ていたので特に書くべきこともなく。
最近カラオケに行く機会がまた増えてきたのでそろそろ新譜を覚え始めようかな、とか思ったりした。
まさよしーッ!まっさよしーッ!

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