サブカル大好きっていうか、サブカルサブカルしたのしかインプットしてない子っているでしょ?
今回はそういう話。
映画はフランス映画か実験映画しか見ないとか、小説は村上龍と村上春樹しか読まないとか、漫画はガロだけで服買うんだったら下北か吉祥寺か高円寺だけとか、音楽はレコードでしか聴かないとか、人と違った生き方がしたいって言ったりとか、いきなり人の服のタグ見て「ふーん」とか抜かしたりする下痢グソ野郎がいるでしょ?
(↑なにか根強い恨みがあるらしい)
どうでもいいけど今サブカルって変換しようとしたら「サブ狩る」って出たや。ホントどうでもいいけど。
ま、そんな話は置いといて。
とりあえず笑いを取りたいときにね、今だったら「デヴィ夫人」とかね「鈴木その子」とか、そういう明らかなイロモノの名前出せば笑いが取れるとか思ってる下痢グソ野郎がいるでしょ?(←最近現実ですごくいやな思いをしたらしい)
「チキショー!笑いはそんな甘かもんじゃなかバイー!!」とか巨人師匠に怒られますよね(偏見)。
いや、実はそこであえて、風船おじさんの話題なんですけど。
いやね、サブカル野郎とか言われるのホントにこたえるんで、風船おじさんの名前を出して笑いを取ろうとしてるとかサブカルぶりやがってとかいうのは勘弁して欲しいんですが。
でもね。
…スゴクナイスカ?
だって、あの人気球に何持ってったか知ってます?
日本酒よ?
オンリー日本酒デスヨ?気球に乗って北極まで旅をする間に日本酒だけ飲もうって言うんだよ?どう?
超アナーキーだよね。
つうか、それって100%自殺行為じゃナイスカ。
で、知れば知るほど風船おじさんって素敵な人だなあって思うのよ。僕。
いや、ロマンティックな自殺だからとかそんなサブカル野郎が言うみたいな腐った理由じゃなくてね。
どうも、風船おじさんは、マジだったような気がするのね。果てしなくマジ。本気と書いてマジ。
それって、アナーキーだと思うんだよね。
止めなかった周りの人もなんかスゲーとか思うし、あえて出発しちゃうおじさんもかなりすげえ。
時々JR河口湖駅の張り紙で「青木ヶ原に行くと言い残して行方不明になりました。行方を探してください」みたいなのが貼ってあるけど(実話)、そんな感じ。
家族、とめろよ!お前もそんな言い残し方、やめろよ!みたいな?
だって、両方共に突っ込まれることは考えもしないわけよ?
それって凄いことだと思うの。
どっちも、自分の見てるものしか見てないわけでさ。
ものすげえ好意的な言い方をすれば、ひたすら自分に正面な訳でしょ?
この感覚のずれは、下痢グソサブカル野郎どものうっすい生き方と比べて、すっごい骨太だと思うです。
そゆわけでやっぱ、思うのよ。
これから二十一世紀を生き抜いていく僕たちに必要なのはね。
人と違う生き方がしたいとか、そういう下らないこと考えてる暇があったら風船おじさんみたいに、ひとつのことだけに邁進して、他のことは全くアウトオブ眼中(超絶死語)で生きてみろよッ!次にオレの服のタグ見たら殺すからなッ!
ってことだと、ののみはおもうの。
…不調。オチません。
…ちょっと青木ヶ原に行って来ます。