「精一杯生きなきゃ駄目なのかしら」挫折しそうな東京スタイル

会いにきてよかった?と訊く よくない と言って私を帰らせてみよ

吾にとって君はいつでも新しいそしていつでもそこにいる人

最低の恋人だった僕たちはゴーダチーズを指でえぐった

傾いた本が連なり本棚を傾けそうに眠くなりゆく

 

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Photograph by Emi Komagata

Tanka by Toshiaki Azuma, Rin Ekuni, Takako Kuroki, Rie Satoh, Masami Sawamura, respectively.