嘘つきになっていくのがさびしくて一つずつ数えていく導灯

 

吾といた時間をうまく切り取って傷に名前をつけようとする

 

もう君を待たなくていい輪郭を残して軽くなりゆく気持ち

 

天井のひらたい光幸せになれそうだけどいつもそこまで

 

窓外にわんと広がる残響の君の言葉のない夢だった

 

空はいつ落ちてきますか蝶番はずす計画進行中です

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Photograph by Emi Komagata

Tanka by Yukinori Ikeda, Rin Ekuni, Takako Kuroki, Rie Satoh, Masami Sawamura, Akemi Nakamura, respectively.