間歩の中,このようなところで作業を続けていた。
      龍源寺間歩入口(坑道入口)
        〜銀山町『銀山地区』〜

 銀山が繁栄していたころは、”銀山七谷”には坑夫たちの住居が、ぎっしり建ち並んでいました。「家数1万3千軒」、「唐人など来たり住す」と、『石見銀山旧記』は伝えています。銀山町は生産の町として発達してきました。そのため町内には、坑道や製錬施設といった生産に関係する遺跡が多数残っています。また、それと同時に、生産に従事した人々の住居跡や信仰の対称としての神社や寺院もあり、鉱山を生業としていた人々の様子がわかっていただけることでしょう。
  (石見銀山HPより)
        〜町並み『大森地区』〜

 大森町は銀山の外郭町として、その発展と深く結び付いています。銀山町は生産の町であるのに対して、大森町は行政・通商的機能をもった町であるといえます。
 一般に、大森町の町並みの特徴は武家と町家が混在していることにあります。この背景には、銀山への物資の流通、代官所の移転、御用商人や郷宿(ごうやど)の設置など、中世末から近世中期にかけての歴史と深く関係しているからです。その意味で、町並みが歴史を映し出しているといえるでしょう。  (石見銀山HPより)

石見銀山大森代官所跡(現在は石見銀山資料館)
   石見銀山代官所横の桜はちょうど見頃
 温泉津温泉に着くと,旅館ますやの隣の雑貨やさんで尋ねた。当時の宿の名前を忘れていたので,「20年前,この辺りで木造3階建ての宿がありましたか」と聞くと「今は建て替えられているけれど・・」と,その宿が有ったところを教えてもらうことができた。訪ねてみると,当時の面影はなく,今風の建物に生まれ変わっていた。中に入ってみた。一元さんのために,カフェを営業しながら本格的な日本旅館も営んでいるようだ。苔むした中庭がなかなか良い。桜のつぼみがはじけそうになっている。女将さんと昔話をしながら昼食をとった。魚親子丼,鮭とイクラがメインの丼だった。ボリュウムがあった。宿は5年前に建て替えたとのこと。20年前でもローカを歩くとギシギシと音がしてかなり風情のある建物だった。よく5年前まで持ちこたえたものだ。周りには昔ながらの元湯が何ヶ所も残っている。温泉津温泉の雰囲気は変わっていなかった。残念なことに,ここの写真は撮り忘れた。
 次に,石見銀山に向かった。国道9号線に戻り,大田市仁摩まで進み右折した。
 約1,000トンの海水が入っていると言われる大水槽を見上げると迫力を味わった後,次のポイントに向かった。約20年前,職場の人たちと温泉津温泉に来たことがある。その時の宿に行ってみた。

                   山陰をドライブ   070331

 〜一日で島根県内の観光スポットをいくつまわることができるか〜

 3月31日(土),7時30分,島根県浜田に向けて出発した。山陽自動車道に入り,広島ジャンクションから浜田自動車道を通り浜田インターで下り,国道9号線を東へ向かった。

 
              浜田からJR山陰本線の2駅分を走ると,しまね海洋館『アクアス』がある。

   
      前庭にあるイルカのモニュメント                 白イルカショー

   
        サンゴの水槽                           クリオネ

               
 

  










                

 

                   


                                                   



 17時になった。今日は,アクアス,温泉津温泉,石見銀山の3ポイントを回ることができた。帰路は石見銀山から大朝ICを目指し浜田自動車道に入った。広島から山陽自動車道に入り東へ。20時,帰宅。走行距離450q,久しぶりの長距離ドライブだった。事前に計画を立てて行くことができたらもっと効率的に観ることができたのだが,思いつきで行ったので無駄も多かった。体は疲れたが気分転換のできた1日だった。


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