多度津港まで,約20分。今日はまったく波がない。池の中を走っているようだ。「先ほどのタチウオ,海面まで上げているだけに残念。次回は,ぜひ釣り上げたいものである。また,この海域ではアオリイカも上がっている。笠岡諸島で好調らしい。ぜひ釣行計画を立てなければ・・・」などと思っているうちに多度津港の景色が見えてきました。
11時前,真鍋島ポイントに到着。北木島と真鍋島の間の大島西あたりです。左地図中のスマイルマーク。たくさんの船が集まっています。見ると,ぽつぽつタチウオが釣れています。けっこう両型です。大漁の期待にわくわくしながら竿を出しました。すぐ隣の船も大きなタチウオが釣れています。
9:00に釣りを始めました。あたりらしきものはありません。しかも周りの船も釣れている様子はありません。10時頃から徐々に船の数も減ってきました。10:20,まったくタチウオの釣果はありません。次のポイント,タチウオを狙って真鍋島ポイントへの移動が決定。白石島,北木島の西を南下しました。
マリーナへの途中,立ち寄った釣具店で最新の情報を確認しました。近場の差出島でタチウオが釣れているということでした。今,真鍋島よりも差出島の方が良く釣れているということでした。マリーナを出発し一路東へ。左地図中のスマイルマークあたりに船団ができていました。しばらく見ていても釣れている様子はありません。しかし,船の数はだんだん増えてきているようです。半信半疑,マイボートでも竿を出してみましたが・・・・。

             タチウオ イイダコ 漁  2006 11 04


11月4日(土),タチウオとイイダコ漁に出かけてみることにしました。どちらも9月中旬から釣れ続いているという情報が入ってきていました。イイダコは毎年1月までは釣れ続くのでしょうが,タチウオはいつまで釣れるのか分かりません。もう,釣果は下降気味になっているのでしょうか。予定は,先ずタチウオを狙って,次にイイダコポイントに移動してみることにしました。


        


    
     差出ポイントから神島外浦港を見る            差出ポイントから神島東部を見る

           
    差出ポイントから神島西部の紅葉を見る                                                        
 


    
真鍋島ポイントの船団,向こうには北木島東部が見える    隣の船には,またタチウオが釣れている 

船団の中の船は,そこそこ釣れています。マイボートにもタチウオの良型が,海面まで上がってきました。しかし,カメラを構えている前で海面に落ちてしまいました。同じように海面まで上げて逃げられたことがもう一度。結局,このポイントでも釣果はなし。しかし,タチウオの顔は見ることができました。タチウオが釣れることは確認できました。12:30,次のポイントへ向かいました。毎度おなじみ,イイダコの多度津ポイントです。


    
                                多度津港が近づいてきました。クレーンが見えます。 

    
     多度津港前のイイダコポイントに到着         イイダコポイントから高見島を見る

    
     イイダコポイントから瀬戸大橋を見る          ぞくぞくとイイダコが上がってくる

    
       イケスの中のイイダコ200匹              仙酔島の夕陽を見ながら帰港

多度津のイイダコは,2時間半で200匹,好調が続いています。1月まで釣れ続けます。1月後半になると極端に数が減りますが,イイダコの名前の由来であるイイ(飯)が入ってきます。米粒のようなイイとは卵のことです。それが入ると食味は増してきます。しかし,1・2月は午後強風が出ることが多く釣行することが難しくなります。それを考えると,イイダコ釣りはあと1か月でしょうか。
今回のタチウオはボウズでした。タチウオはムラがあるようです。次回に期待します。
今後は,メバル・アオリイカ・グチなどの情報がほしいものです。
                          
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