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タイヤ&ホイール メンテナンス

※本内容は、素人によるメンテです。 チャレンジする場合は、自己責任にてお願いします。

 タイヤ交換   チューブ直し  グリップタイヤ(リア)   ブレーキ  スプロケ交換1

   スポーク交換&フロントグリップタイヤ化     チェーン交換  フロントタイヤ交換

スプロケ戻し  スプロケ交換2  タイヤ交換2  スポーク調整(ブログ) 

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タイヤ交換          

 前輪ゴムのひび割れがひどく、新品タイヤをヤフーオークションで前後合わせ約7,000円で落札して交換しました。 ミニトレの前輪用15インチのタイヤは、バイクショップの店頭では置いてないようで、オークションなどで入手するか、注文して入手する必要があります。

   バイク用のジャッキは高価な為、使っていない車のジャッキ見つけたので、上と下に板を敷きボルトナットでしっかり固定した後、エンジン下のフレームを持ち上げました。その際ハンドルが動いてしまうため、ビーチパラシルの棒とグリップの両側をガムテープで押さえました。これで何とかフロントのタイヤを、約5cm浮かせる事ができました。 
   フロントブレーキワイヤを外し、タイヤを固定しているネジのナットを外し、ネジを引き抜くだけでタイヤが外せました。初め空気の抜き方が解らず、試行錯誤していたところ、ムシの部分を押すだけで簡単に抜けました。タイヤレンチで、タイヤのゴムをリムから自転車のタイヤ交換と同様に外します。 写真右下に写っている長さの違う2種のタイヤレンチは、短い方(399円)が、ゴムの端と良く噛み、外せ易く、長い方は太過ぎ、全く噛むことが出来ず使用できませんでした。但し、その後18インチのタイヤを交換した時は、タイヤ径が大きい為、逆に長い方が有効でした。
 写真左のようにスポークのガード用ゴムが腐っていた部分から切れたため、代わりに黄色のビニールを5周程度巻きました。指でスポークの凸部が出ていないか調べたところ、全く問題ない状態でした。 但し、平成20年に凸部のバリが原因で、チューブに穴が開いたので、酷い部分はチューブを切って、補強しました。
 新しいタイヤを付け易くするため、ボデーソープをリムと接触する面に薄く均一に塗りました。 おかげで取り付けはスムーズにできました。 取り付け後は、水で良く洗ってボデーソープを落とす必要があります。
 自転車の空気入れが使えないため、近くのホームセンターでバイク用の空気入れを1,000円で購入して問題無く規定圧まで入れました。タイヤを車体に取り付ける前にブレーキシューの残量確認や、クリーニングをついでに行いました。
 リアは、サス、ブレーキシャフト、タイヤチェーンを外しフロント同様に交換しました。リアのタイヤは、チェーンカバーの付いた自転車よりミニトレの方が楽に交換できました。注意としては、スプロケットのエッジで足を怪我しないようにする事と、フロントも同様ですが、タイヤ固定ネジのナットを締めた後、新品の割ピンを付け忘れないようにする事です。最後は、ムシ回し(370円)でムシを増し締めします。 また、タイヤ交換直後は、すべり易いため、コーナーでは、普段より減速して、あまり倒さないようにします。

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チューブ直し(平成21年2月8日)   

 先日goroさんのショップへお邪魔した時、チューブが曲がっているよ!と教えてもらい、このまま放置すると、最悪パンクして危険という事で、帰宅後直しました。 前回タイヤ交換した際、少し曲がっていたのが、ロングツーで段々曲がりが成長したようです。 今日は、約半年前から決まっていた会社レクで舞浜に行った為、恒例のラーツーは欠席でしたが、家族サービスができたので、○○半島一周1泊ロングツーに安心して行けそうです。

 写真左は、フロントタイヤのバルブが大分曲がっていたところで、右は修正後です。 
 写真左は、リアタイヤのバルブが少し曲がっていたところで、右は修正後です。
 修正法は、ムシ回しでムシを外し、タイヤの腹部を押しながら一周して、タイヤをリムから浮かします。 写真のように、スポークを押さえて、タイヤを回転させ、バルブの向きが垂直になるようにします。  ポイントは、虫を完全に外す事で、最初緩めて空気を抜いただけで挑戦したところ、全く回りませんでした。 

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グリップタイヤ (平成18年1月、10月、平成19年10月14日)

 ミニトレに乗り始めて約半年経ち、コーナーを倒す角度が深くなるに連れ、タイヤのグリップが気になり、冬の路面の凍結などの心配もありました。 そこで、キャラメルパターンのタイヤではグリップが弱いので探したところ、リア用14インチのグリップタイヤを見つけ、交換しました。 フロントの15インチ用は、残念ながら見つかりません。 交換作業時間は、今回2回目なので、約1時間でした。早速試乗したところ、リアが地面に張り付いたように曲がれ、ブレーキの制動も良くなり、一石ニ鳥という感じです。 

平成19年10月14日
 会津ツーリンング後、スリップサインが出ていたので、交換。 1年で交換!グリップが良い代りにタイヤの持ちが悪いのが欠点。 K898のこのサイズは製造中止で、買い溜めしたタイヤも物置に在庫2本。
平成20年7月時点在庫1本。 代用品を探さなくては!

   写真左が、昨年夏に新品購入して上のタイヤ交換で紹介したIRC製の通称キャラメルタイヤです。右がグリップタイヤのダンロップ K898です。タイヤパターンを見るとラジコンカーのゴムタイヤで良く経験したのですが、左のキャラメルタイプは、ドリフト用パターンに似ており、右はハイグリップのスリックタイヤに近いパターンで、路面接地面積が増え、キャラメルパターンよりハイグリップです。

 写真上が、ダンロップ K898で、ライコランドで約2,500円で購入しました。通販では製品価格が、約2,400円で購入できるようです。写真下がサイズなどで、2・75-14 4PR WT(チューブ仕様)です。現在は、TL(チューブレス)が、ほとんどでWTは少ないのが残念です。 TLならTT100Aという、さらにグリップ良いと噂されるタイヤがあるようです。 但しチューブレスなので取り付けが硬く、難しいようです。
 ライコのテープの上にあるのが、ラジコン用の新品ゴムタイヤです。中央のバリは、グリップに影響するため、走行前に削って取ります。 テープ周辺のタイヤが、今回購入したグリップタイヤで、約5mmのバリがブロックに1つずつありますので、ラジコン同様、ニッパーで全て取り、凸を無くしました。これで装着後、直ぐにグリップを味わう事ができます。

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タイヤ 交換(平成21年3月29日)

 リアタイヤのスリップサインが出る程減ったので、ロングツーに備え、本日交換しました。 

 右がK898で、既に製造中止なので、代わりに左の現行のD107にしました。 パターンが少しTTに似た感じです。 数キロしか走ってないので、グリップ感などは、後日のツーで紹介します。
 今まで、上記で紹介のビニールテープで、スポークのネジを覆ってましたが、昨日南海部品で、200円で正規チューブを見つけたので交換しました。 以前、スポークのネジのバリでパンクした事があったので、厚手のこのチューブの方がベターです。

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ブレーキ  

  先日。雁坂トンネルツーリングから戻って自宅付近で、リアブレーキを踏んだ後、レバーが戻りずらくなる現象がでました。走り出すと戻るのでが、気になって分解メンテナンスした結果、驚くほど良くなり、レバーの戻りが直っただけでなく、制動距離が半分になり、効果絶大でしたので紹介します。

 

 写真左が、カムを閉じた状態でブレーキを踏んでいない場合。写真右が、カムを最大に開いた状態。参考ですが、シューの番号は、296-25331-00で、フロントも同じ型番でした。アスベスト対策前の物です。また、ヤハマより2004年10月1日発表の、リコールの対象となった品番かは解りません。http://www.yamaha-motor.co.jp/recall/mc/2004-10-01/index.html

 写真左は、レバーが戻りが悪くなった原因の一つで、カムのサビがありました。
 左の写真は、スプリングを外し、分解した状態です。分解後、カムをワイヤブラシでこすり、サビを落とし、ブレーキディスククリーナーで全てクリーニングしました。その後、綿棒にラジコンで使っていた精密機器用グリスを付け、カムに薄く均一に塗りました。付け過ぎてブレーキシュー側へ飛び散って付着したら重大な事故に繋がるため要注意です。シューの残量は、2.5〜3.5mm有りサービスマニュアル記載の、2mmまでは、まだ大丈夫でした。念のため、YSPへ発注しておこうと思います。この状態でカムを動かすと、スムーズに動き、シャフト内部のサビ、腐食は問題無さそうでした。
  写真左のカムと接触する面に、深さが目測で約0.5mmもある縦傷が、今回ブレーキレバーが引っ掛かる主因でした。フットペダルを踏み切った位置に、この縦傷があり、このくぼみにカムが落ち込んだ状態になっていました。思案の結果、ブレーキシューが左右対称構造(補強で肉盛の部分だけの違いは有り)だったので、上の写真の左右を入れ替えれば、縦傷の位置がずれるため、カムがこの傷に接触する事が無くなると思い入れ替えたところ、レバーの戻りが直っただけでなく、シューの減っている面が変わった為、新品のような効き具合になり、軽く踏んだだけで効き、今までの半分の制動距離になり、一石二鳥です。ついでにフロントも入れ替えました。
 前述のメンテ後、富士五湖ツーリングで約300km走行した後、また、リアブレーキの戻りが時々悪くなり、結局新品に交換しました。(部品番号は、部品情報を参照。)これは、アスベスト対策品で問題無しという事です。取り付けは、特に問題なく、10km程度走行しましたがOKです。

 

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スプロケ交換(平成18年2月4日&12日、3月15日)

  先日グリップタイヤを交換していたら、息子が外したタイヤを見ながら「スプロケも変えたら」と言い、良く歯数を見たら39と書いて有り、GT80は41丁のはずと思い、サービスマニュアルを調べるとGT50用と解りました。80はトルク感が50より無いと聴いていたので、こんなものかと今まで乗っていました。 良く考えるとエンジンを50から80へ載せ変えた時、リアのスプロケも換える必要がありました。 そこでキタコなどのスプロケを探したところ、ミニトレに合うサイズが無かったので、ヤフオクで未使用品の41丁品を2,000円で落札して交換しました。 

  写真左が、39丁のGT50用スプロケで、右がオークションで落札した41丁のスプロケです。直径は、実測で39丁が164mm、41丁が172mmです。 ワッシャーロックのナット固定の折り曲げを平らにして、ナットを緩め外します。ワッシャーロックは新品に交換しなくてはいけないのですが、YSPへ注文して入手するまで、再利用します。在庫確認はできていますが、無事入手後、部品番号を部品情報のページに記載します。この度、2A3/2A4用部品リストが入手できたため、助かりました。 
 YSPより入手した交換用ネジとワッシャーです。ネジは、写真の一番左のように頭の一部をカットしてある物です。 部品番号は、部品情報のページ参照。(2月12日追記)
 写真は、ネジの頭をハブの中から見たところです。ナットを締めた時の回り止め構造になっています。(2月12日追記)
 M8のナットを締めた後、ワッシャーをペンチで折り曲げ、ナットの回り止めをしています。 交換後約10km走行しましたが異常無しでした。(2月12日追記)

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スプロケ戻し(平成20年12月17日〜23日)

  先日サイレンサーをGT50用に戻したら今まで以上にパワーUPしたので、これを機会に最高速でのエンジンの回転数を下げ、抱き付き要因を少しでも改善しようと、スプロケをGT50に戻し、約5%の回転数ダウンをしました。 高速巡行時のエンジンの悲鳴が小さくなり、これで60km/h制限道路の巡行がかなり楽になりました。 街中走行中心なら、リアは純正設定の41丁がトルク感があり、楽しく乗れますが、ツーリングで高速巡行をする事が多いので、39丁が現在のところベストチョイスです。

 写真は、保管していたGT50用の39丁のスプロケが一部錆びていたので、サンドペーパーをかけて磨いたところです。 歯の頭には、水平部分が残っていて、使用限界までもう少しありそうなので、錆び防止でペイントをしてから交換しました。 
  プラサフで下塗りをしてから、1000番の耐水ペーパーで磨いた後、黒を2回塗り仕上げました。 最初は針金に下げてスプレーしたら、5℃程度だったので、部分的に垂れたので、水平にして薄く2回塗り、何とか仕上げました。 冬のペイントは虫がいないのはいいけど、垂れとの戦いで、難しいですネ。 取り付け時の表裏は無いようなので、外す前は刻印が外側だったので、今回も同様にしました。 チェーンの長さは、可変範囲内だったので、コマを詰める必要も無く、楽に交換できました。

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スプロケ交換2(平成21年1月31日)   ミニトレの走りが生まれ変り!

   ミニトレで日帰り300kmを超えるロングツーなどした時、唯一の難点がR16、R17、R4バイパス、R1など60km/h制限道路を70km/h程度で巡行する時に車に煽られて、約1mの離れたところを殆どの車に80km/h以上で抜かれ、神経を使って走らなければならない事でした。 特にR17では、今でも忘れない10tトラックとの苦い経験が有り、何時かは何とかしたいと思っていたのが、サイレンサーのメンテがきっかけで、クリアーできました。 これで、R17もR1も車と一緒に走れ、唯一の欠点が克服出来ました。 

減速比を計算して、走った感想をまとめると、  ※最高速は、長時間走行でも問題無い範囲で、短時間では、+5km/hまでOK。
<減速比> 考えられる組み合わせ
   2.73 = リア(ドリブン) 41  ドライブ 15(GT80標準) 最高速70km/h。 
         メーカー設定だけあって、街中走行に限定すれば、トルク感も有り、丁度いい感じ。
   2.6   = リア 39  ドライブ 15(リアはGT50標準) 最高速73km/h。 
         シフトチェンジの間隔が、少し伸びる程度で、大きな変化は無し。
  2.56 = リア 41  ドライブ 16 (未確認) ???
  2.44 = リア 39  ドライブ 16 最高速80km/h。 
         副作用のエンジンの振動が無ければ、コスト的にはリア37Tと同じ走りができ、GOOD。
 ★2.46 = リア 37  ドライブ 15(現在2009.1.31) 最高速80km/h。 
         シフトチェンジの間隔が、今までより2倍位延ばせるので、まるでエンジンを90cc位に載せ変えたのと錯覚するような速度感。 3速で50km/h、4速で70km/hまで普通に延ばせ、5速はオーバードライブという感じで、最高速まではゆっくり伸びる。

 写真は、ヤフオクでGETした、おNEWの16Tのドライブスプロケです。  
 写真左は、15Tと16Tの比較で、外径が少し大きくなっています。 気のなったのが、チェーンとプシュロッド付近のクランクケースとのクリアランスが、目測で2mm程度しか有りませんが、15Tも最小距離は同じ位でした。 16Tでも、当たる事無く、約200km走れました。 
 欠点は、50km/h付近だけ、エンブレ時にステップに伝わる大きな振動が起き、最初ベアリングが遂にやられたか?と思った位です。 15Tに戻すと、振動が無くなり、原因は16Tスプロケでした。 真円度の加工精度の悪さなどがあったのでしょうか?
 左から、41T(GT80標準)、39T(GT50標準)、37T(YSR80標準)で、外径がだんだん小さくなります。
 写真は、新品リアの37Tスプロケです(部品情報のページ参照)。 37T純正品はYSR80の標準仕様ですが、製造中止で入手できませんが、クラブモトプランニングのgoroさんにお願いしたら純正品とほぼ同価格で、GETできました。 黒塗装済みで、サビの心配が要らず、いい感じです。 外径が小さくなり、チェーンを詰めないとだめかと思ったら、調整範囲で済みました。 交換後は、80km/h程度で安定して走れ、高速巡行が安心です。 4速で70km/hまで普通に伸ばせるので、街中走行では5速にする事が減りました。 今のところ大きなパワーダウンは感じていません。 但し、エンジンやキャブの調整がベストでも、サイレンサーが標準品番のままでは、ここまで伸びないか、またはパワーダウンを感じると思いますので、平成20年12月27日のサイレンサーメンテを参照して下さい。

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 チェーン交換(平成19年5月6日・平成22年5月30日)

 昨日の高回転テスト走行で、ガソリン給油後に10m程度エンジンをかけずに押している最中に、フロントのスプロケ付近から周期的にゴリゴリする異音が出て、遂にベアリングがNG!?かと、不安になりながら帰宅しました。 点検の結果、幸いチェーンの不良と解り、約1年ぶりに交換しました。  今日は終日雨で、ガレージメンテのネタに最適で、約1時間で出来ました。 交換後異音は無くなり、これで後約1万kmは安心です。

 新品交換後1年2ヶ月程でしたが、走行距離が約1万kmあったので、チェーンを垂らした時、写真のように固くなっている部分が2箇所有り、この部分がエンジン内のスプロケに来た時、異音が出ていました。 チェーンメーカーのHPにも出ていますが、交換しないと走行中のチェーン切れとなり、大変危険です。
  チェーンは、前回同様に潟Aールケー・エキセル製(型番は、部品情報参照)です。 写真左上が、チェーンカッターで、キジマの302-104、価格は1,134円でした。 その右は、下のチェーンに同梱している、チェーンのジョイントパーツで、カットした両端を接続するのに使用します。  

 写真左の矢印が示すジョイント部分を、リアスプロケの右上部分にします。 ラジオペンチでクリップを外し、写真右のように片側だけ、スプロケから外します。

 新しいチェーンを仮に繋ぎ、リアタイヤを回し1周させてから、古いチェーンを取ります。 こうすれば、フロントのクランクケースカバーを外さなくても、交換できます。( 前回は、外しました^^; )

 ホイールシャフトを写真右の中央付近にしてから、写真左のようにカット位置を決めます。今回目盛りの中央では、丁度良いところが無く、新品のチェーンは使用開始直後に多少伸びるので、中央より左にオフセットした所にしました。 カットする場所は、回転方向に対してコマの後ろ側です。

 

 チェーンカッターのネジを回して、シャフトを押し出しますが、ロックするまで回しても、写真右の部分までしか出ず、外れません。 そこで、M3×10mmのイモネジを入れ、再度ねじ込んで完全に外しました。

 カット後、メーカー適合表から4コマ余る予定でしたが、こんなに余りました。 チェーンの長さに影響するエンジンの腰下、スプロケ前後の歯数とスイングアームは、標準です。 
  取り外した時と、同様な場所で付けます。 スプロケの歯のピッチで、チェーンの接続位置が固定されるので、ジョイントが入り易く、GOODです。
 クリップの向きは、写真のように切り欠きの有る方が、回転方向に対して後ろ側になるように付けます。 (GT80サービスマニュアル22ページも参照) この向きを間違えると、走行中外れる原因になりますので、慎重に行います。
 仕上げは、結合部のグリスが、軍手で取れてしまっている場合は、その部分にチェーン用グリスを付けます。 いろいろなグリスメーカーが有りますが、やはりYAMAHAにしました。

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スポーク 交換 & フロントグリップタイヤ化(平成18年2月19日)

  先日の白鳥ウォッチツーリングの帰り、芦ヶ久保付近のトンネル内にある道の縦溝で、フロントタイヤのグリップが悪く、ハンドルが捕られました。リアは良かったのですが、やはりフロントタイヤのグリップ化が必要と思いました。 そこで、ミニトレに合う15インチのグリップタイヤは無いので、リアと同じタイヤをフロントに使う事にしました。YSP談では、ミニトレクラスなら、前後同じタイヤでも走行上問題無しという事で、早速ヤフオクで、材料を調達して、リアタイヤのハブをフロントと入れ変える事にしました。その為に今回、素人では難しいと云われている、スポーク交換にチャレンジしました。

   今のタイヤは、万一失敗した時の為に残します。 写真は、ヤフオクで入手した材料です。左はリアホイール500円、右はタイヤASSYで3,500円でGETしました。スポークは、錆びていましたが、リムはそれほど目立つサビはありません。リムの歪みも殆ど無しでした。
 ゴムタイヤを外した後、分解する前に写真を撮り、組み立てる時の参考にします。この時、重要なのが、ドライバーの金属部分などで、スポークを叩き、音を聴いて覚えておきます。ハブの内側と外側で音色が違います。これは、後で組み立てる時、締め具合を調整するのに役立ちます。
 写真は、リアホイールのスポークを外すところで、まずマイナスドライバーで少し、緩めます。次に、電気ドリルにマイナスドライバーのビットを付け、全てのスポークを簡単に外しました。
 写真の袋に入っているのが、YSPで調達した新品のスポークです。部品番号は、部品情報参照。ハブは、綺麗に洗浄後、ソープパッドボンスターで磨きました。リムは、14インチのリアホーイールで、裏側などのサビは、ドリルに付けたワイヤーブラシ(100円ショップで購入)で磨き、3分程度で綺麗になりました。その後、CRC556でサビ止めをします。
 スポークは、車種によりいろいろあるようですが、ミニトレは写真の2種類で、L字の長い方がハブの外側、短い方が内側用です。
 今回3回も組み直し、やっと最良の方法を見つけました。左の写真のように先に、スポークだけを全てハブにセットし、写真右のようにセロテープで形がくずれないように仮止めします。この時、先に撮ったばらす前の写真が役立ち、クロスする角度、重なり具合を同じにします。 次に、リムをセットして、一番近い孔に差込み、3回転程度噛合う程度にプラスドライバーで仮にねじ込みます。仮組の仕上げとして、全てのスポークの音色が、ばらす前に聴いた音と同じ状態になるように締めます。ギターの弦の音調と同じです。仮組の精度が高ければ、後の実装での調整が楽になります。
 調整の確認として、写真左のハブの円周の大きい方を基準面として、ガラス板の上に置きます。このガラスは、ラジコンのタイヤのキャンバー角調整で使うために買った物で役立ちました。 ホイールを90度ずつ回し、ガラスとリムとの隙間をノギスで測り、平行具合を調べます。今回、9.5〜9.9mmで、0.4mmのばらつきで、音調での仮調整精度は、良い方法でした。
 測定方法は、フロントフェインダーのステーとリムサイドとの振れ幅をノギスで測ります。現状の15インチの振れを測定したところ、20.2〜21.5mmで振れ幅は、1.3mmでした。次に組み上がった14インチのホイールと交換して測ったところ、20.5〜21.5mmでほぼ同じ振れでした。サービスマニュアルの規格では、2mm以内なのでOKでしたが、マイクロゲージがあったので、もう少し微調整しました。
 微調整は、写真のマイクロゲージを使い、広い部分が短くなるように、プラスドライバーでリムを締込んで測りました。このゲージは、測定範囲が600μmのため、振れ幅が600μmに入るまで、微調整しました。調整後、反対側も確認します。これで、面振れ調整は完了です。
  写真は、偏芯方向の振れを測定しています。調整前で、振れ幅が約1mm程度あったので約600μmに入るまで微調整しました。この後、新品のチューブ、タイヤを実装しました。組上げ法は上記参照。 但し、新品タイヤは、グリップの良い物にしても最初は、倒さないようにする事が重要だと、この後のショートテスト走行で痛感しました。また、スポークは、走行すると少し緩むという事なので、時々確認しようと思います。 設定する空気圧は、YSPで聴いたところ、同じタイヤでもフロントは、指定の値程度にした方が、跳ね上がりが少ないという事で、指定値にしました。 実装後の走行状態は、後日ツーリング日記で書く予定です。

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フロントタイヤ交換(平成20年7月5日)

  先週土曜日に奥多摩周遊道路で、前を走るCB750?ソロライダーに密着して走り、コーナーを楽しんだ後、帰宅してフロントタイヤの倒し具合を見る為、接地状態を見ていたら、細かいヒビがリムとの堺に有るのを発見しました。 タイヤの減りは殆ど無く、スリップサインまで約2mmも残っていましたが、前回上記の平成18年2月以来に、在庫のK898と交換しました。 1時間で作業終了し、約30km均し走行したところ、いい感じです。 これで安心して明日は湘南を高速巡行できそうです。

 写真の黄色内のように、細かいヒビが有りました。 日頃タイヤの減りは点検しますが、2年程度でこんなにヒビがあるのには驚きです。 このまま高速巡行していたらと思うと・・・。
 先日、後輪の空気の減りがあったので、チューブを点検したところ、スポークを固定するネジの凸部のバリで、チューブにピンホール状の穴が開いていました。 
 今回、フロント側のバリを点検して、厚手のビニールテープを数週巻き付け、バリを無くしました。
 今回の空気入れは、先日のツーリング途中のパンク対策で、携帯用の空気入れをDSで、850円でGETしたキジマの物を使いました。 小型で軽く、見た目にはオモチャのように見えますが、使ってみると、上記のフットポンプより空気が早く入り、今では携帯だけでなく、メインに使っていて、超お勧めです。

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