銀行や大手の両替会社やスーパーの両替コーナー(有名なのはM&Sの中にあるもの)だと、この両方がかかって、結局中間レートに比べ7−10%の手数料を取られている感じです。多分日本の銀行で両替するほうがお得です。
また英国には個人営業の両替店があり、うまくいくと3%くらいで替えられます。私は通常ここで両替します。ロンドンですと、地域によって手数料に大きな差があります。私の調べた限りでは、中心部Tottenham
Court Road駅の交差点からOxford Circus駅方面に歩くと、8件くらいの個人両替店が土産物店の中にあり、だんとつお得です。「No
Commission」と書いてあるのを確認してお店に入り、「How much do you give me for ten thousand
yen?」などときいてみてください。一軒一軒きいて、一番お得なところで替えましょう。大体あこぎそうな顔をした人がカウンターにいる店は、一番お得な店ではありません。他の地域では、「No
Commission」の店が乱立する中に一軒だけレートは良いけどCommissionを取る店があったりするので、気を付けましょう。
2.銀行から送金する場合
国際送金は、銀行間で多くの手続きを必要とするため、意外と高いです。実質的な手数料は、1.と同様、「中間レート(新聞やニュースに出てくるレート)とお店のレートの差(split)」と「送金手数料(commission)」の両方です。日本の銀行や郵便局でふつうに送金すると、前者が3%くらい、後者が4500円とかです。日本の銀行のポンド預金から送金するのは、もっと高くつくので考えないほうがいいです。
私は他の方法を使っています。英国ロイズ銀行の「ゴーロイズ」だと、前者が3%くらい、後者が2000円です。ただし英国に銀行口座をもっている必要があり、また日本国内で手続きをする必要があるので、簡単ではありません。
3.クレジットカード、国際キャッシュカード
国際キャッシュカードを使って英国でポンドをおろすと、レート差と手数料をあわせ、4−5%の手数料がかかります。一方、日本で作ったクレジットカードでキャッシングすると、2.5%くらいのレート差と1.5%くらいの利息(キャッシングした日から引き落とし日までの利息)がかかります。大して差はありません。
買い物は、できるだけ日本で作ったクレジットカードでするに限ります。2.5%くらいのレート差のみで買い物ができます。どう考えてもこれが一番お得です。少額の買い物や、レストランのチップ以外は、クレジットカードで買うようにするのが賢明です。
ロンドン留学を考えていらっしゃる方へ
Tips to live in London (in Japanese)
ロンドンでの生活には、知っておくと楽なコツがあります。
立派なウェブページを作るほどの内容ではないので、以下に箇条書きにします。
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・アパート(flat)の家賃は、東京より高めです。キッチンやお風呂が郊外でも1か月1000ポンドが最安の印象です。
それより安く住むには、キッチンやお風呂が共有のアパート(share room)しかありません。
・英語に慣れていない最初のうちは、「MixB ロンドン」のウェブページが役立ちます。これは日本語で書かれた、現地在住日本人向けの情報ページです。
・携帯電話は、英国に安い会社がたくさんあります。SIMカードを無料で取り寄せ、現地で購入した電話機に差し込めばOKです。私の知る限りでは「giffgaff」が最安です。
日本の携帯を持ち込むよりはるかに安いです。Top-up式(プリペイド式)が手軽で安心です。
・インターネット環境:ADSLや光ファイバーを申し込むには、2年以上の居住歴と英国の銀行口座が必要です。そのため、留学当初は申し込めません。
携帯電話のお店や電器店で、Top-up式のDongle(USBに挿して使う通信機)を買うのが手軽です。日本より安いです。私は「vodafone」のを使っています。
・Oyster card(日本のSuiCa、TOICA、ICOCAのようなもの)は必携です。カード代が5ポンドで、好きな額をTop-up(入金)した状態で買います。
地下鉄やバスが約4割引で乗れます。
カードが不要になったら、返却すれば5ポンドと入金額が返ってきます。
・Oyster cardでバスに乗ると、1回1.30ポンドです。何回乗っても1日4ポンドまでしか引かれないので、3回目は0.10ポンド、4回目以降は無料です。
・英語力のテストを受ける場合、IELTS(アイエルツ)を受けるのが普通です。
米語で行われるTOEFLやTOEICは、一般的ではありません。
・多くの場合、入国前に英国のビザ(滞在許可)を持っている必要があります。ビザ申請は、英国国境局のガイダンスを英語で理解することができれば、業者に頼まなくても自分自身でできます。
・日本円(JPY)から英ポンド(GBP)に両替する方法
1.現金の場合
実質的な両替の手数料は、「中間レート(新聞やニュースに出てくるレート)とお店のレートの差(split)」と「両替手数料(commission)」の両方があります。例えば、前者は「新聞では£1=¥125だが、お店では£1=¥132」というもの、後者は「手数料7%とか、£5とか」で、通常はこれらの両方がかかります。「Commission
Free」とか「No Commission」と看板が出ていれば、この後者がかかりません。
(実際の両替手数料)=(レート差)+(両替手数料)
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