めろんちゃんのうわさ

ちっちゃい画像がプチプチあるので、ちょっと待ってからどうぞ。












「ちょっとーッ!多津丘出て来なさいよーッ!」

「呼んでも無駄アルぞ。多津丘ネットゲームで大変らしからな」

「うわぁー。出た、個人攻撃。これだから大人ってやだなーっ」

「まあまあ。めろんちゃんさんの話を聞きましょうよ」

「お前、まだめろんちゃんさん言うか。わっかんねえやろうだなあ」

「それにしても、宅間のお兄ちゃんだよ、は、ないよなあ」

「そうやって、今回も時事ネタとかでお茶を濁すんだね」

「なんだよう。アタシが不治の病であと何日かの命しかないってのに、無視かよーッ!」

「企画がそろそろ終わるということの、暗示的表現ですね」

「君…せめて<えっ、いきなりの急展開!大変だわ。どうしましょう>くらい言ったらどうだ」

「…先生。女言葉が微妙にぎごちないです。色んな意味で」

「…<ふじ>のやまい?それとも<ふち>のやまい?…ね、本当はどっちなの?」

「お前少し黙るヨロシ!」

ペケって漫画で、そういう四コマがありましたよね。昔」

「あー。あったあった。でも、結局、どっちが正しいのかわからないんだよな」

「<ふち>ですよ」

「<ふじ>じゃないか?うちの田舎はみんな<ふじのやまい>って言うぞ」

「<ふち>ですって。大体その発言から、先生が静岡出身だっていいたいんでしょう?卑怯ですよ」

「ばかやろう!静岡の悪口を言うなッ!清水エスパルスはオーレーオーレーオレオレ、だぞッ!」

「貴様ら、その不毛な会話を直ちに止めるアル!さもないと殺してやるネ!」

「最終回までこんな感じかあ」

「ごめんなさいね、めろんちゃんさん。あなたを目立たせてあげたいとは思うのだけれど」

「いやあー。アタシだけ肌色塗ってある辺りで、十分目立ってると思うし、いいよいいよ」

「そういえば、わしら3色以上使われたためしがないな」

「作者がダメダメだからねえ」

「そうだ、とってつけたようでアレですけれど。葉書でも読む?人生相談。ありきたりでしょう?」

「投稿ボーイの相談なんて、全部、君ィ空手やりなさい!って言えばいいのよーっ!めんどくせーッ」

「…最終回だし、オチをつけようと思うが、ヨロシか?」

「エンディングは、アタシ、空の星になりたいなっ。で。孤児院の子達が拝むの。ハイル・めろんさまーって」

「孤児院という発想はどこから出てきたか」

「いいんだよー。そんな些細なとこ突っ込んだって面白くないんだよーっ。殺すなら殺せー」

「めろん閣下。きっと多津丘〆葉はなんだかんだ言って、結局めろん萌えですよ」

「先生。何か、フォローにも何にもなっていないような気がします」

「最終回なのに、また、やたら長かったね。長けりゃいいってもんでもないでしょっつー…の…」

「めろんちゃん、体が段々、透明に…!って、バックトゥザフューチャー1の終わりかただよ、これ!」

「めろんって、熟すと中身透明になるアルね。サイダーみたいな味」

「それをもってオチとするのはすこし乱暴じゃないかしら。ていうかこの場合めろんちゃん死ん…」

「ここは、めろんちゃんが熟しきったというオチで乗り切るんだ。罵声だとかに耳を貸しては、いかん」

「ソノオチ、オレサマ、イカリ、サイコウチョウ!」


夜中にたたき起こして電話した僕に、眠そうな声で
清水エスパルスの歌を教えてくれた友人にささげます。
おーれーおーれーおれおれー
(もはやオチなどどうでもいいのか)
たぶん最終回。

アレ?まだ…あるの?

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