11月度前半分。来たな!プレッシャー!



一日金曜日 一言 「じつは」
明後日に、結婚式の撮影を任されるという大役を仰せつかっておりますため、準備に大忙しです。
撮影計画書を書いて、カメラの位置取りもプログラムに沿って設定して、大雑把ながらコンテも切って、フィルムやテープを買いに走ったり大忙し。
することがたくさんあると、忙しいですが面白いですね。

さてどうなるか日曜。血風吹くか。ハチマキは、たなびくか。
頑張ります。

で、夜は皆で部室に宿泊して鍋を食しました。
僕ってば留年したくせにずいぶん顔出してますね。
ええ。

ともかく。
ネギをざくざくざくざく切ったりとか、白菜をざくざくざくざく切ったりだとか、してました。ええ。
ていうか透明なビニール袋に切った野菜をどかどか入れるのはなんていうか、本当に見目がよろしくないなあ、とか思った。
皿がないから仕方ないんだけど。

朝までウインクキラー。

アト吉くんがプチハーレムみたいのを作ってたのが面白かったです。
やつめ、高校時代モテモテだったなどといいかげんな嘘を…。
二日土曜日 一言 「ビグルズワースは西へ飛ぶ」
朝方家にたどり着き、ばったり倒れてお風呂も入らぬまま、寝ました。
人に電話をして、話しながら半分眠って、沈み込むように眠りの中へ。

夜になって、これまた人の電話で起こされて、また眠って。
何か責任のある仕事の前にきちんと眠ることが出来るというのは、幸福であり、安心の出来ることであります。
僕が思うより、僕の体は、僕の事を信用している。そんな感じ。
割とリラックスしています。
それなりに準備もきちんとしたし。さあ。寝よう。

昨日聞いた万引きの話。

「イカを万引きするんですよ」
「…イカって、あの、海のイカ?生の?」
「ええ、傘の中に、ごんって突っ込んで、そ知らぬ顔で」
「…イカ(生)を…カサの中に!?Σ(゜□゜)」

僕は万引きとかそういう軽犯罪は割と嫌いな方なのでアレですが、情景を想像したら笑ってしまいました。
何故に中高生がイカを?とか、そこまで欲しいのか生イカ!とか。

お店の人に見つかって、
「ちょっと君、君、その傘見せてみなさい」
「いえ、なんでもないです」
「なんでもないじゃないよ、だって、今日雨降ってないでしょう。あからさまに怪しいでしょうそれ」
「日傘ですよ」
「じゃあ差して見せなさいよ」
「…」
「さあ、傘差して見せなさいよ!」
「…うう…」
観念して傘を差すと、少年の頭からどさどさとイカ(生)が三杯ほど降り注ぎ、頭からイカの触手をたらしながら少年が
「すいません、出来心でした」

コンプリートリーにアホです。
ていうかその生臭くなったカサはどうするんだ。

創玄推理文庫「ドラキュラ戦記」を再読しております。割と分厚い文庫。「ドラキュラ紀元」の続編。

しかし、面白いんだなあ、これ。もう読むのも何度目かになるんですが、夢中になるんです。マジで。
ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」で、「もし、ドラキュラが敗れていなかったら」という出発点から始まる未来を描いた架空小説なのですが、すごいのですよ。クロスオーバーなの。
この小説の面白さをこの本を読む以外の手段で体験するのは不可能なので、読むといいです。

クロスオーバーってのは、「その時代」に確かに「その世界」が存在して、物語のヒーローやヒロインも存在しているのだ、ってことを、何よりも空気と行間で感じられるもののことをいうと思うのです。
ただ、色々なところからキャラクターだけを借りてきて張り合わせたものとは違うの。

ちなみに切り裂きジャックの横行していた19世紀末のロンドンを舞台にしていた「ドラキュラ紀元」から時は過ぎて、「ドラキュラ戦記」の舞台は第一次世界大戦。
吸血鬼も温血者も戦争の前には等しく無力、という状況が萌えです。
漢(オトコ)度高し。

書評というより単なるレコメンドになってしまってアレでしたが、ともかく。
そして、紹介リンク貼ろうとして、次作がでていることを知った罠。
罠じゃないや、幸運だ。ぜひ買わねば。
三日日曜日 一言 「うたのちから」
えー、縁あって頼まれた結婚式の撮影という大役を務めに、品川まで。
行ってきましたよー!うひー、緊張したー!
でも、結婚式って初めて見ましたが、すごいですね。
なにより歌がすげえ。忘れかけてましたが、生歌、生音楽ってすごいですね。
それは、ささやかなれどすべて奇跡です。

デジタルビデオでの撮影は後輩二人に任せて、僕はアナログ一直線、8ミリカメラでの撮影です。
ていうか実質式が二十分くらい、披露宴が三時間くらいだったのですがアレです。
8ミリはいろいろな関係で15分かそこらしか撮影できないのです。

というわけで、素材吟味のため、ほとんどの時間を手持ち無沙汰ですごしました。
会場にいた人は、自身は何をするわけでもなく、撮影する機会を探しながらうろうろしているだけのデクノボーじみた僕をたびたび目撃されたと思いますが、そういう事情なのです。
サボってたわけじゃないの。

つうわけで、することがないので後輩のサポートにまわることが主体でした。
会場にいた人は、自身は何するわけでもなく後輩に小言を言って時々尻蹴飛ばしたりしている僕を目撃されたと思いますが、そういう事情なのです。
サボってたわけじゃないよー!

ともかくも、式から披露宴から、ずっと立ちっぱなしで撮影に望んでくれた後輩二人に、この場も借りて最大限の感謝を捧げたいと思います。

シリーズ。殺気立つ人々。

結婚披露宴の会場は、ホテル職員の戦場だという話を聞きますが、マジでした。
僕ら撮影隊が準備中の披露宴会場に潜入し、独楽のように動いている女性を捕まえて、荷物を何処に置いてよいのか礼儀正しく尋ねると、「えっ?あっ…。ハァーッ(マリアナ海溝より深いため息)」と不機嫌な表情をされたので、こわかったです。
で、「ええと、ですね」と考える表情をしながら「馴染むぞッ」と叫ぶDIO様のように唸って髪をがしがしかき回されたのでこわくなって謝って逃げました。
嘘、逃げてません。怯えながら返事を待ってました。荷物置くところくらい判らないと困るんだもの。

でも、そんな彼女も披露宴が始まると超笑顔。さすがプロです。こわかったけれど、カッコイイ。(でもこわい)

新郎は、とある有名バンドのドラムさんで、ドラムがこのうえなく上手でした。かっこえかったです。
で、披露宴が終わってミーハー発揮して、バンドの皆様と写真なんか撮らせて頂いちゃいました。
てへへ。役得。

式が終わって、空腹のあまり死にそうになっている僕らへ飯とビールを奢ってくれた素敵新婦の兄が親切でした。
無茶な七三頭だったり、人の隠しているインターネットの話とかをしやがったりしてくれましたが、まったくもって親切でした。
色々疲れたけれど、本当に楽しかったなあ、と思います。

さあ、撮影も終わったし、あとは編集だ。
がんばるぞう。
四日月曜日 一言 「仕事仕事」
本日はアルバイト。
おそれ入谷の鬼子母神、で有名な入谷のほうまで行ってました。
鬼子母神、意外と思ったより小さいんですね。なんだか落ち着いた雰囲気で素敵でした。

道を歩きながら、視点についてちょっと考えたりしました。
僕は普段、道を歩く時に目線を「地平線」を中心に合わせているのですが、街中を歩く場合はそれをちょっと上に向けると、随分道を歩くのが楽しいということに気付いたのです。
具体的に言うとビルの三階くらい。
東京は古い建物が多くて、建物を見て歩くだけでも随分飽きないものですが、それが一番映える目線は、やっぱりビルの三階くらいなのですね。
試すと判る、ビルの三階。

で、ヨドバシのポイントカードが貯まったのでミニオンズを一箱だけ、ヨドバシでゲットォ。

まずはwere raven(青)が出ました。弱いけれど造型が半端なくかっこいいので前線投入決定。
戦場に「ネヴァーモア・ネヴァーモア」と悲しげな声を響かせる、罪を背負った大鴉の魂を見よッ!

あとは限定不可視とチャージを併せ持つメイジスポーン、shadow(青)とかもゲットォ。
造型がヴェノムの「立ち中パンチ」みたい(禁句)。
こちらも機会があれば前線にツッコみたいところですが、一ダメで限定不可視が魔法耐性に変わるところがちょっとなあ、みたいな感じです。
設定重視で戦線投入。

で、各方面で「強い!ヤバイ!変!」と激賛の Iron clad(青)が当たりました。
初期ディフェンスが17のタフネス持ちで、ダメージを食うごとに移動力がひとつづつ上がってゆくという奇妙さ。
そのうえ戦意喪失するひとつ前にクイックネスまで追加されます。クイックネス時の移動力10、アタック10、ダメージ4。
無論、ディフェンスは順当に減って最終的には9まで落ちますが、それにしてもあんまりな強さです。
ポイント31って嘘だ。

でも、コイツ、オークなのでうちのクララとは絶対仲良くできませんのでお蔵入り。残念。

最後に出たkhamsin sniperも、造型がカッコよいのでいつかゲストとして参加予定。

全てアタリのナイス引きでした。ユニークとかは出なかったけどねッ!

夜になって、愕然とする事実判明。
学費納入期限をナチュラルに忘れていました。

もう過ぎてる。
五日火曜日 一言 「くつう」
昨日、さあて日記でも書くかななんてへらへら笑ってたら、大変。
学費の納入期限をナチュラルに忘れてたんですよ。
期限は今月一日。
…って、もう随分過ぎてんじゃん!
アレだけ「今度は期限過ぎると除籍ですので気をつけて」とか脅かされたのに!ウワア!

それに気付いたのが昨日の夜七時半頃、「子連れ狼」を見ている最中だったため色々大変でした。
具体的に言うと「あわ、一刀、カッコイイ、学費、そんな、除籍、っとお、拝パンチ威力すげ…、除籍、あっと、学生部の電話番号って、あっ、船、船ってことはこれは一刀また水辺で、のああ、仇討ち姉弟ガンバレ!…どうしよう」
そんな感じ。
心千々に乱れております。

それがバレて、母に相当叱られて「まあ平気ですよ振込み期限くらい」と強がってみましたが、実際は割とドキドキしてました。
とりあえず、心の準備だけはしておこう、とか思って色々辞世の句などを考えたり、現実に直面できなくなって逃げ出す先の候補を予約したり。
で、夜中にたどり着いた結論は、まあダメならダメで仕方ないかあ、みたいな。
命まで取られるってわけじゃないし。忘れたの僕だし。
うっへり。

そんな感じで寝てました。
実際、トラブルに出くわすと人間の本性が現われるといいますが、実際そのとおりですね。
僕の場合、こんな状況で眠れるほど豪胆、というよりは単に、起きてるといろいろ考えて面倒で死にたくなりそうでいやだったので、考えないように眠ってしまっただけです。
どっちかというと逃避。そんなに夢は見なかったです。

シリーズ。オチ。

朝、目が覚めて、大学に電話。
「あの、学費分納の手続きをしたものなんですが、納入期限忘れちゃってて、一日に振り込めなかったんです。今日じゃもう遅いですか」
「あ、大丈夫ですよ」
「そうですか、どうもありがとう」

そんな16秒の会話。
なんだ、やっぱり、結構なんとかなるもんだ。
というわけで今日振り込んで何事もなかった模様です。一安心。
ご心配おかけして、ごめんね。

今回はうまく済んだけれど、卒論の提出期限だけは守らないと、確実に再び留年する罠。
そっちは厳守だ!

「セレンディピティ」はともかくとして、フローズン・ホット・チョコレート、くいてえー!
と、オツムの軽そうなところをさらにアピール。
六日水曜日 一言 「メナス」
「アルジャーノンに花束を」にはかなりの好感を抱いている僕ですが、これはどうかと思う。
どうかと思うっていうか、具体的に言うと魔界転生の主役は天草四郎じゃない。

部屋の片づけがてら、模様がえ。模様替えったら模様替え。
友達が来るってのに模様替え始めたお陰で死にそうになりました。
まず本棚を中身全部出して動かして、机の位置もワードローブの位置も動かしてタンスも動かして、ラックも動かして、要するに部屋のもの全部動かしたわけです。疲れた。
疲れたどころじゃなくてアレだ。
死にそう。

でも、PC周りの環境はかなり良くなりました。
快適。快適。

で、念願のメイジナイト対戦です。
これで、これでメイジナイト企画がようやく進みます。ウフフのフ。
負けても勝ってもウフフのフ。

メイジナイト小説更新、ぜひお楽しみにー。
七日木曜日 一言 「赤いBMWに乗って」
あかブーくんとメイジナイトで殺し合いのような、泥の中でのたうつような日本的なコミュニケーションを取った翌日の今日、アトくんの家に遊びに行きました。
このあいだの結婚式のテープを編集してもらいにゆくのです。
片道、電車賃だけで八百円あまりつかうという強行軍ですが、付き合っている女子の絶対命令(昨晩にかかってきた電話に不誠実な応対をしてしまったという罪による)によって、本日昼より強制召喚されているあかブーくんの運命よりはマシなので平気です。

アカぶーノ ブジヲ イノル。

シリーズ。御宅訪問。

この結婚式の映像を仕上げたらプロジェクト・イマニモに取り掛かる予定でおりますゆえ、無理矢理にでも親睦を深めておかねばならないのです。
と、こじつけめいた理由を付け加えてアトくんの家に遊びに行きましたのは上記のとおり。

アト吉め、どんな部屋に住んでおるのかいや、と思いきや、こちらが逆にすいません、と謝ってしまうような小じゃれて小ぎれいでそのうえロフトとかがあるような部屋に住んでおられました。
そのほかにも観葉植物が2鉢もおいてあったりとかウォークインクローゼットがあったりとか。

そういうわけでやっぱりアトくんのあだ名は「OL」に決まりです。学生なのにOL。
…くつじょくだあー!

夜は「チャリンコ」というけったいな名前のパスタ屋さんに行きました。
けったいな名前に反して、たいへんおいしゅうございました。
ちょっと高いけどね。

シリーズ。ちょっと前の流行ったものを食べてみよう。

ベアードパパのシュークリームを喰らいました。
最初はそれと知らずに食したのですが、ベアードパパですよ。
ベアードといって思い出すのは鬼太郎に出てきたアメリカの閣下ですが、ともかく。
うまいじゃんか、どこのケーキ屋の、って、あ、これですか、ほう、これがですか。みたいな。
以前より、渋谷とかで並んでる人たちの横を、家畜の群れを見る目で通り過ぎていた僕ですが、これは十一分くらいだったら並ぶ価値があるやも知れないなあ、と、考えを改めました。
皮がさくさくしてておいしい。
八日金曜日 一言 「ブロオドバンド」
軽い調子で後輩が煙草をくわえた。彼は悪戯っぽい表情で鼻を鳴らす。
「後で、あそこ行きましょうよ」
わたしはシュークリームのせいで緩慢になった脳を必死で働かせて彼が何を言おうとしているのか理解しようとした。
後輩は、わたしが困惑している様子を見て楽しんでいるようだった。
わたしは、その虚しい努力が全くの無駄であることを悟り、できるだけ愚かしく見えるように肩をすくめて先を促した。
「…ぜひ行きましょう。きっと気に入りますよ」
後輩は、わたしをじらすように煙草に火をつけ、肝心なところを誤魔化した。
これ以上考えたって、判る筈がない。とうとう耐え切れなくなって、わたしは直接口を開いた。
「…どこに行くの?」
後輩は火のついた煙草を自分のこめかみの高さまで持ち上げ、不意にわたしに同情するような表情を見せた。
どうも彼は、自分でゲームを仕掛けておいて、わたしがあまりにも簡単に屈服したことへ後悔をしているようだった。
「どこ?」
わたしは、心から降参だと両手をあげて見せた。
別にわたしは超人ではないし、人間の叡智を代表するような存在でもない。
すると、後輩は不意に随分親切な表情になって、不可思議な言葉を口にした。

「超スーパー銭湯ですよ。ヲベロンさん」


そういうわけで、ゴートゥーザ・超スーパー銭湯。


良いところに気がつくとしか言いようのないアトくんが僕を、このように気の狂ったような称号を持つ超スーパー銭湯に連れてってくれました。
入湯料700円。日帰り温泉みたいな値段ですが、グッド。
まず、その「超スーパー銭湯」というネーミングがすでに心を暖めてくれます。
風呂に浸かる前からこころがぽっかぽかです。
ナイス千葉県。ナイスららぽーと。アホです。

色々な風呂があるのは無論のこと、天井がすげえ高いのが非常なる好感触でした。
あなどれない。素敵プレイスです。
そんなわけで一時間以上はお風呂にいました。いやあ、僕、お風呂だったら二時間でも三時間でも居られるなあ。
身も心もさっぱりでした。イエー。

で、アトくんの家にもどってそのまま編集会議に。
とりあえず一晩で編集を仕上げるのはハナから不可能なので、おおまかにどんなものにしようかとか、そういう打ち合わせと、とりとめもない会話をしながら夜明かししました。
とりとめもない、というのは無論言葉の綾で、僕にとっては色々インスパイアされるものがとても多かった気がします。

こちらも、アトくんにとっても何かプラスになるようなことを喋れていたのならばよいなあ、と心から願います。

アトくんのサイト名「Knives out」ですが、どういう意味なの?とたずねてみました。

「や、曲名から取りました。レディオヘッドの」
「へえー。で。意味は?」
「…さあ?」
「じゃあ、エキサイトの翻訳で調べてみよう」
「いいッスね」
(エキサイト翻訳中)

結果:「knives out」→「ナイフは外出します」

「あ、頭わるいっすよ!この翻訳エンジン!」

結局どうやら、ナイフを(懐から)出せ、つう意味らしいです。
アトくんは最後まで、きっと他になんか慣用表現でかっこいい意味があるんですよ、とかブツブツ言ってましたが。

そんなアトくんの作った映像がストリーミングで見られるページはココ!(直リン)
クイックタイムプラグインが必要の上、5メガとかありますんでブロードバンドの人しか見られないと思いますが、ブロードバンド環境の人は是非見るとよいです。
見て、カッコ良いなあ、と思ったらぜひ彼に励ましのメールを。

ちなみにウチでは見られません。ナロオドバンドなので。

業務連絡。
銀天盤のアドレスをアト吉に知らせておきました。日記を更新すると良いと思います。
九日土曜日 一言 「北千住」
シリーズ。そういうことは猫又さんに聞け!第二回。

今回の質問:「結婚式のライスシャワーって、どういう起源なんですかね」

「それすなわち、米国はデトロイドにて最近始まりし風習也。当時、デトロイドにおいては自動車産業が盛んなれど、日本の安価な製品によって産業は圧迫させられており候。その頃のデトロイドでは、日本製品を購入しない旨を誓約せし夫婦には税制上の優遇与えられしと聞く。彼の土地の日本への憎悪、著しかるべし。
米国にコメを主食とする文化なかりけり、それゆえ米国人はコメと聞かば日本人を想起したり。よって、コメを地に撒き、食えぬようにする行為は日本車を槌にて破壊する行為と似たり。
さて、それゆえ、コメを新郎新婦にぶつける行為はすなわち、ジャパンバッシングと解くべし」

「猫又さん、物知りだなあー」

「すべて嘘也けり。にゃんともはや」

「うん」

今日は北千住に鈴虫さんと肉豆腐を食べに行ってまいりましたあ。

でも、詳細については今日はもう眠いのでまた明日あー。
十日日曜日 一言 「北千住」
昨晩はこちらのお店に連れてってもらってました。
にくどうふ。
んめえ。
はふはふ。んめえー。
大衆酒場というものにはあまり行ったことがありませんでしたが、おいしいことこの上ありませんでした。
なにより安いしね。

で、聞いた驚くべき話。
鈴虫さん、今月末に結婚なさるそうです。
結婚ですよ、結婚!もう尋ねた僕がびっくりです。
本当におめでとうございます。心より祝福します。

小説を書いていて、時々思うことがあって。
いつか小説を書いていくうちに、書かないでいる時も幸福の存在を実感できて、普通に生きて普通に暮らす自分を肯定できる瞬間が来るのではないか、と思うのです。肯定というか、許容というか。
勿体ないだとか、まだ書き残したことがあるだとか、そういうことを全て乗り越えて、「現在」をまるごと肯定できる瞬間が来るような気がするのです。
僕はその瞬間を迎えたらきっともう小説を書かなくなって、どういう形態だかは知りえないものの、確かに幸福な生活を送るに違いないと、思うのです。

まわりの人が、どんどんものを書かなくなっていきます。
そのことを少し昨日、話しました。
それは歳をとるとどんどんそういう風になってゆくものらしくて、鈴虫さんのまわりにもそういうことはあり、それに対して鈴虫さんも、やはり勿体ないことだと思うそうです。
無論僕も、同じように感じることがあります。

けれど同時に、ものを作ることから遠ざかり、なおかつ幸福そうに暮らしている人を見ると、羨望の気持ちが湧き上がって仕方ない時があります。
「この人にとっては現在という時間が、それ自体として幸福に作用しているのだ」
そう思うと、やっぱり、もう一度ものを書く生活に戻ってくれないか、とは言いにくいのです。

そんな甚だ私的な話でした。

GooTaの、煮卵と焼豚のやつは、並み居るGooTaの中でも異様に重い。
煮卵…なのか?
と、上のほうでなんだか小難しいことを書いてしまったのでバランスをとってみようと画策する小賢しいわたしこと僕こと俺。
十一日月曜日 一言 「学祭が」
もうあと二週間くらいで学祭の時期なんですが。
ふ、と昨日の夜に思い出したことがあります。

僕のサークルは映画サークルなのですが、毎年学祭の時期に、キャンパスに登場する巨大なイントレステージの上でアニメをモチーフにした寸劇を演じているのですね。
で、その寸劇を流した後、イントレステージに張った巨大スクリーンで寸劇のモチーフになったアニメを流すんですが。

僕、それの脚本書いたんです。一昨年。
書いたんですが、どういう内容だったか、詳細が思い出せないんです。
…狂牛病でしょうか。
や、まあ。僕の脳がスポンジみたいになっているかどうかはさておき。

確か、「明日のジョー」がモチーフで、ジョーが不意に乳首を見せるのが恥ずかしくなってしまって連敗を重ねる、とかそんな話だった気がします。
あの脚本、どっかに残ってないかなあ。
ひさびさに自分がどの程度までばかばかしいものを書いたのか、読み返したい。

「答えろ!夜の風」
というテーマで絵を描きました。なんか背景が鉄ペリカンの世界みたいで萌えです。
えっ、萌えってこういうのじゃないの?マジで?じゃあダメ。もうわかんなーい。
と。

また地味に地下室の中身を増やしてます。主に過去の日記からの抜粋。姑息です。
十二日火曜日 一言 「もう夜はねようと思います」
びよんびよん。
や、そうじゃなくて。夜は、寝ようと思うのです。跳ねるんじゃないです。

なぜだかヴィジュアル面への熱が高まってきていて大変です。
しかし、聞き及ぶ萌え長老の意見に耳を傾けると、やはり昨日のアレは一般的な萌えではないそうです。残念。
萌えには一票しか入りませんでした。その一票も謝恩セールによる放出品。

「くっ、ジャブローの老人たちは頭が固いッ!この作戦、我々だけでやれというのかッ!」

それはともかく。
行きます。華やかなる小説サイト化。オールメディアカバーサイト化。あ、音楽は無理か。

…オー、ノー。熱があるようです(文字通り)。
明日、会社説明会(初)なのになあ。ぐったり。

斗え!ホブパンダ!」が更新再開されました。
更新してして、と頼んだら本当に更新してくれるとはありがたいですね。舞台の影からにょろりと見守ってます。

とかおもってたら、ええーっ!?

今週末に相原の方へ出かける予定なのでびっくりしたことこの上ありません。ちょうびっくり。

いつか、朗読による物語をやってみようと思っていました。

その人は、夢中になっている時に「だから」と発音しようとすると、ちょっと変わった発音になる人で、それがなんだかフランス語っぽい発音なのですね。
なんて言えばいいんだろう。
ともかくも僕は、実はその発音がたまらなく格好良いと思っていて。
まあ、真似とかは出来ないし、しようとも思わないんですけど。

で、その人に朗読をやってくれないかどうか頼んだら割と嬉しい返事を頂いたので、ともかくも美しい話を書こうと思います。
十三日水曜日 一言 「冬が来るよ」
本日は生まれて初めて会社説明会なるものに行ってきました。

でも、全部で二時間を予定しているとのことなので筆記試験くらいあるんじゃない?なんて友達に言われてましたが、普通にグループ面接とかがありました。

そしたら、隣のグループで、「ウェッブでオリジナルの小説を公開しておりまして」とか言ってる婦女子を発見しちゃってもう、ヲベロン気もそぞろです。
何言い出すのか、もう、気になって仕方ありません。こりゃなんの罠だ。みたいな。
端聞いたところによると、インタラクティブに読者の意見を取り入れて物語の結末が変化、とかなんとか言っておられました。
うーん。

とりあえず僕が思ったことは。
サイト持ちだとかって高らかに宣言したりしなくてよかった、ということでした。
これからも、闇に隠れて生きます。

僕は、履歴書に「大工(建築家)」と書いて余白に「絵もちょっと描けます」と記したというレオナルドダヴィンチを尊敬しておりますので、具体的に自分が何をしてきたのか、やかましく喧伝することはやめておきました。
今にして思うと賢明。

履歴書とかにはちゃんと書いたしね。

で、帰りは面接会場から一駅、散歩がてら歩いてみました。陽気もいいし。

そしたら、途中の公園で高校生がまぐわってやんの。
あわ、ま、まだ暗くないよ!ていうか都内だよ!(色々違う)つってわたくし、思わず素で驚いちゃいました。
ていうか、少し逃げた。
腰抜けでスマン。

シリーズ。読んだ本。

「知らなきゃ恐い生物常識〜突然、牙をむかれたら〜」/実吉達郎/廣済堂
「猛毒生物の百科(改訂版)」/今泉忠明/データハウス

上の本は、写真とかはなくて、作者の体験談とかが割と愉快な感じ。あんた何回死にかけてるんだー。みたいなうっかり具合が中々豪胆です。
が、中身は割と一般的な内容となっております。未知の動物については触れられてません。まあ、古い本だしね。
変わって下の本はフルカラー、写真をアホほど豪華に使ってますのですよ。
猛毒生物の百科、栄えある第一項は、ジャジャン。
「ホッキョクグマ」
ふむふむ、クマか、確かに、クマ危ないもんな…って、クマかよ!
なんてベタな突っ込みしてみましたが、実際ホッキョクグマ。
どうも、肝臓がいけないらしいです。ホッキョクグマの肝臓食べると死ぬそうです。
北極で遭難した時のために覚えておくとよいです。ホッキョクグマの、肝臓だけは食っちゃならないですよ。

他にも「カモノハシの蹴爪に毒がある(オスのみ)」とかもニュー知識でした。
知識が増えるって、いいなあ!すばらしいなあ!

まんがちゃん28歳・跡地」がサルベージされてます。
親サイトさんの方で再宣伝されたのを機にリンク張りなおし。おもしいので未見の人は是非。

花田少年史」、いい。来週からちゃんと見ようっと。
や、なんか最近アニメばっかレコメンドしてる気がしたけど、まあ。
いいものはいい、つうことで。
見るべし。来週から、見るべし。

ギプスとギブス。どちらが正しいかご存知?
十四日木曜日 一言 「おふろ」
おかねがない。
のでウインドウショッピングでーす。八百屋とか、スーパーとかー。

…。
あんまり…たのしく…ない…。

ので家具屋さんなどをフラフラと。見てまわったら、別の意味でつらくなりました。
もう僕の部屋には家具を置く場所がないのです。うわーん。

「真・魂斗羅」が発売されていますが、お財布の中に十円玉と一円玉しかないので買えません。
う、う、うわーん。
口惜しいのでメタルギアソリッド2を再プレイしています。
う、う、うわーん。

マニーが手に入ったら、あれも買ってこれも買って、浪費に浪費を重ねてウハウハの日々を過ごしてやるのさ。

とキリギリスは言いました。
十五日金曜日 一言 「魂斗羅音頭」
魂斗羅フネフネ、追い手に帆かけて、しゅらしゅしゅしゅ。
しゅーらしゅしゅしゅ。

…歌ってる場合じゃナッシングです。
やりたいやりたいやりたいやりたい魂斗羅。
というわけで、PS2が無くても、いやさソフトがなくても遊べるように脳内で補完です。

ぼがーん。どがーん。ずちゃー。ぼげえー。
ふうはあ、ふうはあ。

…。
あんまり…たのしく…ない…。

ともあれ、明日のアルバイトでマニーを手に入れるので、ぜったい魂斗羅買います!買うったら買います!買うの!
ホギャー!

ひとつだけ不安なのですが、魂斗羅、コンティニュウ制限がありやがるそうなのです。
もうひとつの気になる情報としては、ステージ数が少ないとかなんだとか。

昨今のぬるま湯に浸かった僕に、果たしてクリアできるだろうか。疑問。
でも買うですよ。イヒヒ。

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