2月度後半分/肘鉄ビシーッ、でこれは仲直りの握手の代わりだポルナレフ!



十六日土曜日 一言 「う、う、う、うーっ!」
 えー。
行ってきました千葉。
行方不明になって一年程が経つ友人を捜索するため、探検隊を編成し、ゴーゴーです。
集合新宿。
寝坊した一人を除いた三人で、先行隊として、ゴーゴーです。
「まあ、実家に居るんじゃない?」なんて、現実逃避のストライクゾーンが凄い広いアヴォジくんと、「最悪、あいつの家が無くなって、その土地がスターバックスになってるって展開まで予想しているよ」と、やけに強気なジミーカイタル。
そして、前日スーツとか喪服っぽい格好してったほうがいいのかしら、などと不吉な想像を逞しくしていた僕。
ある意味どうなの、みたいな面子でゴーゴーでした。

でもって、それなりに悲痛な決意でもって家を訪ねてみたら、あんちきしょう、普通に家にいるでやんの。
<僕らが来訪を告げるなり泣き出すお母さん、案内される仏間、新しすぎる仏壇、見知った人間の写真>みたいな展開まで危惧してたのに、フツーに、フツーに、フツーに家に居るってどういうことスか。
しかも、やつのお母さんが言った台詞が、
「あ、ちょっとごめんなさいね、○△、トイレ入ってるのよ今」
ていうのもどうなの。いみわかんない。マジどうなんスカ。マジしんじられねッス。どうなの。
いみわかんない。マジそんなこと言われても困る。
だって、僕らの悲劇的な再会シーンは?
僕らの感動的な再会シーンはどこ?どこなんスか?

つうわけで一年ぶりの癖にまったく変わっていない彼に出会うことが出来ました。
今、彼は横浜に住んでいるらしく、この実家に立ち寄ったのはすごい久しぶりだとのこと。まさに偶然。
そのとてつもなく短い二日間に、偶然実家を訪問した僕らのタイミングに拍手。乾杯。
ただそれだけ。
十七日日曜日 一言 「二度目に見た太陽も、同じ色だった?」
それで。
感動の再会(一回目)に失敗したので次善の策として、ごはんでも食べながらちょっとしんみりしてこの一年を振り返り、僕らは彼に報告したかったことを、たくさん、息を切らせながら話し、彼は彼でそういう話を静かな様子でひとつひとつ丁寧に聞き、会話が途切れた瞬間、ふとさりげない様子で「ごめんな、ほんと、連絡取らなくて。でも、今会えて嬉しいよ、俺」とか呟いて、誰ともなしにちょっと言葉に詰まっちゃって、しかたなく僕なんかが「乾杯!とりあえず乾杯!」ってさけんで、グラスを掲げて誰かがちょっと泣いちゃったりして、そんな様子をウェイトレスさんなんかにちょっと奇異の目で見られちゃったりして、酔っ払った誰かがそのウェイトレスさんに「君に言ってもしかたないのだけれど、僕らはねえ、二度と会えないと思っていたのに今日、偶然に再会したんだ、とても嬉しいんだよ」とか絡んだりするのを微笑みながら見つめたりして、とか、そういう時間を設けたいと思ってたのに。

なのに出会って一発目。
「お前らすげえ久々じゃん。え、麻雀でもするか」…ってなに。

でも、ノリで徹夜麻雀なんかはじめちまうあたり、末期です。マツゴ。おまえら死ぬべきだ。
ていうか僕もその面子に乗るあたり、爬虫類からやり直した方がいい。

それで。
麻雀やってる途中で一度、ふいに思ったことがありました。
これがもし夢で、目が覚めたら僕はまだ彼の実家を訪れる前で、今朝と寸分たがわぬ気の重い目覚めだったらどうしよう、それってものすごくかなしい、泣いてしまうくらいかなしいに違いない、なんて妄想していたらちょっとぼんやりしてて、一年ぶりに卓を囲む当の本人に、ぽんぽーんと表ドラ、カンドラを二回も鳴かせてしまいました。
「ヲベロン、オマエ、ふざけんなっ」と怒号の嵐。
でもって、その直後それに振り込んだのはリーチかけてて逃げられなかったアヴォジくんで、リーチ棒と親の倍満食って東一局目からアヴォジくん点棒ゼロ。
アヴォジくんのテンションとかがこわかったので、僕がそのときそんなメランコリックなことを考えていた、なんて口が裂けてもいえませんでした。
マジこえかった。

でもって朝方麻雀終わって、帰ろう帰ろう、とか言っている間にネッ友より電話。
これから定例のTRPGやるけど来るの?とか。
すごい早さで出欠確認メール送り忘れてたことに気付いて、あわわ、行く、行くに決まってんじゃないスか、とまたもやノリで発言。
それから後は、記憶が曖昧です。
いやあ、これはリプレイとか、書けるんだろか。ぐらいのいきおい。
結局家に帰ったの十八時過ぎくらいで、すぐお風呂入って、気力で読みづらくてダメな日記を書いて、そこでゼンマイが切れたのでことんと倒れて寝ました。
連続無睡眠時間、計算してみると35時間くらいでした。

結局麻雀は勝ちました。
勝ったお金でみんなにごはんを奢り(それが徹夜麻雀明け直後のごはんでしかも「昼ごはん」だというのもどうかしていると思う)、駅前の本屋で、ずっと読みたかった「センセイの鞄」を買って(麻雀の勝ち金では新刊本を買うことに決めているし)、その日の夕食を外で食べてもまだぜんぜん余るくらい。
久々の快勝。
だが。ううむ。
十八日月曜日 一言 「ブロークンジャパニーズ」
最近読売新聞様が、「日本語の乱れを考える」というキャンペーンをはじめましたようで鬱陶しいヲベロンです。
ていうか今更「○○じゃないですか」は変だ、ってのは流石に古いと思う。
「視野に入れる」がよおく考えるとおかしい、というのは単純におもしろい意見だと思いますが。

と。まるで魔法のような枕でしたが。
最近ブロークンジャパニーズがすごい好きです。
変くないスか、とか、嫌いくない、とか。丁度いい具合に古くさーいブロークンジャパニーズがすごい好きです。なんかポップで。
別にいまさら「新しいニホンゴのカタチだ!」とかって評価もされないし、かといって「けしかりませんその言葉遣いは」と目のカタキにされることもないって感じが、すごくポップです。
スキスキ。
でも、そういうのって、ネット上や文章上で行うことを考えたときに、うまく出せなくて切ないです。

だから、そういう素敵なブロークンジャパニーズを使いこなしているサイトとか漫画とかに、すごい嫉妬したりします。
「俺語」サイコー。書き文字の漫画サイコー。

今朝起きたら、朝一で仕事に出かける前の恋人から電話が入りました。
昨日のことを二言くらいでざっと説明すると、ほう、なんてため息が聞こえて。
「会えたんだ、よかったねえ」なんて朝一で言われて、もう、なんだか今日はそれだけで昨日の喰らった「感動の再会に対する肩透かし」、あらかた帳消し。ゆるす。

昨日買った「センセイの鞄」ですが、いいですよ。
恋愛小説、って触れ込みで売っているのが、まさに的を得ている感じ。
恋愛について書いてあるから、っていうのじゃなくて。
過度な期待を込めないで触れるからこそ、すてきなものが得られる、ということで、恋愛と同じ。
じゃないかと、僕は思うよ。
十九日火曜日 一言 「楕円」
メールが届くとすごい嬉しいんだけど、すぐ返事書いたりすると「すげえ暇人、ひきこもりぷー」とか思われちゃいそうでついつい二三日、時には一週間訳もなく返事を書くのを待ってみたりしちゃうんですよう。
…と話したところ。
話したほぼ全て全員の人から信じられないといわれました。

ザ・無駄な見栄。
自分が逆の立場だったらそんなこと思うか、と問い詰められると確かに、そのとおりなんですけど。

ついでに「返事を書いたのに送信せず待つこともザラ」なんて言ったらまるで、手袋をして本を読む人を見るような目で見られました。
……ぐう。

自分的NGワード(歌謡曲編)
第一位「みんな」
第二位「誰もが」
第三位「この思い」
でした。
歌詞にこのワードが入っていて、なおかつすてきな歌を思い出せない。
という話を弟にしたら、しばらく黙って、彼が言った台詞が、「<踊ろう>もそうでしょ」。
ていうか、それはちょっと局地戦専用の歌詞だから。ねえ。言いたいことは、判るんだけど。

小説久々に更新してみました
うち、日記系じゃないッスから!
二十日水曜日 一言 「ブラックオックス」
色々、たまっていた本や漫画を読んで、ゲームも片付けてみました。

でもって思ったこと。
「やさしい」というキャラクターや「やさしさ」というものを、全面に出そうと話を作ろうとしたとき、どうしても長く続かせるわけには行かなくなるような気がします。
物語があまりに長く続くと、まるで新しく出てきたキャラクターが、「主人公のやさしさ」を引き立たせるアイテムのように見えてきてしまうのです。
うむ。
フルーツバスケットの新刊(と言っても随分前に出たやつだけれど)を読んで思ったことなんですが。
微妙に暴言でしょうか。

やさしいという物語性のマンネリは、そのまま偽善にシフトしていってしまうのじゃないかと思うのは、僕がもはや素直な目で色々なものを見られなくなっているからでしょうか。
いやね、そういう系統の漫画が僕は割と好きなのだけれど。
どうも素直な目で見られなくなってしまって。最近。
やだやだ。
ぷー。

こんなジョークを考え付きました。
ドメインが、スペシャルにモロそのまんまのエロサイトを発見したよ!アドレスはこちら!
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どうか。言いたいことがあるならはっきり言ったらどうかね。キミ。そんな顔をしてないで。さあ。
二十一日木曜日 一言 「メイジナイト」
まずは。
メイジナイトサイコー。
昨日、ネットで教えてもらったゲームなんですが、概要を教えてもらっていた時点でかなり楽しい感じです。
というわけで友達を誘ってはじめてみちゃいました。
と言っても現在ヲベロンの周り、競技人口二人。
とりあえず二千八百円のスターターと千円のブースター一つ買って、ゴーゴーゲームです。
もちろん、説明書は一通り目を通しただけの素人対戦。

すげーおもしれえです。いや、マジで。
とりあえず、カード買い集めたりして数持ってるやつが必ず強い、ってことがあり得ない感じがナイス。
なにより、現在このゲームが日本上陸してまだ間もない、ということが僕らみたいなライトゲーマーにはかなり嬉しいです。
もうマジックザギャザリングとかでカードを買い揃える気力がありません。資金とかよりも、断然気力の問題だと思う。
その点、メイジナイトは大丈夫そうです。
ユニット単体の強さより、作戦が大事というバランス。知恵と運を削りあう感じ。
何より「自分設定」で遊べる感じが最高に楽しいです。
これから、じわじわと友人を侵蝕してみます。
問題は、ちょっと一対戦当りの対戦時間が長くなってしまうことくらいでしょうか。

それをおぎなって余りある面白さのため、別の友人までもを急遽誘って、徹夜で遊びましたとさ。
じゃんじゃん。

そして、忘れちゃならない本日は、「シガレットヴァルキリー」の発売日でした。
近所の本屋に平積みしてあったので、難なく発見できました。
そして現在ちょっとづつ読み途中。しかし、インパクトのある表紙だなあ。
二十二日金曜日 一言 「眠さMAX」
昨晩から続くメイジナイトナイトも明け、朝方に帰る友人二人を見送って、シャワー浴びて、仮眠して。
午後から仕事に出かけました。
他には特筆すべきことがない、というか、他に何もしていない、というか。

仕事を終えた揚々とした気分で、ブースター二個、衝動買いしてしまいました。にせんえん。
そして買ってから気付く。
だから、ユニットの数買い増やしても、しょうがないんじゃないか。僕よ。

本当に書くことがない、っていうか眠いです。寝ます。
二十三日土曜日 一言 「仕事曜日」
何故だか今日も、一昨日遊びに来た友人が二人ともいます。
はまりきってしまったようです、メイジナイト。

またもや徹夜の勢い。
はまりきっているから、他のことが何一つ進みません。マジで。ジーマーです。
小説、進みません。読書、進みません。体調整備まで進みませんで、これまたどうしようもない週末の予感です。
しかも三人対戦してみたらありえない位置で挟み撃ちにされてぶちぶちに潰されて、ゲーム的に陵辱されました。
マジで。コンプリートリージーマーです。
熊、つええ。

さみしいのでちょっとだけインターネットに逃げ込んでみました。
うえー。うえええー(鳴き声)
二十四日日曜日 一言 「空腹曜日」
頬杖ついて、モニターを見つめつつ。
ちょっと思ったことなど。
友達が帰っていった静かな部屋で、書いてみようかと。

昨日、ちょっといやな話を聞きました。
僕はその状況を全て存知ているわけではないので、ちょっとwebにアップするのをためらったのですが。
まあ、どうせここは嘘サイトであることだし、なにより僕は全ての目において公平な立場でいられるほど人間が出来てないので、ちょっとだけ愚痴を吐くことを許してください。

昨日、院試の一次試験を合格した友人が面接を受けてきたときの話です。
彼女は卒論に小説を書いた人なのですが、面接時に、その卒論が話題に上ったそうなのです。
それで、そこにいた教授だか、面接官だか、よく僕は知りませんが、とにかくその面接の場にいたエラい人が、彼女に対して「君の卒論は読んでいないが、読まなくてもどの程度のものだか想像がつく」というような意味のことを言ったそうなのです。
もちろん、話の前後関係なんか僕は知りませんし、どういう意味でその人がそんなことを言ったのかなんて、皆目見当もつきませんが。

ちょっと、ひどいと思うんです。
言葉が出てこないので、ほんとうにうまくは言えないのですが。
僕だって、小説を書く身として「君の小説には、乾いた犬の糞ほどの価値も見出せない」と言われる覚悟くらいは決めています。
彼女だってそれくらい覚悟しているでしょう。
けれど。
読まなくても想像がつく、なんて言われる筋合いはないと思うんです。

だから、静かに、ですが猛烈に腹が立っています。

今更芸術について、なんて振りかぶってものを言うようなことはしたくないし、真剣な悪口にエネルギーを使うのはあんまり趣味じゃないんですが、今日だけはごめんなさい。
仮にも大学院の、しかも文学部の面接を預かるような大人が、表現という芸術分野に対してそんな貧しい認識でいるなんてことが信じられないのです。

確かに、なにか、作品に触れてそれが快か不快か判断するのは自由です。
作品自体に触れて、それを許せないだとか、稚拙で話にならないだとか評価するのは勝手です。
けれど、触れてもいない作品を罵倒して否定する権利は、やっぱりないと思うんです。

というより何より、面接試験という場所で、反論できない相手にそんなことをいえるという、その神経が許せないのです。
「君の書いたものは読まなくても程度がわかるよ」なんて、教育者の台詞じゃないと思う。

ていうか、単純に横っ面ひっぱたいてやりたいよ。ほんと。

お前の脳味噌の進化レベルは5000光年遅れている、という罵倒文句を考えついたのですが、よく考えると「光年」って距離の単位でした。
二十五日月曜日 一言 「睡眠補完曜日」
ここ数日まともに寝ていなかったので、寝ました。
どおんと。
十五時間。

とかなんとかで今日は社会の動きも何も、一日中夢の中でしたとも。
そんなダメ生活の中でもひときわ目を引いたのが、クジラのニュース
この間も打ち上げられたばかりで、続く不可解な出来事に、すわ何か凶事の予感か!?ってなもんですが、そんなことを考えてしまうあたり、僕らは思ったより海洋生物を神聖視しているのだなあ、なんて思いました。
しかし、まあ、アレだ。
鯨にだって死にたくなるようなときはあるでしょ。
なんて、精神論に持ち込んでリリカルなところをアピールしてみようかと。
思ってみたりの夜。

午前中に二度寝をすると確実におそろしい夢を見て汗だくになる法則。
本日の夢は、ええと、あれ、思い出せないなあ。おそろしい夢だったのだけれど。
…なんだ、この腕の傷。
BABY STAND…?

……赤ん坊が、立った…?(ある意味、DEATH13よりおそろしいかと)
二十六日火曜日 一言 「にっきけいじゃないよ」
最近、日記系だと思われているという被害妄想に悩んでいます。
いいや、いや!
断じてそんなことのあるもんか。

というわけで、企画ページのタイトルとテーマをぶちあげてみました。
タイトルが「末路」で第一回のテーマが「まつり」。
駄洒落ですが何か?

題字や表紙絵、サイトデザインなどやるべきことはだらだらと多いですが、まあ、まあ。
とりあえずは参加者が執筆に移ることが出来る状況は整えたので安心です。

そんで、まだ午前中にもかかわらず、本日の日記、締めます。
これから何が起ころうとも、どんな気持ちになろうとも、知りません。
ここ数日で遅れていた工程をすべて取り戻すような、小説漬けの日を送るつもり。

最近まったく小説を書いていないと思われがちな僕ですが、それなりにちまちまやっているんですよ。
いやいや、ほんと。
…だから、日記系じゃないってば!

今日はドラマの日。
ダメ番組の量産最前線ことフジテレビの、唯一のナイスジョブ、御家人斬九郎が本日最終回を迎えました。
これで、フジテレビがいつ潰れても悔いはないですね(暴言)
ああ、渡辺謙も若村麻由美も、かっこよかったなあ。マジで。ドラマ見て久々に泣きそうでした。
特に最後の三十分。カレーを食べる手が止まった止まった。
二十七日水曜日 一言 「ジョージ。プールジョージ」
珍しくきょーびの娘が映画を撮るというので吉祥寺は井の頭公園までおでかけ。
微妙に天気が悪いけれど、まあ、それはそれ。一年生までもが参加する大所帯撮影です。

でもって撮影が終わった後は、井の頭公園付属の動物園まで足を伸ばしました。
かなしい象や、脳天気なオオサイハシなんかを見る日。
午後からでかけた動物園はなんだか本当に公園の延長のようで、すこし切なかったです。
象の目は、本当にかなしそうで、僕は目が離せなくなって、随分長いことみつめていたりしました。
ずっとずっと見ていたら、象がこっちを向きました。
象と目を合わせて、僕たちは、しばらく、黙っていました。
象は頭のところが擦り切れたように白く変色していて、なんだか本当にかなしげでした。
リトル泣きそうでした。なぜだか。
あの時象はどんなことを思っていたんだろうか、とか。思うと。
もう。

その後は例によって井の頭公園のほとりの焼き鳥屋で日のあるうちからお酒を飲んで、日が暮れたらアイスクリームを食べて、その後にはカラオケなど。
要するに、久々に会った友達と過ごすひとつの定石です。
そんな感じで、久々にサークルの友達と会いましたとさ。

帰りみち、思い立って、一駅歩いてみました。
誰も通らない陸橋を歩いていたら、切ないこと切ないこと。
まるで雪でも降ってきそうな勢いで切なくなってしまって、どうにも困りました。
困ったからって、どうするってわけでもないのだけれど。
二十八日木曜日 一言 「まぶたとまぶたが、くっつくぞ」
昨日愚かな夜更かしをして、アルバイト。
ちっとべえ(方言)雨が降ってましたので、面倒といえば面倒でしたが、仕事内容自体はらくな方なので、まあ、よいということにしましょう。

最近、物欲スパイラルが僕を蝕んでいます。
一つ物を買うと、次のものが欲しくて死にそうになって、それを買うとさらに次のものが欲しくなって。
螺旋を描くようにお金を使いまくるスパイラル。
きっかけは、確実にメイジナイトです。よく考えたら、二日かそこらで七、八千円は無意識のうちにツッこんでるんですね。
おそろしいおそろしい。
それに端を発して服が欲しいだの靴が欲しいだのおもちゃ買いたいだの本が買いたいだのCD欲しいだの遠くに行きたいだのと。
もう、脳内で声がすることすること。春の山の如し。
僕が一億三千万人いたら、日本経済は安心だと思うのは言いすぎですか。

でも、今のところ、1月2月の物欲セーブの影響が後を引いて、高額の買い物にはまだ理性が働いてます。
主に現在の物欲の向く先は、1アイテム千円程度のもの。
だからいきなり12000円の服を、とん、と買ったりするような自体は避けられそうです。
が。
かわりにメイジナイトのブースターが一パック千円と、かなりデンジャラスな値段ゾーンであります。
こわいので新宿には降りないようにしないと。

とりあえず、近所のパン屋でチョココロネをふたっつ買って、なんとか内なる物欲魔王をなだめてみたり。

眠くて、脳が。

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