9月度後半分。ウィーハブノーメッセージ!



十六日日曜日 一言 「あの声が好き」
 朝に気分よく目が覚めて、音楽を聞いてすごし、少しもう一度眠り。
風に煽られて倒れる塔の夢を見て目を覚まし、食事をとって。
鞄に入れるもの、入らないもの、入れたいもの、入れなくちゃならないものを選んでいたらもう夕方。
時々、声を聞きたくなる人がいますか。
その人が好きだとか、そういうのではなくて、声が聞きたくなる相手がいますか。

なんとなくそういう気分。
明日から学校ですね。僕もとうとう。
夏休みが終わり、確実に時間は過ぎていくのです。
さあ、宿題やらなくちゃ。
十七日月曜日 一言 「絶倫ゴールド@再春館製薬」
時々病気が出ますね僕。
昨日の日記読み返して赤面。なななな、何書いてんだ。
と。

今日は絶倫ゴールドのことで脳の中は一杯。
そういう清涼飲料水が出たんですって。ていうか、ホントにそれ清涼飲料水かよ。
絶倫で、しかもゴールドかよ。
と。
意味も無く同じことを繰り返す僕はいつものとおり。
なにもおかしくなっているところなんてありません。

そして2日連続でリリカルな話題。いいいいいいやだなあ、どこもおかしくなってねえですよ。
アメリカのテロ話題を微妙に引きずっちゃうんですけどもね。
ハイジャックされた機内からかけられた電話はすべて、愛している、と言って切れたそうです。

これからきっと僕は死ぬだろう。けれどきみには伝えておきたいんだ。愛している。

自分がそんなこと言われる立場だったら、と考えるとなんだか泣けます。
どうしてベルは電話なんて切ないものを発明したんだろう、なんて場違いな恨みを覚えたりするに違いないと思います。
僕は、電話が嫌いで、愛しているという言葉が嫌いで、人が死ぬことが嫌いです。
けれど、その全てに依存しています。
最後の電話をかけられるとしたら、やっぱり電話をかけて僕も言うと思うのです。
「これからきっと僕は死ぬだろう。けれど君には伝えておきたいんだ。愛している」

なんだかくやしいけれどね。
十八日火曜日 一言 「死んだユニ」
ユニはもう死んだ。
ユニが誰かなんてどうでもいい話なのだけれど。

今日は昼過ぎまでぐったりと寝ていたらしい。
昼過ぎて自転車でそこらをぱらぱらと買い物に出かけて、食料をとことこと買いこんで、もう一回眠りにつく日。
昨日、ギレンの野望も一度解いたし、やることもないので眠るだけ。
時間が足りないというよりも、力が足りない感じ。

これといって何もしていない日は日記が書けないということに今更ながら気付く日。
サイトのリニューアルのことや、懐かしい人に手紙を書いたりメールを書いたりすることばかり考えているけれど、自分の本分を果たすまでは恥ずかしくて出来ない気になっている。
もう少しなのだけれど。
十九日水曜日 一言 「久々仕事」
久々に疲れたアルバイトの日。
疲れすぎて、手、切っちゃいました。イテテ。

思うのだけれど。
眠れない夜というのは、必ず「足の裏が暑い」と思うのね。昨晩は久々にそれでした。
足の裏が暑いから冷やさないと、とか思っているうちに、ばたばた身体を動かして眠気がどんどん飛んでゆく感じ。
聞いたらそれ、自律神経がおかしくなってるんですって。
ほんとかよ。

ほんとかよといえば、アレだ。今日は「王様のアイデア」に寄ったりしちまいました。
最近ぼんすか俗っぽいことばかりしている自分に萌えです。
どうにも僕は「コンパクト」とか「多機能」とかそういう言葉にとことん弱いらしく。
十得ナイフの中身が平べったいカードに入ってるやつが欲しくてたまらなくなってしまいました。
買うのを思いとどまったのは単にお金がなかったから。それオンリー。
つかわねえじゃん、というのは抑止力になりません。
はあ。
ああいうの誰かプレゼントしてくれないかなあ、なんて思いつつ。
そういう物をプレゼントされたら、どういう意味なのか結構悩むだろうなあ、と自分勝手なことばかり考える。

出先で「急に爪がきりたくなるとき」とか、出先で「急に料理がしたくなるとき」とか。
「急に火を起こさなきゃならなくなるとき」とか。「万が一サインを求められた時」とか。
どんな不足の事態にも耐えうるような装備を考えて鞄の中身を詰め替える今日この頃です。

とりあえずばんそうこうは役に立った。今日。
足の裏が、暑い…。
二十日木曜日 一言 「雨午後」
雨午後ですよ雨午後。
雨の午後に見える多摩川の土手はなんつうか、綺麗なのですね。
だからと言って、一日中寝ている言い訳にはならないのですが。

さて。
今日は友達と臓物祭りです。言葉が悪い。ギニーピッグ。悪魔の女医さん。
豚やら牛やらのけだもののハラワタをぶっちぶちに切り刻んで煮込んで食べる悪魔の宴なのです。
ものはいいよう。
昨日張り切って徹夜なんてしてしまったせいで、眠い眠い、眠いんだよう。
二十一日金曜日 一言 「昼寝昼寝昼寝」
昨日は友達と飲み明かしてしまいました。
ウソです。
途中で呑んだ泡盛がちょっと効きすぎたようで、四時前くらいにはヲベロン就寝。
やつらが帰ったのも気付かぬていたらく(ていたらく、って古いな)

スーパーにモツが売っていなかったこととか、そういう諸々の事情からメニューは急遽チゲ鍋に変更。
料理レパートリーに引出しの少ないことが明らかですが。
「鍋」「多人数」「安価」に対応する料理なんてそうたくさんねえよ、と自分を慰めるのです。違う意味で自慰。
でも、おいしかったァ。
お酒のほうも、外国のお酒をたくさん買いこんで、オリオン<ちゅらさん>ビールなんかも買いこんで。
なんとなくパーティーの気分ですね。へへ。
個人的にはレーズンバター買えて嬉しかったよゥ。うあー(酔っ払い声

とりあえず朝方帰宅組に取り残されてグースカ寝ていた友達と一緒に昼過ぎまで眠りこけ、目覚ましてスクラブルの日。
学校に行くという彼女を駅まで送り届けて家に戻り、再びグースカの日。
睡眠時間、考えてみるとかなり寝てたんじゃないかなあ。
とにかく明日は仕事なので早く寝よう。とか思う日。
二十二日土曜日 一言 「岸辺のアルバム」
電車の中で岸辺のアルバムを読んだ。
僕が住んでいるのはたぶん物語の舞台となったあたりのすぐ傍。
すこし打ちのめされた感じ。

今書いている小説はジリジリする気持ちを書こうと思って書いて、どん詰まりになって、書き直して、またどん詰まりになっての繰り返しで。
いい加減少し気楽な方へ、方向を変えよう。判りやすいファンタジーにしよう、なんて思ってみたりして夜中に目を覚まして書き直して、やっぱりやめて、そういうことを繰り返して。

岸辺のアルバムを読んでとても疲れた。
とても引き込まれたけれど、とても疲れた。
友達は何を思ったのか知らないけれど、これを読むと少し書くものが変わるかもしれないよ、といって貸してくれた。
ひょっとしたらそうなのかもしれない、なんて思ったりしている。
けれど僕は咀嚼したものを取り入れるのがとても苦手だから。
もう少し時間がかかるかもしれないけれど。

いやなことは。
まるで小説に感化されたように家族と喧嘩をしたことだ。けれど僕の場合はつめたい喧嘩だった。
この現実は物語ではないというありきたりの事実を思い知った。
現実に、物語のように、言葉をつよく意識している人はいない。
現実には、言葉は届かないような錯覚を覚える。
不安で、少しナーバスになっている。
あんた、ほんとうに魂、そこにいますか?みたいなことをずっと考えつづけたり。

逃避するようにモニターに向かって、その向こう側を思っている。
誰か、そこにいますか?
二十三日日曜日 一言 「もう9月も終わるって言うのに」
今日は日曜日。
日曜日だろうと働く。はたらくのだ。
やらなければならないことがあるというのは幸せだろう。たぶん。おそらく。
抜群に気分が寒く、抜群に晴れた日だった。
晴れているとかえって寒い。夜まで寒い。

帰り道で少し道草をした。
なんだかため息ばかりついている。
ちょっと人に振り回されすぎている。べつに誰かを振り回したいと思う訳ではないが、やはり振り回されるだけというのは疲れる。
予定が寸前で流れることがちょっと多い相手との、日曜の夜に夕食を一緒に食べる約束が、また流れたのだ。
しかたのないことではあるのだけれど。
それなりに予定を空けていたから、時間がぽっかりしてしまった。

仕方がないから道草をして、それから一人で夕食を食べた。
家に帰り、家族が食べ終わったのを見計らって、断固として一人で食べた。
そして、今日の夕食は孤独だったよ、と報告してやろうと密かに僕は思った。つまらない抵抗だ。
僕はつまらない抵抗ばかりしている。

休むつもりだった明日も仕事をすることにした。一週間がとぶようにすぎてゆく。

…なんて書いていたら友達から電話が入った。
微妙に慰められたようで、気恥ずかしかった。ありがたいと思いながら、嫌なタイミングだ、と少し笑った。
二十四日月曜日 一言 「あー。あっ、ああーっ、ああー!」
いや、なんか不調です。
不調っていうか、あれだ。疲れてるのですね。
いろいろ考えるとこわいからそういうことにしておこう。開けてはいけない蓋を開けかけてる気がする。
というわけで今日も今日とてバイトの日。仕事で一杯になって脳味噌から思考を追い出そう。の会。
そのくせ僕が今日ずっと思っていたのは誠実さの問題だった。
誠実というのはたぶん、約束を守ったりすること、だけではないのだと思う。
むしろ約束を破る時にこそ誠実さは顔を見せるのではないか。とか。
ウワ。あぶねえ。考えるのやめやめやめやめ。

昨日あまり眠れなかったせいか今日は不思議にハイで、東京に遊びにきているという友達に電話をかけたりしていた。
都合が合わなかったのでさっくりと諦め、無理矢理学校の後輩とかを誘って麻雀など、たしなんでみたり。
眠くて、おなかがすいて、倒れそうになってみたり。
やつらは煙草が切れて死にそうになっていました。
「灰皿とって」っていうのが、灰を落とすためでなく、シケモク拾うためっていうのはどうかと思います。
人として。

盛りだくさんでしたな<大雑把感想
これで酒によってみたら完璧。
と思いつつとりあえず痛くなってはいけないところの筋が痛いので、寝ます。寝ますけれども。
なんとなく釈然としない1日。

暴飲暴食とか、してみたかった。ちょっとやけっぱちな気分。
けれど食べたのはモツカレーチーズ入りwithクリームコロッケ。さいあく。
書き流す日記。明日読み返したらきっと鳴きますね。あぉぉぉおん。
二十五日火曜日 一言 「気付けば音楽がなかった」
気分が優れなくてどうしたものだろう、とか思っていたら、音楽がなかったんですね。
僕は音楽的素養がまるでない人なので、ハーモニカさえ途中で投げ出してしまったくらいなのですが。
意外と、音楽に依存していたようです。
めためた音楽が染みます。
今は極楽特急を聞きながら日記を書いているのですけれど、どうにも、たまらない。

ちょっと息抜きしたい。とかすごく強く思うのです。今日は、毎日毎日思うよりも、数倍強く。特に本格的に。
いままでしょっちゅう息抜き息抜きと言ってはこじんまりと、幾日かづつ、休んで来ましたが、そういうのって、ある意味ごまかしかもしれないや、とか。
今になって思うんです。すごく。
一ヶ月くらいどこかに隠れて、今までとはまるっきり違う生活をしたい。

それを実行に移すことができる大学生という身分の贅沢さに満足しないのはどうしてでしょう?

書いていたら音楽が明るくて、なんだか切ない気持ちになってきました。
続いてのナンバーは、dibbi dubbi daa。
音楽は、必要なんですね。生きることに。絶対的に。


言葉をいじくって小器用に澄ましてみせるよか、やっぱり思うことは思った言葉で言うべきなのかも。
と不意に思いました。
もしこの先そんな暴挙に僕が出たとしたら、それは多分、音楽のせいなのです。
…この期に及んで人のせい。

しかもなんか日記が散文的。まとまんねえでやんの僕。
作業してたら気でもまぎれるかもしんねえとか思ってこれからサイト改造。
使いまわし素材で適当に、はぁ。
二十六日水曜日 一言 「無言酒」
また昼過ぎに起きてサイト改造をやり直す。
何故そんなことばかりしているのかといえば、単に、何もする気が起きないからだ。
要するに僕は、ただ、どん底に沈んでいる。
これといって何があるわけでもなく。
単にするべきことを見失っているようだ。
ただ眠り、お酒を飲み、酔っ払って眠り、目が覚めてまた飲み。
そんな僕を見ている人があるとすればそれは誰か。
口を利く気が起きない。
仕事の電話などをつらつらと続け、それ以外に口を利くことなく、過ごす。

…ウワー、ネガティブ。しかも受動的。
自分が動かなければ何もない世界は、ちょっと今のところ酷だ。
海藻のように、たゆたって過ごす。
二十七日木曜日 一言 「贈り物に労力を惜しんではいけない」
今日は、父の誕生日だったことを忘れていました。
家に帰って、お風呂に入ってから気付き、少し逡巡してからやっぱり買い物に行くことにしました。
下北沢まで出かけてみたのです。
贈り物をするからには、きちんと選びたい、って思うのです。
そのあたりで買った適当な洋酒だけというのは少し寂しいし、なにより不誠実です。
贈り物というのは、全力の戦いだと、僕は思っていますから。

とにかく。
贈り物を探した下北のお店で「ザ・シロップ」が流れていました。
とかいうとどこに行ったか一発でばれちゃうんでしょうね。
とにかく。
なんだかとても気持ちのよい声だったので衝動買いしました。CD。何故か自分のものから買い物開始。
とても良いので聴けれ。聴くべし。
結局父への贈り物はストライキングマッチとかっていうやつとシガレットチョコをセットにして送ってみました。
ちょっと面白いマッチ。軸が鉄なのです。オイル交換すれば結構何回も使えるらしいのさ。
煙は嫌いだけれど、煙草にまつわるものには面白いものが多くて、つい送ってしまいます。くそう。

晩御飯の時にぼそりと父に言われました。
お前は飢えている時に百円あったとしても、花を買うんじゃないのか。と。
恥ずかしくてとっさに否定してしまったけれど、今にして思うとアレは誉め言葉だったんじゃないか、とか思って今。
ううー。
…なんでこんな内臓見せてるんでしょね僕。
少し我に返って悶絶。
でもいいのです。単純な言葉でいえば少し嬉しかったので。
…いいじゃないかあ。
二十八日金曜日 一言 「朝カラ」
ところでアルバイト。
何故だか働いてばかり。お財布の中にぽこぽこ現金が入ってきます。なんてことだ。
午後は久々に授業に出た日。美術史。
友達と並んで歩く道すがら、どれだけその授業が面白いか力説し、力説することであの授業のよい点を再発見したりして、なんてことなく面白い気分になった日。
今日はルネッサンス。今日もルネッサンス。レオナルドを教わりました。
ベネツィアには自然がないから風景画が好まれた、とか。昔のローマ人には寝転がってごはんを食べる習慣があったとか。
色々な「最後の晩餐」の中の「ユダをさがせ!」クイズだとか。
知らない世界が広がる感じはとても美しく、惚れ惚れする。

夜になってサークル員と一緒にご飯を食べてお酒をパッスカ飲み続け、新宿やらでだらだらしていた友達まで呼びつけて、朝までカラオケ十八番勝負。
喉から血を吹くまで歌いました。

お酒が抜けていないせいか、なんとなく気分が高揚して、喋り、大きな声で歌い、リズムに身体を揺らす。
やはり音楽が欠けていたのだと強く感じた。
音楽。
音楽だけが明日を繋ぐ。そうでしょう。そのとおりなんでしょう。
心配されて戸惑う反面。誰かに心配されることで気分を立て直すことができる、という矛盾。
さてェ、そろそろ何かするかァ。
布団からおきだして決意。
二十九日土曜日 一言 「人差し指にばんそうこ」
切れて血の出る指にばんそうこ。
ところで昨日の朝カラネタで恐縮なのですが、僕はドラゴンボールゼットの歌の中の、
「恐竜がいたら玉乗り仕込みたいね」のフレーズをずっと「玉乗り、四股、みたいね」だと思っていました。
馬鹿を暴露。略してバカバクです。

そんなこんなで思い返して今日は荒井由美なんかを聞いています。少しだけ片思い、とか、いい曲だなあ。ううう。
その他はひたすらすでに読み終わった漫画なんかを読み返していた日。
午後に起きだしてね。
夜には食事をしに東京に。
軽くおなかを空腹から救い出して、ゆったりと晩御飯を楽しむつもり。
最近暴飲暴食が多いので、ほら、今日くらいは。
三十日日曜日 一言 「上野にて」
飯田橋でなんだかお洒落お洒落なイタリア料理屋さんを発見して入ってみたり。
た、高い。とか思いながら一通り喰らって酒飲んで、をしてみました昨日。
結局コースより高い金払ったって、あんですかー。
でもおいしかったのでよいや。

そんなこんなで今日は上野動物園に行ってきました。虎とゴリラの森、見てきたですよ。
途中で雨が降ってきてしまったのはかなしかったけれど、とてもステキな森でした。
切なくなるくらいに虎。震えてしまうくらいにゴリラ。
よーく考えてみると僕ってば、上野動物園に来たの、たぶん生まれて初めてです。実に意外。
不忍池ほとりの爬虫・両棲類舘では「もしもしカメ展」なんて名前の、カメマニア向け企画が開催されていて嵌りました。
アイラブカメ。

夜にはずいぶん久しぶりな方から「月の残業が150時間!」というステキなメールを頂き、驚愕しているうちに新宿で飲みましょうという話になった次第。
相変わらずお酒ばかりです。ここ一週間くらい酒抜けてねえや。まままあ、い、いいか。

社会に出ることについて、やっぱり考えてみたりする日々です。
ものを書いてゆく資格だとか。
仕事をする人のプロ意識だとか。
そういう「まだ見ていないもの」に溺れてぐっだぐだしている僕は、要するにびびっているだけなんだと思います。

何から始めたらいいのか、いきなり途方にくれることばかり。
また今日もまとまらない日記。酔っ払っているからしようがないとか、言いたいくらいの。

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