4月後半度。必殺ピュアソウル。
十六日月曜日 | 一言 | 「直人魂。」 |
そういうわけで月曜日は直人の日。ピュアソウルというドラマがやってます。 えー。 愛をこめつつ、突っ込めるところが魅力。最近こういう古風なドラマはとんと見なくなりました。 ところでパチンコ屋のシーンでも泣かせの場面でもかかりっぱなしのボサノヴァはなんなのか。TPOってなんなのか。 そんなことよりCMにJA共済のがあるのは陰謀なのだろうか。(JA共済のCFは緒方直人なのです) あのドラマは緒方直人マニアが作っているに違いない。そうだ。そうに違いない。そうだったのか。 なんて妄想している僕の今日の一日は、ぐうたらとペルソナをするだけの日々でした。 さすがに六時間も七時間もぶっつづけでしていると、登場人物に妙な思い入れというかシンクロを感じます。 ああ、これが洗脳される気分なのかななんて思いつつ、ほろっと泣きそうになってみたり。 明日は仕事。 寝坊しないようにしなきゃ。 |
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十七日火曜日 | 一言 | 「授業だー。わー」 |
どうやら遅れに遅れていたカフェー(しり上がりに発音)の給料が昨日振り込まれた模様。 なので嬉しくて嬉しくて。 おまけに今日のお仕事は一時間働いて五千円。(さっき知った) 長く生きてればいいこともある。ふふふ。ふふふふふ。 そんなわけで仕事終えて学校に行って、五限の時間まで暇をつぶすこと四時間。一人じゃなくて良かった。 そこでちらりと話したこと。 日記系サイトの意義について。どうなんだろう。 ちなみにうちは日記系ではないと思っているのですが、いかがか。 そんなこんなでうちに帰るとまた父親が新しいゲームを買っているのを発見。しかもまた光栄。 いい加減光栄ブランドに騙されるのやめりゃいいのに。 けっ。 |
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十八日水曜日 | 一言 | 「授業のはずなんだけどなあ」 |
一日10時間ゲームをぶっ通しで続ける生活をしていたら、小説が恋しくなったり。 なんだ。やっぱり離れられないんだ。なんて思いつつゲームを放ってモニターに向かう。 昨日は寝る前にネットを覗いたら色んなサイトが更新されていて色々アレだった。 ペルソナ2は面白いんだけれど、シナリオに没頭しながら同じテーマでどんな小説を書くか考えたりしている自分がいて。 なんか少し勇気が湧く。 僕はまだ平気。ものをつくる気力までは無くしていないはず。 ゆっくりと眠気が覚めてゆく。 |
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十九日木曜日 | 一言 | 「ビールビールビール」 |
学校ついでに水道橋近辺を友達と散策。 つーか、飯探し。 初めはそんなに食べる気じゃなかったのだけれど、散々歩いた末に入ったラーメン屋でビールを飲んだ。 時々、心の底からお酒が美味しいと思うときがあって、なんだかそういう時は二十歳になってよかったぁ、と思う。 楽しいこととかって、やっぱり、せめて義務教育を出たくらいの歳にならないと、味わえないと思う。 鬱屈としていた高校時代なんかに思いをはせつつ。 とりあえず今日は眠る。たくさん歩いたので足がつかれた。 ゲラゲラ笑いながら、電池が切れるみたいに寝るというのに、少しだけあこがれたりして。 |
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二十日金曜日 | 一言 | 「なんだか寝れなくてハイ」 |
今日の僕はお説教ライク。 シロッコみたいに、全部世界の外から覗いてるようなことをぶつぶつと。 四角い。なんか四角い。気持ちから言うことから、書く文章まで。 なんとなく嫌になるけれど、どうにもならなそうなので眠ってリセット。 早く寝なきゃ。時間がないや。なんて言いながら更新を先延ばしにしている。ひい。困った。 人を責めることばかり考えていた日は、割と疲れる。 人を責められるほど立派なことをしているわけじゃないからね。はぁ。 なんか、日記が暗いので少し楽しかったことをひとつ。 運輸って、アルファベット表記されるとUNYU。うにゅ。だ。なんかオカシイ。それだけ。 |
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二十一日土曜日 | 一言 | 「明日があるさ」 |
そういうドラマが今日。 またもや仕事が早く終わって、午後が空く。 そうだよねえ。明日があるんだもんねえ。なんていいつつ、電話した相手から返事がなくても気にしない。 ということにして少し衝動買い。具合悪くないのに痛み止めのくすりなんか買って予想以上に興奮してみたり。 うっかり飲まないようにするのに必死。今、具合悪くないから。 そんなこんなで色々気にせず。 なんとなくじりじりする気分だけど、まあ、どうなるってもんでもないし。 更新についての予言は見事に外れていろいろへこむ。 あー。困った困った。 なんて口にできるときは割と好調。 ドラマは間寛平が面白かった。なんか散漫な文章で今日はおしまい。寝る。 |
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二十ニ日日曜日 | 一言 | 「明日が来たさ」 |
またまたまたもや仕事が終わって午後があく。 なんとなく町をぶらぶら歩いて、色々なお店を見てまわる。 今日はお金を使わない気持ちでいたら、意志の力は強いもので、何一つ買い物をしなかった。 けれど風が強かったというのを言い訳にして衝動的に髪を切った。 さっぱりとして家路に向かい、家に着いてすぐ寝る。 最近は睡眠が必要だ。いくら寝ても寝たりないような気がする。 体をもてあましている。 明日は友達の家に泊まりに行くらしい。泊まった次の早朝に映画の撮影。終わったら夜は別なところでお酒を飲む予定。 ふふ、ようやく笑いがこぼれるようなハードスケジュール。することがあるというのはとてもいいことだ。 気持ちよいくらい予定を詰め込んで。僕は少しだけ色々なことを忘れる。 ところで、一体学校にはいつ行くんだろう? |
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二十三日月曜日 | 一言 | 「学校に行ってそれからでかけて」 |
友人の家に、いつも集まるメンバーで遊びに行く。 集まってスーパーで買い物をして、わいわいと焼肉。 本当は友人の一人が撮影をするはずだったのだが、例によってというか、なんとなくテンションのせいなのかもしれないけれど結局中止で。 目的が急に消えると僕はちょっと困惑する。 「撮影」という、はっきりと記述できる共通の目的によって求心力を感じたかった気がする。 なんとなく宙ぶらりんのまま、それでも楽しい時を過ごすけれど、やっぱり撮影をしたかったようにも思って。 要するに今日の日記は働かない頭での愚痴なのかもしれないなんて思い始めてすこしぐったりする。 しょうがないのでこのへんで。 |
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二十四日火曜日 | 一言 | 「うららら終電逃し」 |
昼過ぎに友人宅をお暇して一時帰宅。 風呂にはいって少し眠って、次に別の友人(毒ももんが)と会いに行く。 考えてみたら一年ぶりに会うということで、少し意外な気がした。 お酒を飲んではしゃいでいたらいつの間にか終電を逃した。 久々に終電を逃した気がする。 泊めろーッと半ば脅迫的に毒ももんが邸にお邪魔。 朦朧としながらかなり観念的な話をして、スライド的にガンダムの話をして、寝た。九時くらいに。 つーか、翌水曜日の九時までおしゃべりって、どういうことだ。すげえ。 毒ももんがくんの容赦ない毒にそれなりにうぐぅ、とか思ったが、かなり楽しい時間を勝手に過ごす。 次はアレだ。小説読んで、僕という「ケース」の話してくれよう。 なんて弱気に日記で懇願してみたり。 日記という枠を破壊する行為。要するに、日記をつかって語りかける僕のこの態度をどう思うか。アナーキーか。 答:別に。 …うぐぅ。 |
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二十五日水曜日 | 一言 | 「アナタのオートマータ」 |
毒ももんが邸から昼過ぎにお暇。 家に着いて、おなかを減らせて気絶しそうになりながらとりあえず寝る。 ところでひとつ思うのだけれど、最近の200円ガチャガチャはどうして女キャラのパンツまで作ってあるのだろう。 スカートはいてるキャラは大体、スカート別パーツで作ってあるのはなぜだ。 作りが精巧になりつつあるということかな。つーか、それって聞いてはいけなかったか。 というあたりで、昼過ぎにはまたもや勘違いによるライブドア非難を展開。 メールサーバ落ちてんのかよぅくそう、という風に歯噛みしたが、ただのメンテだったらしい。ビバ早とちり。 ちょっとすげえ恥ずかしくなって困る。 というわけで今日からテレホ復活の予感。 なんていっている間に旅行出発の日が近付いて来ていたり。 |
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二十六日木曜日 | 一言 | 「わたしとあなたのせいかつ」 |
少し引用。 >> 私はこのわれわれがたがいを愛し合うように生まれ育ち、そして体内にその遺伝子を持っていることを主張したい。 だがこの遺伝の指令は遠くから聞こえる音楽のようなもので、われわれの中には耳の遠いものもいるため、そうした愛から遠ざかってしまうこともある。 社会というのは喧しいもので、われわれのつながりやわれわれ自身の音も打ち消してしまう。 かくて耳の聞こえなくなったわれわれは戦いに向かい、全くの聾となって熱核ミサイルを作る。 とはいえ音楽は絶えずそこにあって、もっと耳を傾ける者が増えるのを、じっと待っているのだ。 >> ルイス・トーマスという人の言葉らしいのだけど。 これを引用して僕が言いたいことというのはつまり。 待たれたらこたえたいよね、ということだ。 別に愛の遺伝子云々なんてどーでもいい。嘘。どうでもいいってことはないけれど。 つーか、密かに感動したのだけれど、それを共有してくれとにじりよるのは趣味じゃないので。 |
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二十七日金曜日 | 一言 | 「わたしと寿司」 |
昼まで眠って、夜は弟の誕生日祝いに寿司を食べに行った。 値段の書いていない寿司屋だったけれど、なんだか不安感もなく。 久々に楽しく会食。 …したつもりだったけれど、いつの間にかやっぱり雲行きは怪しくなり、かろうじてお酒の力で乗り切った気もする。 ザ・進路トーク。 家族が外で食事をするといつもろくなことがない。 今日はとても良いほうだったと思う。 そうそう。サークルでは一年生が二人入部したらしく、単純にめでたかった。 後輩の作った映画を見せてもらうがなかなか良くて、少し自分も作りたい気持ちになる。 けれど、今は小説があるから。 |
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二十八日土曜日 | 一言 | 「やすみがとれたら」 |
朝から仕事をこなして、夕方に帰宅。 なんとなくぼやぼやとして、恋人に久しぶりに電話をした。 明日の夜、恋人の家に向かうことになった。 遠くに離れていると、時々恋人のことが気にかかって仕様がない時がある。 けれど、これはこれ、それはそれだ。 荷物をかばんにつめて、さあ、行こう、なんて夢を見ながらきっと眠る。 それは割と幸せなのかもしれないなんて思いながら、すこしぼんやりとする。 |
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二十九日日曜日 | 一言 | 「出発の日」 |
夜行バスはとても混んでいて、僕はずっと窓の外を見ていた。 走る高速道路の高い灯りがずうっとむこうまでつづいているのを見て、道の果てなんてものを想像してみたり。 ノートを広げて書き物をする余裕がないときに限って小説のことや詩のことを考える。 本当は存在していない双子の弟の夢を見た。 |
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三十日月曜日 | 一言 | 「善通寺巡り」 |
六時半に到着して、しばらく辺りを散策した。 辺りは雨が降っていて、とてもきれいだった。護国神社が見つかったので雨宿りをしながら持って来た本を読んだ。 雨がやむまで座っていたら、なんとなく落ち着いた。 気持ちのざわざわするものが綺麗に静まる。 ぼんやりと自分がものを書く理由について考える。やっぱり、理由なんてなくたっていいのかなあなんて思う。 多分それは「前向きな開き直り」なんかではなく、心と体が外に開かれたからそう思うんだ。 世界に神様がいるなんていうのはきっと、都合のいい考え方で、十中八九逃げ道でしかないのだろうけれど、あえて思う。 僕たちは(おそらくは神様から)それぞれに生きる道が与えられているのだと思う。 押し付けられたわけではなく、決められたわけではなく、ただそこに定まった生きる道が最初からある。 それを僕は肯定したいと思う。意味も、運命も全て飛び越えて、肯定したい。 僕たちは「与えられた子供達」なのだ。 そんなことを考えながら恋人が迎えにくるのを待つ。 |