４月パンチ！


一日日曜日 一言 「桜トンネルを抜けて」
午後になって時間が空いたので散歩に出る。
おなかがすいていたのでお弁当をもって、川沿いに出かける。
気分転換だとか、理由をつけて逃げてばかり。
ブロックにすわってハンバーガーを食べて、ジャンクな気分で写真を撮った。
疲れるまで歩こうと思ってひたすら歩いた。
桜はちょっと、目に痛くて困った。
帰りになんだかやりきれなくなってノート（紙ですよ。念のため）を衝動買いした。また。
前から目をつけていたノートなのだけれど。つい。衝動買い。
草原の写真がとても綺麗。
自然よりもヴァーチャルな自然に憧れる。
それなのに僕は体を脱ぎ捨てたくない。桜トンネルを抜けて、僕は自分のからだを意識する。
一人で歩き回って、一人で生きられないことを意識する。幸せは関係性の中にしかない。
関係性の環から遠ざかって初めて、僕は僕であることを確認する。
二日月曜日 一言 「パーティーパーティー？」
なんだかいろいろなものを置きっぱなしにしている気もする。
いろいろ、いろいろだ。自分のことをするのが怖いのかもしれない。
きっと、だからいろいろなものに手を伸ばしているのだ。自意識を拡散させれば自分に向き合わなくて済む。
きっとそれは楽な生きかただ。僕はその生き方を肯定しないつもりでいる。
なのに、少しづつ流れている気がして、恐ろしい。
…追いつまっているなあ。自分。
午前中に家具を買って、夜からは友達の家に遊びに行く。
六人で集まって、お酒を飲んで、ごはんを食べて、笑う。
僕はどういうわけだかはやく酔っ払ってしまって、三時くらいには寝てしまったようだ。
ようだというのも、よく覚えていないからだ。
「君にはなにがあるの？」
そんなことを言われる夢を見た。
三日火曜日 一言 「赤裸々嘔吐生活今日は入学式」
朝目が覚めたら気持ちが悪かった。
もちろん嘔吐。乗り物に弱いと吐き慣れているのでこういうとき、便利だ。
そんなに飲んでないんだけどなあ、なんて考えてみても嘔吐。
家主の友達には迷惑をかけました（ちゃんと所定の位置で吐いたけどそゆことではなくて）
この場を借りて謝罪。…って見てないよね。こんなページ。まあいいや。
電車に乗った時がとてもピンチで、乗って降りて吐いて乗って降りて吐いて。三回途中下車の旅。
とてもぐったり。帰ってきたらライブドアつながんないし。
しかも今日は入学式。新歓行かなきゃ。うぐ。死。駄目です。行けません。
ぐったり寝る。明日、部屋の模様替えをしよう。
夜はくだらないテレビを見て、すごく気が滅入ってしまう。お前呼ばわり君呼ばわり使い分けるのって、すごく嫌だ。
どうして、みんな「正直」とか「けじめ」とか「本音」とか、そういう陽性の言葉だけで酔えてしまうんだろう。
人を傷付けたり全てを正当化できるなんて、どうやったら辿り着くんだろう？
はぁ…。
なんだか、言葉に向き合う自分が馬鹿馬鹿しく思える気がする。なんか鬱だ。やだなあ。
四日水曜日 一言 「模様替えと気分と愛」
一昨日から恋人と連絡がつきません。
まあ、そんなことはどうでもいか。ホントはよくないけどね。
ネットゲームでの知り合いが、空でつながってるって、すごくいいことを言ってて。
コペルニクス的な言葉ではないのに、なんか、勇気付けられると思う。
今朝は恋人が元気に新しい家から職場に向かう姿を想像しつつ二度寝したり＜駄目じゃんか
うーん。
一昨日買ってそのまんまにしておいたスチールラックを組み立てて、ちょっと理想の部屋に近づけるために奮闘。
昼から始めて夜になるまで整理整理整理。
一仕事終わって恋人に電話しよう、なんて反射的に考えてちょっとだけ愕然としたり。
昨日と今日を切り離すのに精一杯で、そこまで気が回らなかった日。
そろそろネットゲーの方のページ、作んなきゃね。ふう。
なんて言っていたらさっき恋人から電話がありました。電話がつながらないんだって。まだ。
心配だったのも解けて、ちょっとネットに顔を出したり。
少し上向き。
五日木曜日 一言 「二度寝お昼寝」
昨日早く寝たのでどういうわけだか朝の九時に目が覚める。
少し場違いな雰囲気で朝食を食べて、少しメールの返事なんかを書いて、もう一度寝た。
なんだかとても気持ちがよかった。
立ち直りつつあるような、ただ押し込めているだけのような。
とにかくもうそろそろ学校も始まるらしいし。
明日は学校に行こう。
そんなことを考えながらテレビを見ていた。
絵をかきたいなあなんて思いながら小説を書く。
いつの間にか絵のことを忘れている。
そういうものだ。そういうものなのだろう。
六日金曜日 一言 「どーせ3日坊主ですよ。ＢＯＳＥ！」
あーっと。
昨日の夜、眠いのに「双生児」なんて見たせいか眠げ。
下北沢によってゴーグルを購入。偽二輪乗りの完成。みんな笑えー。
ついでにいきなりお酒飲んでたりして。みんな笑えー。
つうか、漫画を購入。ついふらふらとファンレターメールなんか書いたりして。ちょっとだけネットに感謝。
たぶん、切手を貼る頃になると、少し出すのをためらったりしてしまうんだろうね。
なんだかすごい時代に、なったものです。
良性の連鎖を信じて僕らも行こう。
チョコなんて食べてる場合じゃないや。

特記事項。
身体測定を二年ぶりにしたら身長がすこし、縮んでました。
まさか、これはブラックジャックを呼ばなくては…？
七日土曜日 一言 「ちょっとだけ愚痴」
書こうかと思ったけれど、別に日記じゃなくていいや、とか思ったけれどやっぱり。
最近の大学生の書く小説はやたら男と女が一緒にいたらすぐセックスだ、っていうのを思い出してなんとなく鬱になった。
自分がどうであれ、世間にはそういう風に見られてるんだよなあ、って感覚は僕の戦意を高揚させ、同時に落ち込ませる。
なんというのだろう。
どこかで、そういうステレオタイプの大学生は量産されている。
されてるよなあ、なんて思って僕はさらに落ち込む。
ちょっとだけ、今の女子高生とかの気持ちがわかった気がした。
「僕は違う」
と主張することのむなしさ。そう主張すればするほど逃げていく本質。
いっそ僕は平凡な学生です、って言えることが幸せになればいいのに。
どうして僕たちが自分を見る目はこんなに、偏見に満ちているのだろう？やっぱり少しかなしい。
八日日曜日 一言 「サバイバルしつつ日は暮れて」
ひたすら遊ぶ日。
外で遊ぶのなんて、本当に年単位で久しぶりじゃないかな、なんて思う日。
とても楽しかった日。汗をかいて、笑って、とても健康な気分だった。
昨日実は眠る時間を間違えて、一時くらいに目が覚めてしまって、しばらくネットで遊んでいたりして寝不足だったのだけど。
最近僕は遊んでいない。そう思った。部屋の中にこもってうじうじしたり、へこんだり、勝手に高揚したりしている。
自分が今どんな状況にあるのか。
遊ぶべきだとか、充電すべきとか、寝るべきだとか、自分のコンディションを把握できる人はかっこいい。
健全に遊べる大人はかっこいい。
健全に遊べる大人になろう。そんなことを思った夜。でも今はおなかいぱーいでもう眠い。寝ようっと。
九日月曜日 一言 「なんとなく飢え死にしそう」
なんだか四六時中腹をすかせている気がする。
けれど今日はアルバイトついでにお昼が食べられたのでラッキー。
というか、食べてないわけではないのだけど。もちろん。
食事と食事の間が不規則なのがいけないんだと、無理矢理こじつけてみた。
朝食から昼食までの間は大体４−５時間。昼食から夕食までは６−８時間。夕食から朝食までは十二時間くらい。
これじゃあ、そりゃおなかすくよ。
なんていいつつ。
今日は色々となんでもなかった日。
ただ筋肉痛と歩きすぎで体がだるい。もっと運動しよう。日ごろから。
つかちょっとした疑問。
携帯で２ショットチャット、というのはどこまで意味があるんだろう？パケ代？
十日火曜日 一言 「あ。引き落とし日」
先々月の給料が、確か振り込まれてると思うんだけど。
それに頼って残高確認しないという必殺技は可能でしょうか。危ないでしょうか。今日は電話代引き落としの日。
しかも給料が振り込まれていたら嬉しくなってその足でゲーム買いに行く可能性が高い僕は死あるのみでしょうか。
ひい。
八方塞。
でもとりあえず残高照会にいくことに。時間、間に合うのかな…。
なんて思っていたら案の定。
給料・ザ・未振込み。
勘弁してよホント。なんて思いつつ家に帰る道すがらとても風が強くて、桜が散っていた。
風に舞う桜の花びらはとても美しく、少しの間僕は呆然としていた。
けれどその風景のせいで給料未振込みがチャラになるわけはない。そこまでロマンチストではないですよ。
だからはやく給料、くれつーの。
あんまり頭に来たからまだ七時過ぎだけど今日の日記、おしまい。けー。
十一日水曜日 一言 「半径四メートルの世界」
布団にくるまって今後のことなんかを考えていたら、急にすごく厭世的になって。
二週間先までの予定で僕は窒息しそうになっている。
全部放り投げて逃げたい。
絶対に行動に移さないくせに、僕はそれを夢想する。
僕はきっと焦っている。きっとその一言に尽きるのだ。
跳ね返して生きよう。そう思っても現実はしっかりと僕の半径四メートルを包んでいる。
人の声が聞きたくて、恋人に昼間っから電話をかけたりして、ものすごく自己嫌悪。
まるでうっとうしいやつみたいじゃないか。
文字に全てをささげることも、恋人に全てをゆだねることも出来ない僕は中途半端。
音楽が聞きたいと思っても、空回りする「sweet sweet smile」が、まるで皮肉のように聞こえる。
結局のところ、僕は僕を知る全ての人に依存して、頼りきって生きているんだ。
僕はそんな人たちに何を与えられるんだろう。
書くしかないのかな。
勇気は湧かないけれど、書くしかないんだろうなんて、ぐるりと回って元のところに戻ってくる。
いつか僕が死んで、体を焼かれる時に煙突からのぼる煙がなにか、漢字に見えればいい。
そんなことを考えながら今日も僕はモニターに向かうんだ。
十二日木曜日 一言 「不調」
困ったのは。
不調だから。
なんだか一日中眠っているような気分。
朝は早く目が覚めるのに家から出ないのは、きっとお金が壊滅的にないせいなのだろうけれど。
人と喋りたくてしょうがないのだけども、今喋るときっと支離滅裂なことを口走って最終的に凹むのが分かっているから。
ただ、色々なことを考えながら過ごす。
きっとゲームとか、恋人だとかに逃げられればいいのだけど。
そんなことをしても。
不調だから。
受身で生きている。
十三日金曜日 一言 「お酒は…だから…」
はーい。
酔っ払ってます。お酒のもたらす偽者の全能感の中でお伝えいたします。
関係ないが、ガールハントって、和訳すると少女狩りじゃないのか。
関係ないが、親父狩りというのは英訳するとミスターハントじゃないのか。
ミスタードリラーは和訳するときっと穴掘り氏。どうでもいい上に面白くありません。
でもいいの。酔っ払ってるから。
…
……って、ここ、日記じゃん。書くとこ間違えた。
十四日土曜日 一言 「十四日の土曜日という映画はどうか」
なんてことはきっと世界各国のバカな方がすでに何万人も考えついたことであるからしてもう忘れることにします。
そんなことはさておき、いちにちずっとプレステに耽溺した日。
布団を干して、干しあがるのを（変な日本語）待ちつつプレステ。ペルソナ２。罪。
まー。僕がやってるゲームなんてどうでもいいですね。ガンパレを裏切りました。
昨日の日記を見返して、うへえこれなんすかー、なんて思ったけれど、昨日はそれはそれで楽しかったのを思い出して。
自分・不問。
後から読み返して添削できる日記というのも、なんだか変な話で。
さかのぼって過去を改変するという京極の言葉も、なるほどそういうわけか、なんて思ったり思わなかったり。
意味を蹴っ飛ばして僕は行く。
ただ書きたいからかいてるだけ。人間、背中に目はないですから。それが強み。
十五日日曜日 一言 「罪」
いやあ、いまさらペルソナ２の話なんですが。
出た当初は罪と罰で１セット？かっこいいなあ、なんてほのぼの思ってましたが。
いざゲームをはじめて、ぼんやり思いました。
これって、インパクトあるタイトルだなあ。と。
タイトル画面に降って来るのです。「罪」という字が。
なんか僕悪いことしたっけ？と少し悩んでしまうこと請け合い。
罰編になったらこれが「罰」って降ってくるわけで、やっぱりゲームを始める前に僕は少し凹むわけで。
漢字のインパクトってとても強い。
毎回ゲーム始める前に少し笑います。いきなり「罪」って言われてもなあ…ゲームは罪か、やっぱり。なんて。
ゲーム自体はとて面白いんですが。ロードも気持ちいいくらい長くて。

そうそう。「十四日の土曜日」というのはきっと小粋なフランス映画です。そうに違いない。今決めた。

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