2月20日
感傷的に。
えー。これを書いたのは高校二年の頃。
けっこうすげい昔ですね。恐竜がまだ歩いていた頃の話です。
その頃僕は基本的に学校を休みがちで、授業をサボって保健室に入り浸るようなこどもで。
まあ、いわゆる何もできない、何も判らないこどもだったわけです。
その頃僕が凝っていたのは、神社だかの階段をひたすら上って、ふ、と振り返ることでした。
ここでほんの少しバランスを崩してしまったら、下まで転がり落ち、間違いなく、死ぬなあ。
そんなことを思って、少しぞっとし、同時に言いようのない不思議な感じを覚えていたのです。
生きているということは、それだけで綱渡りで、危うい。
殺すとか殺されるとか死ぬとか一生塀の中で暮らすとかそういうことは、常に僕たちの隣にいる。
本当にそう思っていました。
その頃の精神状態を如実に表すような、陰鬱な小説です。
一時期この原稿を探してた時期があったんですが、そのときには見つからず、
今になってひょっこりと出てきたのでアップすることにしてみました。
ううん。
言い訳編
ええと。
確か、これを書いた頃に「人を殺してみたかった」とか「なんで人を殺しちゃダメなんですか」とか。
そういうのが流行ってたんですね。確か。うろ覚えだけど。
それに対する僕なりの答えとして、書いたものです。
って、偉そうだなあ自分。
文体もちょっと偉そうだし。露骨に日本文学を意識してる感じだし。
うん。
恥ずかしいぞ。