昨日より空に近づく高さにてシーツ汚せば木星の重力
少しだけ雲が近くに見える朝寝覚めの吾に名前などない
投げ出した退屈日和 待つだけのひとは上手に人を待たせる
責められて猫になるきみ陽だまりのなかでは僕に勝ち目はないな
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Photograph by Emi Komagata
Tanka by Toshiaki Azuma, Takako Kuroki, Rin Ekuni, Rie Satoh, respectively.