ブチルシール(未加硫ブチルの押出し加工品)| 沖本ゴム工業株式会社

ブチルシールの概要
(両面接着弾性シーリング材)

①ブチルゴムを主体とした押出成形シーリング材です。
②耐薬品性、耐候性にすぐれているため、あらゆる分野にご使用可能です。
③用途により各種サイズ、形状をそろえております。
④現場での施工性が容易で且つ完全なるシーリング効果を発揮します。
⑤油性コーキング、液性シーリングに変わる弾性と粘着性を有する画期的完全防水シーリング材です。
⑥乾式工法で施工できるので作業性がよく工費が安上りです。
⑦加硫ゴムの弾性と、パテ状シーリング材の加塑性を同時に兼ね備えた性質で、いかなる形状の物体へも接着して完全防水体となります。
用途:マンホール、ボックス、共同溝等コンクリート製品の目地防水として、又ガラス廻り、屋根、床等のシーリングテープとして使用。
ブチルシールの概要画像
左:シート状/右:紐状

ブチルシールの製造方法

ブチルシールの製造方法は、混錬加工、押出加工、打抜加工、の工程に分けられます。 混錬加工では、ベースのゴムと充填剤、粘着剤、等の配合により混錬します。ミキシングロールとニーダーという設備を使用します。これらの処方によりゴムの固さや粘着性、比重等の性能が調整できます。またゴムの種類を変更することで白、グレー、ピンク、等の着色も可能です。被着体に合わせて色を合わせることが可能です。 押出加工では、混錬した材料を所定の寸法に成形するための加工です。口金を制作することで様々な形状や寸法に対応することが可能です。ところてんを押出すのと似た加工方法です。設備は押出機を使用します。当社では5インチ押出機1台、3インチ押出機4台を保有しています。 打抜加工では、抜型を制作することで様々な形状への対応が可能です。 また、スポンジ入り等の特殊加工も可能です。これはクロスヘッドを使用した加工技術を使用します。
筒状のブチルシール写真
スポンジ入り

ブチルシールの形状

沖本ゴム工業では、丸、四角、台形、等様々な形状での加工が可能です。押出加工であるため幅や厚みの調整が可能です。当社では300mm幅まで対応が可能です。厚みは最大5cmとなりますが一般的には3mm~5mmです。
様々なブチルシールの形状
様々なブチルゴム

ブチルシールの機能

自己粘着性があり防水性、止水性、が主な機能です。また、対候性、耐薬品性にも優れるので屋外での使用や海水が掛かる用途等でも使用されています。
逆にブチルシールは保持力が低いため、壁に物を接合する等の用途には向きません。その場合には通常のアクリル系の両面テープをお勧めします。
沖本ゴム工業のブチルシール概要・基本物性
配管などでのブチルシールの用途
防水工事現場のイメージ

沖本ゴム工業はブチルシールを社内で一貫生産

沖本ゴム工業株式会社は、埼玉県吉川工場でブチルシールを一貫生産しています。
自社工場内に生産に必要な設備を全て保有しているためユーザー様の様々なご要望に対応することが可能です。
沖本ゴム工業の保有設備
沖本ゴム工業株式会社の本社社屋
本社加工場

ブチルシール物性表

試験項目 試験条件 #110
ブチルゴム
#150
ブチルゴム
#260
ブチルゴム
成 分 配合重量 コルク紛
粘着剤
炭酸カルシウム
粘着剤
鉄粉
粘着剤
比 重 水置換 1.1±0.1 1.5±0.1 2.6±0.1
針入度 25℃100g5秒
10t×50×50
65±10 60±10 55±10
接着性 1/2圧縮
200mm/分引張
1.0 ㎏/㎠以上 1.2 ㎏/㎠以上 1.2 ㎏/㎠以上
耐熱性 80℃
24時間後の状態
硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし
耐寒性 -30℃
24時間後の状態
硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし
耐水性 常温水中浸漬
24時間後の状態
溶解・フクレなし 溶解・フクレなし 溶解・フクレなし
耐候性 ウェザーテスター
250時間後の状態
硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし 硬化・亀裂なし
吸水性 常温水中浸漬
24時間後の状態
3 WT%以下 1 WT%以下 1 WT%以下
高低温安定性 常温→40℃→150℃→常温
各2時間後の状態
溶解・フクレなし 溶解・フクレなし 溶解・フクレなし