<FirstImpression>

　昔ながらのうどんを食べたい方に。

　

　穴場うどん本「恐るべきさぬきうどん」の1巻目のトップバッターとして紹介されている山内さん。名前の通り本当に山の中というすごいロケーションにありますが、有名になり過ぎてもはや観光地化（＾＾；。日曜祭日には車の整理までしています。真の村おこしとはこういうのを言うのではないか？

　ここのうどんはきっと他県では食べられないタイプでしょう。とにかく固い！そして素朴な感じのうまさ。しかし噛みしめるほどに味が出る、、、きっと昔のうどんは、うどんの原点はこんな感じじゃなかったのか？と思わせるうどんです。うどんもダシもチョーうまいうまい！メニューはシンプルで「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」と、かけうどん3種類と「湯だめ（釜揚げみたいなものだが、一度水でしめたものを再度加熱）」「冷やしつけ」などだけ。それにお好みでトッピングを乗せて食べます。そのトッピング、、、天ぷらなども独特なもので、さらにコロッケがこんなにうどんに合うだなんて僕は初めて知りました。

　はたまた驚くのはうどんの作り方。全て手作業なだけでなく（今は「手打ち」と言っても機械で作ってる方が多数です）、なんと！釜の火は「薪」で焚いてます、、、店の裏には薪が山積み。なんでも火力がガスとは違うらしく、これでないとおいしく茹であがらないそう、、、う〜ん凄い！（ここは江戸時代か〜っ（＾＾；）水も山の湧き水を使っているそうで、、、うどんまで自然満喫です。

　本場香川にはこんな穴場なうどん屋もあるぞ〜っという、典型的なお店。あなたもうどんマニアへの第一歩をここから歩みだしましょう。さらに味だけでなく「友達を驚かせるに最適」という実力の持ち主です。是非体験してみてください。