九州場所 十一月九日ー二十三日
初日
六場所連続休場し、今場所に復活を目指す横綱武蔵丸が高見盛を速攻
で下して復帰初戦を白星で飾る。一方、カド番大関の魁皇が闘牙には
たき込まれ、武双山も土佐ノ海に寄り切られて黒星を喫する。
二日目
大関昇進を目指す若の里が栃東と対戦し、物言い、取り直し後の一番
で苦し紛れの引き技から寄り切られて初黒星を喫し、横綱武蔵丸が旭
天鵬に右に回り込まれ棒立ちになったまま寄り切られ、朝青龍も栃乃
洋に寄り切られて二横綱に土がつく。
三日目
六場所連続休場からの復活を目指す横綱武蔵丸が二日目に朝青龍を下
した栃乃洋と対戦するものの前に出る気力もなく力なく寄り切られて
早くも二敗目。栃乃洋は歴代三位に並ぶ十個目の金星。
四日目
三日目に栃乃洋に力なく負け、進退問題で崖っぷちにたたされた横綱
武蔵丸が貴乃花に引退の引導を渡した安美錦と対戦し、立会い張り手
を放つ激しい相撲で安美錦を寄り切って連敗を脱出し、二勝二敗の五
分にする。
五日目
四日目に連敗を脱出して二勝二敗とした横綱武蔵丸が得意の右を差し
て攻め立てるものの土俵際で玉乃島に突き落とされて逆転負けで三敗
目を喫す。一方、朝青龍に髷を掴まれ反則勝ちしたことのある旭鷲山
が琴光喜をはたき込みで下して五連勝。
六日目
「ケツがデカくなった」と師匠の玉の井親方(元関脇栃東)に言われる
ようになった大関栃東がこの日ももろはずから一気の寄りで旭天鵬を
退けて六連勝。十両では四日目に黒海の髷を掴んで反則負けを喫した
五城楼が潮丸の髷を再び掴んで十両では初めての一場所で二度の反則
負け。
七日目
第六十七代横綱武蔵丸が土佐ノ海と対戦し、土俵際まで攻めるものの
右かいなをたぐられて逆転負けを喫し現役引退を決める。武蔵丸の引
退で元関脇高見山(東関親方)元大関小錦(ハワイアン歌手・KONI
SHIKI)元横綱曙太郎(K−1格闘家)と人気を集めてきたハワイ
出身力士がいなくなる。
八日目
大関栃東が激しい相撲で栃乃洋を押し出して八連勝。中日での勝ち越
しを決める。日本相撲協会が横綱審議委員会の新委員を映画監督の山
田洋次氏に委託することを決め、理事会で承認する。