九日目
タイガースが十八年ぶりに優勝を決めたこの日、大関魁皇が旭天鵬に敗れて
三敗目。
十日目
本場所に入ってから報道陣の質問に答えず、支度部屋でも目を閉じ沈黙を守
っている横綱朝青龍が琴光喜を豪快につり出して十連勝。一方、魁皇はこの
日も小手投げの悪い癖が出て、朝赤龍に寄り切られて三連敗で四敗目を喫し
連覇は絶望。
十一日目
カド番の大関栃東が親交のあるタイガース星野監督の胴上げを見て刺激を受
けた、と話し先場所敗れた時津海を寄り切りで下して八勝目を挙げ、ガド番
を脱出する。一方、先場所優勝の魁皇は「痛めた右腕は関係ないが体が軽く
感じる」と、元気なく八日目から四連敗。
十二日目
全勝の朝青龍が若の里の上手投げに背中から土俵下に落ちて初黒星を喫し、
沈黙を破り「ちくしょー」と呟く。四連敗の魁皇も「休場は考えてないが国
技館になにをしに来ているのか分からない・・」と話し、この日も元気なく
琴光喜に寄り切られて五連敗。
十三日目
前日、若の里に敗れて初黒星を喫した朝青龍がぎこちない相撲で栃東に寄り
倒されて連敗。取組後、支度部屋で「二日間ぐらい腰が張ってて、腰が立っ
てるどうしようもない・・」と、呟くように重い口を開く。
十四日目
二連敗した横綱朝青龍が立会い右に大きく変わる相撲から下手投げで千代大
海を破り、休場明けでの四度目の優勝を決め、「腰が痛かったし、スタミナ
も切れたし、集中力も足りなかったけど優勝は嬉しい」と沈黙を通した11
連勝中とは打って変わって心境を話す。
千秋楽
先場所、優勝し今場所横綱昇進の足がかりを作りたかった魁皇が結びの一番
で前日優勝を決めた朝青龍と対戦し、もろ差しになられて寄り切りで敗れて
十五日間出場して初めての負け越し、来場所はカド番となる。テレビ朝日(N
ET)で放映されていた大相撲ダイジェストがこの秋場所千秋楽で放送を終わる。