夏場所 五月十一日ー二十五日
初日
横綱昇進を目指す千代大海は旭天鵬に出足を食い止められるものの横にいなして
からの素首落としで白星スタート。大関魁皇は栃の洋の下手投げに、武双山は高
見盛の巻き落としにあっさりと敗れる黒星スタート。
二日目
初日黒星のカド番大関武双山がこの日も元気なく旭天鵬に寄り切られて二連敗。
同じく大関魁皇も二連敗し、休場明けの栃東にも土がつく。
三日目
全勝優勝が横綱昇進の条件、と北の湖理事長が発言する中で綱取りを目指してい
る大関千代大海が高見盛の左指しからの突き落としに土俵に落ちて初黒星。
四日目
前日、大関千代大海を破って全勝の高見盛が時間一杯に気づかず、いつもの気合
入れの儀式が出来ぬまま立ち上がり、あっさりと魁皇に右上手を許し寄り切られ
る。これで全勝は「勝つことが痛めた半月板の痛み止め」と話す出島と朝青龍。
五日目
この日35歳の誕生日を迎えた琴ノ若が修学旅行で相撲観戦に訪れた郷土、山形
の中学生の声援を受けて海鵬を上手投げで下す。「十両に落ちたら引退」と、言
う史上一位の金星16個を記録を持つ幕尻の安芸乃島も霜鳥を寄り切って三勝目
をあげる。
六日目
高見盛の仕切り前のしぐさに思わず笑みを浮かべてしまったものの横綱朝青龍が
力強い相撲で寄り切り全勝を守る。カド番大関栃東が旭天鵬に寄り切られて三敗
目、もう一人のカド番武双山も土佐ノ海の上手投げに土俵に転がり四敗目。
七日目
川風に乗って三社祭の賑わいが聞こえ、今場所初めて満員御礼の垂れ幕が下がっ
たこの日、カド番大関栃東は貴ノ浪に得意のおっつけも効かず引っ張り込まれ、
外掛けに背中から土俵に落ちて四敗目。
八日目
横綱昇進に僅かな望みを残す大関千代大海が若の里に押し倒され、横綱昇進が完
全に消える二敗目。カド番大関栃東は取り直し後、出島を引き落として三連敗は
免れるものの同じのカド番の武双山は玉乃島に寄り切られて五敗目。その武双山
と栃東が九日目に対戦する。